ギター弾き語り

harimaya2017-03-31

近所の老人館で久しぶりにギター弾き語りをした。
お年寄りたちは戦中、戦後を生き抜いた人たちで
演奏したのは戦後間もなくに流行った歌謡が多く
美空ひばり藤山一郎近江俊郎、春日八郎など
古い人間同士のお付き合いなので戦後の歌謡は
心の通じ合う同世代には流行歌は欠かせません。
老人たちと話をすれば内容は全て昔の苦労話で
相槌を打っているうち、病気の話に変わっていく。
仕方のないことか・・自分も以前は楽譜を見ないで演奏できたが、もう暗譜は無理になっている。
歳取って忘れるのは天の配剤、自然の摂理で哀しいけれど哀しい歌を楽譜見ながら歌っていた。

隠居の独り言(1585)

昨今の国会の学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題に絡み改めて国会って何のために
あるのかを考えさせられる。我が国を良くするために国政を話しあうための場でなかったか。
国政を疎かにし、つまらない人を裁くための国会なのか。何のための国会であり何のための
議員報酬なのか、きちんと説明してほしい。近隣諸国の圧力が益々迫っている昨今の現状に
与野党ともに緊張感の無さに、一人の国民として抗議したい。裁判ごっこをしている場合か!
国会は立法の場、裁判所は仕置の場、内閣は行政の場という三権分立をみんな忘れている。
本来は今回の事案は裁判所であるべきで当事者の籠池氏は嫌疑者として出廷すべきだろう。
そして国会議員たる者、こんな小さな事件を政局の具にしては国会議員の名前が泣いている。
とくに野党は森友学園を繰り返し荒涼とした不毛な論争を続けようとしているが、後半国会は
テロ等準備罪法案(世界の殆どが施行している)、天皇の譲位に関する法案、働き方法案、
衆院の区割り法案など重要法案が目白押しで国会の役目が果たせないとは情けない限りだ。
もういい加減にしてもらいたい。でも今回のつまらない事件を取りあげている日本のことを
外国で取り上げるのも殆どないし、外国の政治家が巨額の富を貯めても諦めるのが常識で、
日本人の道徳の国民性が地球上にやたらとあるわけがない。そう思えば気持ちも救われる。