TV

今年の風邪はなかなかにシツこい。先日のバイキンが完全退去と思ったら
一部居残りを決めたらしく、熱は無いのだが咳がときどき出て歌う練習も
ままならず。諦めて蜂蜜のお湯と抗生物質を飲んでひたすら寝てTVを見た。
音楽番組では「越路吹雪」や「プラターズ」をやっていたが昔の曲はいいねぇ。
懐古趣味とは言いたかねぇが、今はどうしていいのが生まれないのだろう?
それは今の若い人たちが子供のころのTVやアニメに夢中で生きた実体験がまるでない、
「生きた虫に触れない」「どろんこ遊びや木登りがない」「ガキ大将がいない」等々
生きた音楽は生きた経験から生まれたものであり、愛の音楽も失恋して哀しみが伝わる。
喜びも悲しみも映像からの移入でなく実体験を積ませる努力をお母さんや学校の先生に
切望してやまない。あなた方は「はやりもの」に流され過ぎる。まして子供たちに携帯を
持たせたり、学校のPC教育などとんでもない。二度とない幼児期にいい経験を積ませたいとつくづく思う。
TV、携帯なんて大人になってからで充分だ!