羽子板市

harimaya2014-12-17

年の瀬の浅草の歳時記にある羽子板市は
毎年12月17日より3日間、催されている。
場所は仲見世を通って、奥の浅草寺の脇で
羽子板の出店が並んで、お客の呼び込みに
声を枯らせている風景は毎年お馴染みだが
そんな雰囲気に、歳末の気分がそそられる。
現代では羽子板は遊び道具でなくなったが
昔のお正月に、なくてならない羽子板だった。
今年のスター羽生結弦錦織圭高倉健、等の顔が羽子板に描かれているのも面白い。
「ひとごにふたご、みわたしよめご、いつ来てもむかし、ななんのやくし、ここのまとう」
路地裏で、羽根付き歌を歌いながら、女の子たちの遊びに加わった幼いころが蘇る。
「若者は希望に生き、老人は懐古に生きる」今年も浅草の羽子板市を見られて幸せだ。