2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1467)

甘利明経済再生担当相が週刊文春の報じた金銭授受疑惑の責任を取って辞任した。 言うまでもなくTPP交渉の重要閣僚だった甘利氏だが、つまらぬことで足を掬われた。 人間どこで落とし穴があるか分からないが、あまりにお粗末な秘書任せの失態だろう。 でも今…

冬木立

暦の上では、大寒の最中だが 近くの公園の枯れ木の一本にも よく見ると新芽が用意されている。 冬に草芽や木の芽が萌えるのを 冬萌えとされる。落葉樹の場合も 秋に葉を落とした後に、きちんと 次の準備をして冬場を越している。 誰も教えないのに木は偉いな…

隠居の独り言(1466)

テレビのあまり見ない自分でも数年前の番組の「きよしとこの夜」は欠かさず見ていた。 氷川きよし、グッチ、ベッキーの三人組の品よく纏められた歌番組で評判が良かった。 人間的にも三人は素敵だが、中でもベッキーは美人で頭脳明晰、品行方正で清純派の イ…

うそ替え神事

亀戸天神で催される「うそ替え神事」に詣でた。 鷽(うそ)というのは実際の鳥で幸運を招くとされ 今までの不幸をウソにして、幸に「鳥替え」して 正しい幸運を招く祈念する、ありがたい神事だ。 言葉遊びだろうが、そこは日本人の大らかさで 大勢の人が参拝に…

隠居の独り言(1465)

猫も杓子もスマホの時代になっている。いっぽうでは活字離れの時代と言われている。 調査によれば高校生の一日の読書時間が10分位とか、月に換算しても数時間だろう。 他のメディアの発達でスマホ、テレビ、ゲーム、漫画、刺激的なものまでいっぱいある。 本…

琴奨菊、優勝

国技館が久しぶりに興奮の渦になった。 日本人力士が優勝して、あれから10年・・ 十年一昔というけれど忘れかけていた。 やったぜ、琴奨菊。得意のがぶり寄りで 三横綱を総なめにしての優勝は文句なし! しかも千秋楽で拳を握り締めて見るなんて 日本中の大…

隠居の独り言(1464)

前項の続きのようだが、またも我子の虐待事件があった。3歳になる自分の子なのに 熱湯をかけ、あげく殺してしまった母親を何と言ってよいか分からない。殺されたのは 他人の子ではない。10ヶ月間をかけお腹を痛めて産んだ自分の子なのだ。それなら 最初から…

春夏物出荷

季節商品を扱う帽子メーカーは 冬のさなかは忙しかったけれど 16年度、春夏物生産のピークが 過ぎて最終出荷の終わりが近い。 毎年恒例の行事みたいだけれど とりあえずメインの注文が済んで 一息する。季節物はお得意先の 注文が重なってメーカーは忙しい。…

隠居の独り言(1463)

先日もイジメが原因と思われる小学4年の自殺があった。学校の対応は今まで同様、 校長と教育委員長による言い訳で終始「自殺に結びつける行動に気付かなかった」 「二度とこのようなことのないようにしたい」今まで同様のテレビを何回見たことだろう。 校長…

ロウバイ

府中市郷土の森は多摩川に隣接した自然豊かな場所で 中の梅園では早咲きから遅咲きまで各種の梅が咲き誇る。 今、ひと足早く梅園内ではロウバイの甘い香りが楽しめる。 散策路が整備された「ロウバイの小径」では冬空のもとで 春を呼ぶようにロウバイの黄色…

隠居の独り言(1462)

北朝鮮がまた核実験した。日本もアメリカも「駄々っ子北朝鮮」に善意で応じる失敗を 重ねてきた。拉致解決のため朝鮮総連の保護や送金の自由などしたし、アメリカは テロ国家支援国家指定を解除したのに、日米とも北朝鮮にアメを与えて裏切られた。 年が明け…

雪の朝

深夜からの雪が未だ降り続いて 朝寝覚めたら街全体が真っ白で 家の箱庭も雪化粧に念がない。 それはいいのだが困ったのは 通勤時の交通障害で毎朝乗る 綾瀬駅ではホームに人が溢れ そのうえ電車の到着が遅れて 乗客が乗り切れずに大混乱だ。 雪国の人から見…

隠居の独り言(1461)

前項の続き、今更だが今年は申年で、初詣は申を御神体としている日枝神社にした。 日枝神社の、その氏素性は、総本宮が比叡山東麓の坂本にある日吉神社で別称は 山王権現で日本全国に約2000社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮になっている。 伝説では大昔、…

七福神

東京下町に住めば正月行事には七福神巡り。 以前は律儀に徒歩で巡ったものだが最近は 歳のせいかバスツアーで巡ることにしている。 有名な谷中七福神巡りは田端駅AM10時に 出発して福禄寿の東覚寺から始まり最後は PM2時頃に不忍池の弁天様で解散のコース。 …

隠居の独り言(1460)

毎年正月一ヶ月は初詣の神社のハシゴをしている。今年も大晦日の近所の神社から 始まって2日は湯島天神、明治神宮、3日は赤坂日枝神社、乃木神社、東郷神社を 一周り、今月中に別の何社かに参拝しようと思っている。といって心から信心している わけでもない…

成人式

中国の「礼記」によれば、人は生まれ10年で「幼」といい 学問を始める。20年は「弱」で冠をつける。30年は「壮」で 妻を迎える。40年は「強」で仕官をする。50年で「艾」で 重要な官職につく。60年は「耆」で多くの人を指揮する。 70年は「老」で地位を若人…

隠居の独り言(1459)

自分は今年4月で83歳になる。昨年の日本人の平均寿命は女86.8歳、男80.5歳で、 ともに過去最高を更新し女性は3年連続世界一、男性は前年の4位から3位になる。 死因第一のガンが撲滅できたなら、もっと長生きして平均寿命100も夢じゃないという。 しかし、い…

年賀状

年賀状は日頃からお世話になっている方に 改めて挨拶をするには最適の機会だと思う。 なかには昔の習慣として年賀状そのものを 出さない人も増えているが私見として申せば 年初には一度は相手へ気持ちを文字にして 正月の良い習慣をいつまでも続けたいと思う…

隠居の独り言(1458)

今年もたくさんの年賀状を頂いた。出して頂いた方々に改めて御礼を申し上げたい。 何はともあれ、この年になると昔の友との年一回の賀状のやり取りで互い無事の証を 喜びあうのが何より嬉しい。けれど今年も数名の旧友からの賀状が不意に途絶えた。 これが「…

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。 晴れやかな一年の明けでございました。 ボクは今年83歳になりました。正月とは 歳を重ねることで、年毎に数字が増えて 正直、目出度くもあり目出度くもなしです。 あの世では、閻魔様が手ぐすね引いて ボクを待って…