2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(727)

大河ドラマ天地人は死を迎えた秀吉(笹野高史)に、諸侯たちは動揺隠せず 次の政権を狙う有力大名の権謀術中の高波に揉まれているが、その背景には 妻・おねね(富司純子)と、側室・淀(深田恭子)との「女の戦い」がある。 おねねは太閤秀吉の正妻として従…

衆院選

戦い済んで日が暮れて・昨日の衆院選は 予想通り、民主党の圧勝で幕を閉じたが、 これでよかったのか、これが国のためか、 終わって、国民は迷っていないだろうか。 それにしても長すぎる衆院選は終わった。 でも、その割りには心躍るテーマも無く 与野党の…

隠居の独り言(726)

衆院選挙も愈々二日後だが、約400年前に行なわれた天下分け目の関が原を 彷彿させる。日本が東西真っ二つに分かれて戦った合戦は僅か半日で決着が 着いたが、それまでの根回しの策略では東軍の徳川家康が西軍の石田三成を 上回り勝利を収める。石高も家康の2…

Happy Birthday Ren

時の経つのは早いもので小学1年の 三男Renが7歳の誕生日を迎えた。 生まれた時、自分はガンの治療中で 入院していたから、思い出も深いが 初めて彼を抱いた時は柔らかい肌の 暖かさで命の大切を貰った気がした。 5人兄弟の4番目だからいろいろと 苦労も多い…

隠居の独り言(725)

衆院選挙のマニフェストの一つに年金問題があるが社保庁の宙に浮いた記録の 未解明問題が先走りそれを追求するのが国民の受けがいいとみえ、それのみで 今の若い人達が将来受け取るはずの年金問題の戦略がどの党も書かれていない。 今、年金を受け取っている…

花壇

近くの横網公園の花壇はお色直しをした。 デザインは何故か民主党旗に似ているが これも流れのひとつなのか?衆院選での 新聞等の前評判は民主圧勝・自民惨敗の 記事ばかりだが、果たしてそうなのか? 前回の郵政選挙では大衆は熱にうなされ 票が集まったが…

隠居の独り言(724)

蒲生氏郷という知勇兼備の才能を持った武将がいた。織田信長(吉川晃司)が 将来性を見込んで自身の娘を嫁がせるほど将来を嘱望されていたが秀吉の代で 氏郷を会津若松城にしたのは彼への警戒心と奥羽全域を監督する意味で重責を 一任していた。その氏郷が京…

夏休みの終りに

最近は恒例になっているが夏休みの終わりは 都内のホテルに家族で泊まることにしている。 孫たちは夏休みの宿題の総仕上げの段階だが ここで休符を入れてエンディングにまとめる。 ジジは手伝えないが励ましの言葉だけかける。 ここのAホテルの部屋の眺望は…

隠居の独り言(723)

日々の習慣とは恐いもので、しばらくブログ日記を休んでいると怠け癖が 付いて、いつものヒントや物事の好奇心さえ失われているのに気付く・・ これはいけない、何事も継続は力なり、改めて思う昨今にまた書き始める。 今年の夏は天候不順や孫たちの受験の準…

蝉10日

今年の夏の天気はともかく変だ。 学校の夏休みも終わりに近づいて やっと晴の日が続いたと思ったら 朝晩は涼しくなって、今秋初めて 庭からコオロギの声が聞こえた。 蝉の合唱は夏の風物詩の主役だが 人の耳にはアツイー、アツイーと 聞こえても♂蝉にとって…

隠居の独り言(722)

夏休み最中は人も車もまばらで東京の空気も新鮮で深呼吸したい気分になる。 世間の夏休みは会社や学校が一斉にお休みタイムに入るが、季節商品を扱う 業界にとって秋冬物の最盛期とあれば世間一般に合わせることは不可能だ。 仕事に追いまくられてスケジュー…

夏本番

今年の夏はなんだか変な天気が続く・・ 天気ばかりか地震や豪雨の天変地異の オマケ付き、地震、雷、火事、親父は 江戸の怖いもののベストフォーだが、 そのうち親父はすっかり影を潜めた。 そにせいか親父のようにガンガン強く 照りつける夏の高気圧が弱く…

隠居の独り言(721)

「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川」この狂歌は 信長、秀吉、家康の三人の戦国時代から江戸時代までの彼らの歩んだ様々な 時の流れを詠ったものだが中々妙を得ている。歴史を楽しむ者にとり各々の 時代の好みはあっても、とにかくこ…

DUO AMISTAD

MANUELさんとDUOを組んで二度目の 演奏は京成ホテル・ミラマーレで7日夜に 行なわれた。多くのミュージシャンが集り 少しアガリ気味の自分の演奏でもその場を まとめたのは美しいレキントの音色が歌を 盛り立てラテンの雰囲気を醸し出していた。 今回はメキ…

隠居の独り言(720)

瀬戸内寂聴の「現代語訳・源氏物語」を読んで、主人公の光源氏が恋する 年上の女性の多さに平安の昔は女性上位の時代だったのかと思ってしまう。 最初に恋した藤壺は5歳年上、正妻の葵も4歳年上だがそれに飽き足らず 愛人の六条御息所は7歳も年上なのに驚い…

朝顔

夏の花、朝顔が毎朝可憐な姿を見せている。 「あさがおに、つるべ取られてもらい水」 加賀の千代が詠った昔の風情はもう無いが 井戸、滑車、つるべ、ポンプはもはや死語、 井戸水の冷たい美味しさも、もう戻らない。 井戸端会議の近所付き合いも水道の普及と…

隠居の独り言(719)

夏になると今では風物詩のようになった新聞やTVの戦争の悲劇や懺悔・・ 見聞きするたびに思うのは遠い過去の暗い話しはもういい加減にしてほしい。 マンネリのように叫ぶのは、二度と戦争はしない、平和に徹する、究極は 自衛隊も要らないという。理想は結…

好古園

夏の暑い盛りで人間は参っているのに 元気のいいのは百日紅で、白や桃色の 花びらが暑さをよそに咲き誇っている。 ここの門を潜れば姫路城傍の好古園で 複数の武家屋敷跡を整理したものだが 池泉回遊式の純日本庭園は素晴らしい。 庭の設計と共に京都から数…

隠居の独り言(718)

今太閤と謳われた昭和の大人物・田中角栄は新潟県の農家の出身で子供の頃の 生活は極貧下を余儀なくされる。満州の関東軍で飯を食い除隊後は建築会社を 営み成功するが、それに飽き足らず戦後には政界に入り出世街道をひた走る。 無学歴で首相まで上り詰めた…

古橋廣之進

昭和24年に日本の国際水泳連盟復帰が認められ 廣之進ら6選手が全米選手権に招待されて参加し 400m、800m、1500mで、世界新記録を樹立し アメリカで「フジヤマのトビウオ」と絶賛された。 24年といえば自分が上京した年だが日本全国が 敗戦で打ちひしがれ、…