2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1378)

「男らしい、女らしい」の言葉がある。言葉の背景は「男は強くて逞しく経済力がある」 「女は美しく優しくて素直である」大抵はこんなイメージだが男と女、どちらが強いかは 両方育てた母親が最も知っているはずだ。自分も子供や孫の面倒をみたが圧倒的に 男…

蛍の光

今日25日は二葉小学校の卒業式。 子供たちは6年間の思い出を胸に 小学校を去っていく。入学した頃の 幼い面影は消えて溌剌と成長した 少年少女の晴れの姿を見せていた。 みんな卒業の式辞、卒業の歌など どんな気持ちで話して聞いて歌って 卒業式を感動し感…

隠居の独り言(1377)

今年の確定申告も終わったが、遺産相続の税率が本年度から基礎控除が少なくなり 実質、増税となっている。今まで一般の家庭なら相続税に縁がなかったが、これまで 相続財産6000万円まであった控除税率の遺産相続税が本年から一挙に40%オフの 3600万円以上に…

菜の花

暑さ寒さも彼岸までの言葉通りに冬将軍が遠のいた。 浜離宮恩賜庭園では黄色い菜の花が咲き、来園者を 楽しませてくれる。ここは、まさしく都会のオアシスで 2020年・東京五輪に迎賓館として活用されるという。 自分は司馬遼太郎ファンだが著書「菜の花の沖…

隠居の独り言(1376)

数十年来の友人が亡くなって通夜に出席した。若い頃YMCAで歌った友人だったが 通夜には仲間の一人も来ていない。現在、仲間たちは或いは病み、或いは亡くなって 友人の葬儀に出ることも叶わなくなっている。若い日にYMCAコーラス部に入った時、 50人ほどの生…

三ノ輪・浄閑寺

運転免許証の書き換えで台東区下谷警察署に出かけた。 下谷警察に行くには地下鉄日比谷線の三ノ輪駅に近いが 三ノ輪に浄閑寺という寺がある。江戸時代の安政大地震で 大勢の遊女が葬られた。ここは江戸時代の吉原遊郭に近く 「投げ込み寺」という別名があり…

隠居の独り言(1375)

中国の報道では王毅外相は3/2日、北京を訪問したロシアのラブロフ外相と会談し 中露双方で今年行われる対日戦勝70年の記念行事を機会に関係強化をするという。 日本と戦争をした相手は蒋介石率いる中国国民党であり、現在の共産党政権でない。 サンフランシ…

河津桜

東京・木場公園の河津桜が満開になっている。 原木は静岡県伊豆の河津から来たというが 今では木場公園の大横川散歩道に咲き誇り 木場の名物になっている。近くに友人がいて 毎年楽しませてもらっているが今年も見事だ。 俗に「桜6日、菊10日」という。花の…

隠居の独り言(1374)

過ぎても昨日のような2011年 3月11日、東北地方三陸沖大地震から4年が過ぎた。 先だって阪神・淡路大震災20周年が巡ってきた矢先に東日本大地震の恐怖が蘇る。 言うまでもなく地震は天災だ。地球の活断層の動きの何万年かをかけて日本列島の 地形が造られた…

東京大空襲

3,10は4年前の3,11と1日違いなので影が薄いが 大地震は瞬時的な災害であっても戦争は長く厳しい。 東京大空襲から70年が過ぎた。体験者にとっても 時間の風化は避けられないが戦争世代は忘れない。 3,10,AM10時、墨田区震災記念堂で慰霊の式典に 秋篠宮さま…

隠居の独り言(1373)

子供の頃に教会の聖歌隊に入って歌っていたのは前にも触れたが、今も好きな歌に 賛美歌312番「いつくしみ深き」がある。原詞は「いつくしみ深き 友なるイエス」だが 小学唱歌に「星の界(よ)」がありメロディーは同じで歌詞は「月なき美空に、きらめく光 あ…

三年生を送る会

卒業式も間近いが墨田区・両国中学で 全校生で「三年生を送る会」が催された。 この度、孫娘が両国中学校を卒業する。 先生の挨拶、在校生の送辞、卒業生の 答辞などの行事を終え全員で合唱した。 卒業式は、卒業生と保護者だけなので 学校全体のお別れであ…

隠居の独り言(1372)

春は恋の季節だ。寒い日もあるけれど昼間が随分長くなって春はそこまで来ている。 天気のいい日は小鳥が囀り、蝶が舞い花も咲きはじめ自然もウキウキしているようで 自然とともに春は人も恋の季節に違いない。自分は最晩年なので恋は今更の歳だが 美しい女性…

池上梅園

東京の梅園も数々あるが池上梅園は素晴らしい。 正月も過ぎて梅の時期になると出かけたくなって あちこちと山の神と出るが以前に行ったところは 気持ちの新味に欠け大抵は初めての場所に行く。 池上本門寺の西隣にあたる閑静な梅園で丘陵の 斜面を生かした園…

隠居の独り言(1371)

3月に入った。田舎から上京したのが昭和24年3月(1949)だったから70年近くなる。 あれこれ履歴を重ね、両国に店を構え40年になるので人生半分をこの地で暮らした。 芸能人で同年輩の大橋巨泉氏は両国の生まれで彼は「こうなるともう、下町の情緒は 感じられな…

雛節句

明日は3月3日、女の節句のひな祭り。 この雛壇は長女が生まれた40数年前、 人形の町・岩槻で買い求めたものだが 今は子から孫へバトンタッチされている。 長い月日が経つと、お雛様もヌシになり お内裏様を尻に敷くように鎮座している。 でもこうしてお雛様…