2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

バカヤロー解散

昭和28年2月28日、当時の首相、吉田茂が社会党の西村栄一と衆院予算委でやりあった。 「日本の総理大臣として答弁してもらいたい」「無礼なことを言うな!」 「何が無礼だ、答弁出来ないのか、君は」「バカヤロー!」 このひとことでワンマン宰相は地に堕ち…

TV

今年の風邪はなかなかにシツこい。先日のバイキンが完全退去と思ったら 一部居残りを決めたらしく、熱は無いのだが咳がときどき出て歌う練習も ままならず。諦めて蜂蜜のお湯と抗生物質を飲んでひたすら寝てTVを見た。 音楽番組では「越路吹雪」や「プラター…

梅切らぬ馬鹿

桜は枝を切ると木の衰弱が進んでよくないが 梅は無駄な枝を切ると花実が付いて良いらしい。 しかし、なにも植物に限った事ではないことで 社会に生きていく過程で無駄を省き大切なものを 剪定することが自らを成長するは言うを待たない。 まして年を重ねて一…

夕方の公園

いつもの夕方の公園の風景はジジババたちがが犬の散歩のお供をして 近所の他愛もないうわさ話やヨメのわるくちに今日も一日が暮れていく。 気が付けば子供たちの歓声が無い!どこへ消えてしまったのだろう。 今どきの娘の大半は現在の暮らしには大満足とかで…

夕やけ小やけ

夕焼けの富士は今の季節が最も美しいが 西がどんなに夕日が赤く染まっていても 今の子供たちは見ようとしないし親もまた 自然にたいしての季節の関心がまるでない。 TV番組を構成するアホどもが夕方に集中的 にマンガアニメを流して子供をTV中毒にする。 自…

おしゃれ

ニッポン放送の経営権を巡ってライヴドア、フジ、ニッポンが 金融庁、裁判所まで巻き込んでマネーゲームの泥沼の争いをしている。 経済、民事とことだから我々はなにも口をはさむことはサラサラないが ハナモチならないのはライヴドアの社長のオシャレ感覚に…

雪の朝

今から70年前の1936年2/26日の今日も東京では 雪の朝だった。陸軍の一部皇道派将校に依って 起こされた日本史最後のクーデターは齋藤内相 高橋蔵相など要人を暗殺して、鎮圧はされたが 其の後、彼らの路線を引き継ぐ軍部が世界の潮流 に逆らってやがて日本を…

冴え返る春

「冴え返る春の寒さに降る雨も、暮れていつしか雨となり 上野の鐘の音(ね)もこおる細き流れの幾曲がり末は田川の入谷村」 これは清元「忍び逢う春雪解」だが、南風と北風が交互にくる春の季節を 「冴え返る」と表現している。今の季節には一番の言葉かもし…

伊豆の春

先日の越後屋さんのつれづれ日記に「伊豆紀行」が http://d.hatena.ne.jp/dozzy/載せられていたが、 温暖な春の伊豆ほど幸せな日本の原風景を醸し出して いる場所と情景は他には見られないものがある。 梅、桜、菜の花、ばらなど花々、新鮮な魚の美味しさ 湯…

猫の恋

一昔前まで今頃の春の宵は猫たちのプロポーズの声で賑やかだった。 最近の彼らは去勢でもされたか自由恋愛もままならず可哀想な気がする。 人間の勝手で姿かたちも変えるなんて動物愛護と云うのは一体なんだろう。 本来犬や猫は自然に中で気ままに生きていた…

春一番

東京は今朝から南風に乗って、春一番が吹き始めました。 ♪雪がとけて川になって 流れて行きます・・・♪ 昭和50年代の始めにキャンディーズが歌った大ヒット曲。 私は年甲斐もなく、スーちゃん(田中好子)が好きだった。 「あなたに夢中」「年下の男の子」な…

春の気配

病に臥して一日中庭を眺めているとときどき鶯のカップルが姿を見せて 気持ちを癒してくれる。でも一度もホーホケキョを聴いた事がない。 この季節は一日二分のペースで昼が長くなっているのだそうだが 鳥のさえずりは気温の上昇より日の長さに合わせているら…

鬼の霍乱

私としたことが不覚にも風邪を引いてしまった。 クシャミ、鼻水、咳、発熱、悪寒等のフルコース。 三日三晩は38度線を突破して布団の中でガタガタ 震えていた。病院のインフルエンザ検査は(−)と でたので安心だったが今回の風邪は台風に譬えれば 超A級の…

ああ上野駅

♪どこかに故郷の香りをのせて 入る列車のなつかしさ♪ 井沢八郎の歌碑が駅の正面に建ち、啄木の歌碑が新幹線入り口にある。 「ふるさとの訛りなつかし 停車場の人混みの中に そを聴きにゆく」 今では新幹線の始発駅が東京駅になって上野駅は途中駅になった感…

上野の西郷さん

今から128年前の明治10年2月17日西郷隆盛は 桐野、村田らとともに薩摩藩士と鹿児島を発つ。 兵員総数13000人。西南戦争の始まりである。 閑話休題(それはさておき)私にとっての西郷さんは 15才で上京してから上野の山へはよく遊びその都度 いつも…

