2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1079)

ロンドン五輪が始まったが開会式の前に日本サッカーの男女それぞれが大国カナダと 無敵艦隊スペインを破ったニュースは日本中を狂喜させ愛国心が一つになった瞬間だ。 愛国心と云う観点からすれば五輪ほど素晴らしいものは無い。政治勢力の右翼も左翼も 商売…

隅田川の花火

花火といえば両国、両国といえば隅田川花火。 花火の元祖は戦国時代のノロシといわれるが やがて江戸期の平和な世の中になって花火は 夏の夜空を彩る庶民の楽しみの一つになって それが現代に継がれ、隅田川の夏の川開きに 花火が定着した。夕方になると多数…

隠居の独り言(1078)

今週から学校は夏休みに入ったが 孫たちは塾通いに忙しい。塾は夏季講習とやらで 普段の月より勉強時間が多い。通う塾の場所が遠距離なので爺も車で孫の送り迎えを 手伝っている。親とすれば現在の世の中が不景気なので少しでも高い偏差値をめざし 有名大学…

ペペスライブ

昨夜は気の合ったラテン仲間とペペスライブを堪能した。 バンドを結成して40年の経歴を持つトリオロスペペスは 日本のラテン界で長きに亘るトリオの老舗で彼らをおいて 戦後のラテンは語れない。その昔トリオロスパンチョスが 来日した時も共演して喝采を浴…

隠居の独り言(1077)

歴史にイフは無いが源義朝(玉木宏)が平治の乱を起こさなければ公家政治が 続いただろうし清盛(松山ケンイチ)率いる平家の時代も無く後の鎌倉時代も 戦国時代も考えられず日本史も大きく変わっていただろう。乱ののちの処置も 清盛は歯向かった敵の源氏を…

ラテンライブ

暑い夏には何よりラテンが似合う。ラテン音楽は カリブ海一帯からラテンアメリカの広大な大陸の 異人種のルツボから自然発生的に生まれたもので 中南米文化の傑作だろう。ラテンアメリカは白人、 インディオ、黒人相互の間に多数の混血が生まれ 南欧の旋律、…

隠居の独り言(1076)

小学校で英語の勉強が必修化され高学年になると授業が始まる。たしかに世界の 共通語は英語が主流で仕事や観光など海外へ出かけて英会話が出来れば楽しいが だからって英語を教えるだけで秀でた教養人や国際人に育つのとは別問題と思う。 勿論英会話が出来る…

梅雨明け

17日に気象台は関東地方に梅雨明け宣言した。 宣言の数日前から酷暑で参っているところに 梅雨が明けたと言われると余計に暑さが増す。 人間は勝手なもので梅雨の最中は鬱陶しいと 愚痴をこぼしていたのに梅雨が明けたら次は 暑い暑いと愚痴を連発して気分を…

隠居の独り言(1075)

大津市で昨年秋にイジメを受けた中学2年の男子生徒が自殺した事件は真に由々しい。 学校や市教委に警察の異例の捜査が入ったが何か月も経って捜査が遅すぎるのでは・ 同級生3人が男子生徒の両手を縛り口に粘着テープを付けて暴力を振るったらしいが それだけ…

忍城

梅雨末期の天候は地方によって豪雨になり、かたや 前線の南のエリアではうだる猛暑で身体が絶え難い。 こんなとき涼しげな古城の趣きが暑さを忘れさせる。 ここ行田の忍城三の丸の天守だが何度訪れてもいい。 城郭全体が芸術品だが、とくに石垣の上に聳え立…

隠居の独り言(1074)

人はスローガンが好きだ。民主党を除籍された小沢一郎元代表とそのグループ49人は 新党を結成した。党の名前は「国民の生活が一番」どこかで聞いたセリフだと思ったら 3年前の衆院選のポスターに鳩山一郎の顔の右下に同じスローガンが書かれてあった。 キャ…

