2009-08-07から1日間の記事一覧

隠居の独り言(720)

瀬戸内寂聴の「現代語訳・源氏物語」を読んで、主人公の光源氏が恋する 年上の女性の多さに平安の昔は女性上位の時代だったのかと思ってしまう。 最初に恋した藤壺は5歳年上、正妻の葵も4歳年上だがそれに飽き足らず 愛人の六条御息所は7歳も年上なのに驚い…

朝顔

夏の花、朝顔が毎朝可憐な姿を見せている。 「あさがおに、つるべ取られてもらい水」 加賀の千代が詠った昔の風情はもう無いが 井戸、滑車、つるべ、ポンプはもはや死語、 井戸水の冷たい美味しさも、もう戻らない。 井戸端会議の近所付き合いも水道の普及と…