隅田川の花火

harimaya2012-07-30

花火といえば両国、両国といえば隅田川花火。
花火の元祖は戦国時代のノロシといわれるが
やがて江戸期の平和な世の中になって花火は
夏の夜空を彩る庶民の楽しみの一つになって
それが現代に継がれ、隅田川の夏の川開きに
花火が定着した。夕方になると多数の川船や
観光船がびっしり隅田川を埋め尽くしている。
観客数100万人!夏の花火では日本一だろう。
花火の趣きは夜空に咲く大輪を見る他に思いっきり大声あげてストレス発散にもなる。
玉屋ぁー、鍵屋ぁーの掛け声は有名だが昔は玉屋、鍵屋ともに知らない人がいなかった。
現代の隅田川の花火は川船に乗らないかぎりビルの谷間から覗くように見るしかない。
今年は夜空に聳え立つ東京スカイツリーのネオンとのコラボを見たい人で満員御礼だ。
夏の夜に咲く一瞬の糸柳、天空にとどろく炸裂音、酔いしれる江戸の華は素晴らしい。