京成ホテル・ライブ

12日に久しぶりに京成ホテルのレストランで ライブを催した。ここしばらくはお呼ばれの アトラクションライブが続いたが今回演奏は 気分も新たに企画して新曲も入れて臨んだ。 第一部Duo EsperanzaはManuelとKeikoの 二人で10年余りのコンビを組んでいるので…

隠居の独り言(1073)

地球上の生物で人間だけが嘘をつく。余りに嘘が多いのでお寺の坊主が説教をした。 「嘘をつくとあの世で閻魔さまに舌を抜かれる」童話の中でもウサギを騙したタヌキは 最後は泥舟で沈められる。ピノキオは嘘をつくと鼻がどんどん伸びて長くなっていく。 人生…

のぼうの城

休日に遊んだ行田市の蓮の里の展望台から見た 田圃の中で描かれた絵は秋に公開される映画の 「のぼうの城」の宣伝画で地元の人の話しでは 田植えの時にデザインをして稲を植えたという。 行田市観光のシンボル、忍城(おしじょう)は 1590年に豊臣秀吉が北条…

隠居の独り言(1072)

昔の子供歌に「いろはに金平糖、金平糖は甘い、甘いは砂糖、砂糖は白い、 白いは兎、兎ははねる、はねるはバッタ、バッタは青い、青いはオバケ、 オバケは消える、消えるは電気、電気は光る、光るはオヤジのハゲアタマ」 誰もが歌った愛唱歌だが、最後のハゲ…

古代・蓮の里

♪ひ〜らいた、ひ〜らいた、何の花がひ〜らいた れんげの花がひ〜らいた・・童謡に唄われる花は 春の野に咲くレンゲソウでなくハスの花だそうだ。 「泥(でい)より出でて、泥(でい)に染まらず」 汚泥の中で育ったのに信じられないほど清らかで 美しい花を…

隠居の独り言(1071)

ロシアのメドベージェフ首相が北方領土の国後島を訪問したという。そのうえで 「北方四島はロシアの固有の領土であり一寸たりとも譲りはしない」と言明した。 ロシアは日本のみならず他国への強硬な恫喝外交は年中行事で今更動揺もないが 弱小国を傷つけて世…

信任状贈呈式

所用で皇居前の日比谷通りを通りかかった際に めずらしい景色に遭遇した。皇宮警察騎馬隊に 先導された古式ゆかしい馬車が通りに止まって おずおずと馬車から降りてきたのはアフリカの 民族衣装を纏った新任大使と、その一行だった。 各国の大使は日本に着任…

隠居の独り言(1070)

先月に陛下の従弟で「ひげの殿下」として知られ三笠宮寛仁さまが66歳の若さで 亡くなられた記憶も覚めやらずうちに、自分がとても好きだった尾崎紀世彦(69)が この世を去った。豊かな声量とダイナミックな歌唱力と、日本人離れした顔立ちで 魅了した彼だった…

お中元

今年もお中元のシーズンがやってきた。 今ではデパートから御得意先や親戚に 配送され味気ないものになっているが 自分が小僧の頃は品物を風呂敷に包み 旦那(社長)と一緒に得意様宅へ直接 挨拶と共に今後の取引の相談も兼ねた。 お中元やお歳暮は大切な商…

隠居の独り言(1069)

NHK大河ドラマ「平清盛」は源平の戦いの優劣を決定付けた平治の乱が始まった。 三年前の保元の乱の舞台裏を操作して巧みに朝廷を牛耳った信西(阿部サダヲ)は 政権一の実力者になったが、快く思わなかったのが後白河上皇(松田翔太)側近の 藤原信頼(塚地…

百合の里

初夏を彩る百合の花を求めて群馬県太田市にある 「百合の里」を訪れた。公園内に植えられた花は 何と150万輪とかで花弁の色と香りに圧倒される。 昔は菖蒲,紫陽花、百合など梅雨時期に咲く花は 山あい等で数輪がひっそり咲いていたのだろうが 今では各地方…