2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1019)

今日1月30日は亡父の命日だが、それと共に今年は父の生誕100年にあたる。 父は大正元年の生まれだから大正の元号でいえば大正100年ということになる。 士族の流れをくむ父は子供への躾けが厳しく反抗もしたが行儀作法や教育など 少しは自分の中に残って父親…

手打そば

冬は生蕎麦の美味しい季節だが やはり手打そばが堪えられない。 銀ブラをしたとき時々寄る店は 銀座三越新館10階の「箱根」で 手うちの加減や蕎麦つゆの味は 味覚を充分に満足させてくれる。 揚げたての魚介類のかき揚げや 秘伝の味噌もなかなかの美味だ。 …

隠居の独り言(1018)

通常国会で野田総理は消費税増税の決意を述べた「耳あたりのいい事を言って 国民の歓心を買う政治ではなく選挙が厳しくなるかも知れないが辛いテーマも 理解いただける政治を日本に作れるかの正念場だ」とても立派な発言だと思う。 でも「耳あたりのいい」「…

雪景色

東京も一昨日の夜は雪が降りしきり 朝には一転眼を射る銀世界となった。 街々が白いデコレーションのように 普段の景色と違って雪は格別美しい。 夜深々と降る情景と静けさもいいが 朝キラキラと陽射しに輝く雪化粧は 年に一度あるかないかの特別の日で 花嫁…

隠居の独り言(1017)

「平家物語」は平安時代末期に武士階級の源氏と平家の二度に亘る戦いで平家が 勝利をおさめ平清盛をリーダーとし平家一門が今までの貴族政権に取って代わり 権力を独り占めにして栄華を極め、その勢いは「平家にあらずば人にあらず」と 称するほどに驕り高ぶ…

菜の花

初花とは、その季節々々で最初に咲く花で 初春の候は、とりわけ葉の花が候補だろう。 菜の花が「春の七草」に入っていないのは 解せないが、せり、なずな、すずな、など 春の七草は観賞して愛でる秋の七草に対し 食べて味わう楽しみがあるのも春らしい。 先…

隠居の独り言(1016)

少しでも有名になれば政治家も経営者もスポーツマンも芸能人も大変な世の中だ。 人の目があり重箱の隅をつつく能力に長けた人がウヨウヨし、しかも一瞬にして 世界中に伝わる装置があるから少しの失敗も人の前で頭を搔きながらゴメンでは 済まない社会になっ…

新車

齢と共に車の運転の細かいアプローチが 難しくなる。特に道幅の細い道の運転や 狭い駐車場の出し入れなどは苦手になる。 最近では高速道路や広い道路を走行して 他車の速いスピードに追い付けないのも 若い時の反射神経が鈍ってきたと感じる。 今は注意力が…

隠居の独り言(1015)

日本の現在の皇室は国家の象徴的存在であるが過去を遡れば2000年以上前の 神武天皇以来900年前の平安時代までは実際に国を治めていたのは天皇だった。 当時は政治を司る天皇を助けたのは貴族達で今の政府にあたる朝廷を組織して 日本を治めていた。平安時代…

西新井大師

今年の初詣は西新井大師で手を合わせた。 東武線・西新井から支線が出ているので 便利なのでお年寄りがいつもいっぱいだ。 大師様として関東では川崎大師と並んで 正月の初詣は大勢の人達で賑わっている。 大師様は弘法大師(空海)を祀ってある お寺さんだ…

隠居の独り言(1014)

消費税論議が活発だ。民主党も自民党も消費税10%にし社会保障に充てるという。 今の制度のままでは年金や健保などの社会保障費が年々1兆円ずつ増えているから 増税しないと財政が破綻する。理由は分らぬわけではないが消費税UPには反対だ。 消費税を上げな…

富嶽八景

新しい年の快晴の日に霊峰富士を目指して 車を走らせた。富士は秀麗な形の美しさで 昔から日本人の心のシンボルになっている。 中央高速道から大月インターを左折すれば 雄大な富士が真正面に迎えてくれるようだ。 山に吸い込まれるようにアクセルも軽いが …

隠居の独り言(1013)

大河ドラマ「平清盛」が始まった。世にいう源平の合戦の物語なので面白そうだ。 生きると云うのは厄介なもので誰もが欲望のために人の上に立ちたがり、やがて 強いものが階層を作り身分制度が出来ていく。古今東西おしなべて人間の闘争は 弱肉強食が当たり前…

成人の日

街々は華やかなハタチの若者で溢れている。 彼らを見て改めて成人とは何かを考えるが 実際「成人」とは二十歳でいいのだろうか? 戸籍の上では二十歳=成人となっているが 大抵のハタチは大学生で親のスネカジリの 最中で大人の権利には早過ぎやしないか? …

隠居の独り言(1012)

みなさま明けましておめでとうございます。今年は閏年でいつもの年より一日得した 気になるが歳を重ねると日々が愛おしく一日でも多く体験できると思うだけで嬉しい。 「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」一休が詠ったとされるが 人は桜…

一般参賀

正月二日は家族一同で皇居の一般参賀に出かけた。 今年は日柄もよく少し寒かったが無風だったので 人々は気持ち良く二重橋を渡って皇居に参賀した。 参賀の人は天皇陛下から正月のご挨拶を受けたが 陛下は今年で78歳になられてお歳を召されたが とてもお元気…