2009-01-01から1年間の記事一覧

隠居の独り言(766)

今年もあと4日、振り返ればブログを始めて早5年半を過ぎたが、ときどき 壁にぶち当る。こんな事をしていていいのだろうか?時間が勿体なくないか? ただ淡々と日常を書くだけでつまらない?ブログとは何の意味があるのか? これはマンネリそのものではないか…

!Vaya con Dios!

Player (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro)愈々2009年も大喜利で今年は音楽で締めくくる。 ♪〜二人の愛が消えていく、心静かに告げよう。 さよなら愛しいあなた、さよなら愛しい人よ! チャペルの鐘も哀しげに、別れを伝えるように。 さよなら愛しいあ…

隠居の独り言(765)

小さな、小さな零細企業の帽子製造業にも長引くデフレの波が押し寄せている。 来期の春夏物の受注の個別の単価の値下げ、そのうえに毎年のよう受注数量が 減ってくるのは企業収益に大きく響いている。製造業の生産拠点の外国依存は 時代の流れだから、ある程…

ピアノ発表会

孫のクリスマス恒例のピアノ発表会が 溝の口のホールで行なわれた。今年は 家から出演は二人で、小学1年のRが ブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」で この曲はピアノを習った誰もが弾いた リズムのはっきりしたマーチ風の曲、 続いて、小学4年のA子が弾い…

隠居の独り言(764)

NHK大河ドラマ「坂の上の雲」の流れは早く、第4回は「日清戦争」だが 日本に倍する兵力や装備を持つ清国の軍隊にどうして勝利する事が出来たか? それは民衆の国家意識の差で、日本は江戸時代には領民意識しか無かったが 幕末の痛みを経て廃藩置県・憲法…

七五三

3歳になったH子の七五三は家の都合で 一ヶ月後れになってしまったが、19日に 氏神様の牛嶋神社に家族とお宮参りをし 成長の祝いと、お祓いをしていただいた。 三歳になったばかりの女の子が晴れ着を 着るのは可愛いもので、孫姫でなくても 姿格好や仕草に思…

隠居の独り言(763)

一休さんの歌「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」 歌はしみじみと沁みるが、これは年齢に関らず老いも若きも人生は確実に 死に向かっているので、生きとし生きるもの、今更じたばたも無いだろう。 年毎に季節があるように晩秋の景色が自…

泉岳寺

♪時は元禄15年、ペペンペンペン・・と 父が浪曲で唸った季節が今年もやってきた。 300年以上前の14日の忠臣蔵の討ち入りは 大石内蔵助をリーダーに浅野家臣が主君の 喧嘩相手の吉良を暗殺して恨みを晴らした 事件だが家臣たちは浅野家の菩提寺である 高輪の…

隠居の独り言(762)

明治22年2月11日に、初代神武天皇が即位したとされる紀元節を期して 明治憲法が発布され日本はアジアで最初の立憲国家となった。欧米諸国の 他には成文憲法を持ち実施した国はそれまでに無くアジア・アフリカなど 非白人の住んでいる地域や国の殆どが植民地…

千留花ギターコンサート

それぞれ子供を持ち仕事や家事に追われる 中高年のギター仲間、女性4人で結成した 千留花アンサンブルは、主に老人ホームや 施設のロビーでボランティア演奏するのが モットーで、そのせいなのかギター合奏の 音色が優しく耳を和ませる。千留花誕生の 今年10…

Cuarteto 花火(Manuel,Vagabundo,Keiko y Sombrero) 「You Tube」からhttp://www.youtube.com/watch?v=A-q4dhxQKqI Besame mucho http://www.youtube.com/watch?v=pw6i7Y1chNQ Quizas Quizas Quizas http://www.youtube.com/watch?v=K8lMvhsy7yQ&feature=yo…

Besame mucho (solo)

直訳すれば「もっとキスして」だが、旅先の行きずりの人との一夜の恋心を歌ったもの。 追記・・この歌は、明後日12日(土)PM,2,00に千葉市生涯学習センターで開かれる 「千留花結成10周年記念コンサート」のゲストで歌うが、演奏会は大いに期待がもてる。 …

隠居の独り言(761)

家庭に譬えれば、鳩山由紀夫首相は大黒柱のお父さんにあたる。そのお父さんが 一家のこれから生きていく方針を示さないばかりか、三人仲間のヤンチャ坊主や、 世間知らずの小娘の言いなりになって右往左往しているサマは実にみっともない。 先代が決めた郵政…