経費節減

江戸時代も後半ともなると幕府はじめ各藩は天文学的な大赤字に苦しんだ。 「武士は食わねど爪楊枝」の言葉のように家来にも給料が払えない藩が続出。 それでも、なかには上杉鷹山、調所広郷、河井寸翁、綱島直正等々の家老が出て 財政破綻を救った。彼らに共…

年貢の納めどき

TVなどで水戸黄門が悪事を重ねた人を捕らえたとき 「お前も年貢の納めどきじゃなぁ・」で幕が降りる。 私たちはなにも悪い事をしていないのに、この時期に なると容赦なくいろんな名目を付けられて徴収される。 まぁ納税は国民の義務だから私も喜んで?納め…

釈迦入寂の日

つまりお釈迦様の命日。今から約2500年前にインドのヒマラヤの王子として生まれ 16才で結婚、3人の子供をもうけるが29才で出奔、苦行して菩提樹の下で座禅をして 35才で悟りを開いたという。人間の苦労や恐怖心は「生老病死」とされるが、それを 超越すれば…

狸と狐

今は人間社会も情報化時代になって狐狸(こり)の出番も無くなったが 江戸の昔はよく化かされたらしい。若い衆が土手を歩いていると川の舟から 「お兄さん寄ってらっしゃい」と娘が呼んでいる。舟に招かれて差しつ差されつ その娘とアワヤというときに突然舟…

初午

二月の「午の日」は全国の稲荷神社で祭礼が 行われるが、東京では落語「王子の狐」で有名な 王子稲荷が参拝客多く縁起物の「火除けの凧」を 買い求める人で賑わう。社殿の奥の森の中には 狐の穴があってお祈りと興味半分で列が長く続く。 ご本尊は「大宣都比…

MY FUNNY VALENTINE

義理チョコがいつの日か本物になり其の後、義理に戻った友人を知っている。 男と女が恋愛をはじめて、そりゃ最後まで愛を貫ければなにも言う事はないが チョコだって最初、口に入れれば美味しいが、しょっちゅうだと飽いてくる。 「マイ・ファニー・バレンタ…

BIRTH DAY

今日は孫の誕生日。9年前の娘の爺へのバレンタインプレゼントは 初孫でした。今は元気はつらつワンパク盛りの小学三年生です。

VALENTINE DAY

ものの本によると古代ローマ時代に若い兵士が 女に慎みがないのは宜しくないと結婚を禁ずる。 憐れんだ司祭のバレンティノがひそかに多くの 兵士を結婚させるが知れて死刑の宣告を受ける。 獄中で看守の娘と親しくなるが死ぬ前に彼女に 「あなたのバレンティ…

建国記念日

♪雲にそびゆる高千穂の高根おろしに草も木も なびきふしけん大御代を仰ぐ今日こそ楽しけれ♪ 私が小学校のころ、明治節、天長節と並んで最も重要視された 祝日の紀元節はどの家にも日の丸が掲げられ子供心にも日本人として 生まれた幸せや学校からいただく紅…

ベサメムーチョ

昨日は熱海の演奏会でベサメムーチョを歌った。 この歌は何度歌っても素晴らしさは譬えようがない。 太公望は「鮒釣りに始まり鮒釣りに終わる」と言うが ラテン歌手は「ベサメに始まりベサメでね」と呟く。 その作曲したメキシコのコンスエロ・ベラスケスが …

ドストエフスキー(1821-1881)

政権転覆の罪で死刑判決を受け白衣を着せられ柱にくくられて 目隠しされ、いよいよ銃殺の瞬間、太鼓が鳴り皇帝の恩赦で中止。 これは映画のドラマではない。実際に彼が革命サークルに加担して 経験した事実でその後10年シベリアに流される。彼28才の出来事だ…

帽子

♪俺は村中で一番モボだと言われた男・・ 山高シャッポにロイド眼鏡 ダブダブなセーラのズボン♪ おなじみエノケンの「洒落男」の歌詞だが 戦前の盛り場など、ひとの大勢集まっている 写真を見るとほとんどの男性は思い思いの 帽子を被ってお洒落を楽しみ無帽…

北朝鮮

今日、北朝鮮とサッカーの対戦がある。政治とスポーツは 別と言われても、理屈では分かっているつもりだが感情は そうもいかない。曽我さんのお父さんが無念にも亡くなられ 横田めぐみさんの遺骨は別人のものとか、何と言っていいか 言葉もない。経済制裁を…

ギターと仲間たち

2/6日の日曜日は千葉ギター界の新年会にお招ばれ 参加してきた。フルコースの食事のあと、仲間たちの 演奏や歓談など普段の娑婆の世界を忘れて遊び呆けた。 趣味仲間は実にいい。価値観や目的が共有できる友は しがらみや利害関係とは無縁でこころおきなく話…

針供養

二月八日は事納めの日で、今日で正月行事は全ておしまい。 明日からは普通の日々が始まる。そしてこんな日が針供養の日。 昔は今日は針仕事を休んで一年使った針を豆腐やこんにゃくに 刺してお世話になったこの道具に感謝の意味を込めて供養する 一年の最初…