2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年のブログも今日で終わる。今年で81年余を生きたが、その分多くの人に出会い、 多くの人と別れた。出会いとは不可思議なもので一期一会も、一生の付き合いもある。 旧友は残念ながらネットをしている人が殆どいないので年賀状が唯一の存在に思え 便りが来…
我が家の年末恒例は浅草寺にお参りをする。 雷門を潜り仲見世通りはいつもの混雑だが 人混みの雰囲気は、今に生きるひとりとして 今年も恙無く過ごせた証と思えてそぞろ歩く。 商店街の上を見れば新年飾りとして来年の 干支の「未(ひつじ)」の絵馬がお目見…
今年もまもなく終りで来年になれば歳を取らなくてはならない。自分は取りたくないと 言っても取らなくてはならないのが、この世の定め。歳なんて取らなきゃよかった、と 誰もがそう思うが歳を取るというのは未知の世界を歩むことで本来なら祝福ものだが 老後…
遥か遠い昔、聖歌隊で賛美歌を歌っていた。 ♪もろびと こぞりて むかえまつれ・・ 小僧の頃は帽子の生産でクリスマスどころで なくなったが、戦後まもなくの銀座界隈では イブの夜は多くの人がドンチャン騒ぎをして 開放感に溢れていた。クリスマスの習慣は …
今年のNHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」は自分の好みで近年になく良かったと思う。 主人公・黒田官兵衛が自分の故郷の姫路の出身であるという親近感もさることながら、 以前に司馬遼太郎の作品の官兵衛を描いた名作「播磨灘物語」を読んでいたので、 とても興…
銀杏の影が長い。今日は冬至、一年のうち昼の 時間が最も短い。でもこの日から再び昼が長く なりはじまるのを一陽来復という。冬至の別称だ。 いつも疑問に思うのは、なぜ冬至を1月1日に しなかったのか。一陽来復は元旦で良かったし クリスマスも暦の最初の…
2014年度のノーベル物理学賞を受賞された、赤崎勇、天野浩、中村修二の先生方に 心からお祝い申し上げたい。今回の受賞理由は「高効率青色LEDの発明」で、まさに 応用物理学分野からの受賞で日本の応用物理学会にとって大きな栄誉で誇りに思う。 先だって「…
年の瀬の浅草の歳時記にある羽子板市は 毎年12月17日より3日間、催されている。 場所は仲見世を通って、奥の浅草寺の脇で 羽子板の出店が並んで、お客の呼び込みに 声を枯らせている風景は毎年お馴染みだが そんな雰囲気に、歳末の気分がそそられる。 現代で…
やはりといえば、やはり。こんなものと思えば、こんなもの。自公の与党が圧勝をした。 結果は前評判通りの数字だと思う。野党の戦略の無さは、国会で「明治座での観劇」 「うちわ」など、国民生活に何の関係ない議論を続けていたこと自体、既に負けている。 …
昨日は衆院選と重なってしまったが、約300年前の 元禄15年12月15日の早朝に忠臣蔵お馴染みの 吉良邸討ち入りがあり、屋敷内で主・吉良上野介は 赤穂浪士47名に首を切られたが当時屋敷のあった 両国近くの住民としてはあまり気持のいいものでない。 上野介が…
今年も同世代の有名人が多くこの世を去った。高倉健、米倉斉加年、イベット・ジロー、 菅原文太など・・恥ずかしながら自分は若い頃、映画をあまり見ていないので俳優に 馴染みが薄い。それでも痛惜に想うのは山口淑子(李香蘭)の訃報を知った時だった。 李…
年末恒例、お歳暮の時期は百貨店の客になる。 昔、小僧をしていたころの、お中元やお歳暮は 店主の旦那と小僧達が品物を風呂敷に包んで お得意先に一年のお礼かたがた廻ったものだ。 挨拶の言葉も判を押したように決まっていたが 客と四方山話で景気の判断や…
今日12月8日は先の第二次大戦の発端となった真珠湾攻撃の日だが今の若者は 日米が戦争したということを知らない若者も多くなっている。これも時も流れだろうか。 学校の歴史の時間を学んだろうか。今の大学生の30%が知らないというから驚きだ。 戦後の日本…
春の桜の時期に公開された皇居内の乾通りは 再び秋の紅葉シーズンの5日間を公開された。 それにしても凄い混雑で、広い皇居前広場も 人人で日々、5万人以上の人が待って並んで 入口の坂下門に到着するまで時間が掛かる。 当日は天気も良く、雰囲気も広々して…
愈々衆院選、天下分け目の冬の陣が始まったが、経済とりわけ消費税増税の事案は 与野党の論戦などを聞くとして、自分はとりあえず最近の安倍外交について述べたい。 先の北京で開かれたAPECで日中首脳会談が実現したが話題を呼んだのは会談の 内容より握手を…
アベノミクス選挙という名目で衆院選がスタートした。 何かとアベノミクスを批判する人もいるが、デフレの 日本の経済を大きく好転させたことは、良しとしたい。 でも庶民にまで届いたという実感がないのも事実だ。 景気が万遍なく届いた時、アベノミクスが…
今日から12月。師走。年の瀬。なにも12月だからって時間が短くなったわけでない。 一年365日。12ヶ月。そのうちの12等分の1なのに、何故か気持ちばかりが忙しい。 それなのに今年は衆院選という余計なものまで飛び込んできた。候補者の気持ちは 分かるが街中…
休日は調布市にある深大寺を訪れた。 寺周辺はカエデの木々が今や盛りと 燃えるような赤色で道を彩っている。 晩秋を惜しむかのように大勢の人が 参道に溢れ小春日和を楽しんでいた。 ご存知、深大寺周辺は蕎麦の名所で 蕎麦屋が軒を並べている。丁度今は 新…