師走

昔は師匠も走るほど忙しい年の瀬だったが 最近は季節感も薄らいで暦だけが先走る。 子供の頃は正月になると「おせち」が出て 普段食べられないご馳走が美味しかったし 父母も休みで凧揚げや双六を家族みんなで 遊んだ思い出は正月ならではのことだった。 現…

隠居の独り言(760)

「まことに小さな国が開花期をむかえようとしている」あまりにも有名な書き出しの 「坂の上の雲」だが、国家という概念を持った明治以前の日本では徳川一族のための 封建社会で身分制度が厳しく、さりとて年号が慶応から明治に変わっても士農工商の 身分制度…

太平洋戦争

明日は12月8日だが1941年の今日の未明 ハワイ真珠湾に停泊中の米国・太平洋艦隊に 攻撃を仕掛け、米英連合国に宣戦を布告した。 実に無茶苦茶な考えだが、指導者の中には 本気でアメリカに勝つと思っていたらしい。 明治の日清・日露の戦争、大正の世界大戦…

音楽の部屋 Duo Amistad

p1*音楽の部屋 Duo Amistad Player (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro) Quizas,Quizas,Quizas カリブ海に浮かぶ国、キューバの歌で、「多分・・・」の意、おざなりの返事言葉といえる。歌っているのは いつも振られてばかりいる、哀れなオトコなのだろ…

隠居の独り言(759)

先週で「事業仕分け劇場」は終わったが、政府はうまい事を考えたものだと感心する。 連日のようTV放映を見て国民は溜飲を下げる思いはしただろうが、果たしてこれで 良かったのか。小沢一郎や鳩山由紀夫の献金問題も影薄く未だ内閣支持率の高いのは、 現代…

枯葉

はらはらと散った枯葉を見て思うのは 晩秋の哀愁より、帰り来ぬ青春を思う。 シャルル・アズナブールが歌っている 「イザベル」は彼の名品だが、哀愁を 込めた歌は、聴けばいつも涙を誘う。 ♪人がその手の中に二十歳という年や 約束された未来という富を持つ…

隠居の独り言(758)

明治27年、日清戦争のさなかに生まれた祖母は、数え歌をよく歌っていた。 ♪一月談判破裂して 日露戦争はじまった さっさと逃げるはロシアの兵 死んでも尽くすは日本の兵 五万の兵を引き連れて 六人残して皆殺し 七月八日の戦いに ハルピンまでも攻め寄せて …

新型インフルエンザ

新型インフルエンザが猛威を振るっている。 全国で患者が1000万人を突破したという。 しかも70%が20歳未満の子供が罹患する。 我が家も現実になった。先週にA子が罹り あっという間に残りの兄妹に蔓延して全滅! 新型インフルエンザの特徴は突然の発病で、 …

隠居の独り言(757)

老人の口癖に「むかしは良かった」があるが、人がこの世に存在してから いつの時代に関係無く、年寄りは呟く。平安の年寄りも、戦国の年寄りも 明治の年寄りも、そして現代の年寄りも・・・それはかつて通った青春や 壮年時代を顧みて、もう還ることの無い日…

Quizas Quizas Quizas

キサス、キサス、キサス Player : Duo Amistad (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro)南米キューバの歌で、「多分・・・」の意、おざなりの返事言葉といえる。 歌っているのは、いつも振られてばかりいる、哀れなオトコなのだろう。

隠居の独り言(756)

2009年度のNHK大河ドラマ「天地人」も幕引きとなったが、いつもの年なら 大河終了が年末の気分だが11月下旬で幕引きとは中途半端な気がしてならない。 ドラマの最初のエピソードに兼続(妻夫木聡)の子供の頃の与六(加藤清史郎)に 母・お藤(田中美佐子…

皇居東御苑

今年は天皇即位20周年ということで 皇居東御苑では皇室にまつわる品々が 展示されている。装束類など、即位の 儀式にかかわるものや、儀装馬車には 菊の御紋が燦然と中央に光っていたし 国賓を迎えるときに飾られる盆栽の松は 将軍・家光の時代に植えられた…

隠居の独り言(755)

いつか見たDVDでアメリカの黒人のルーツを紹介していたが、物語の中で ジャズ発生のルーツも描かれていた。ジャズの発生は奴隷制度があった時の アメリカ南部の黒人が空き缶や廃材を叩いたり南北戦争のときに放棄された 錆びたラッパを吹いたりして音を作り…

銀杏

都内を車や自転車で走る機会が多いが どの街中の銀杏の葉も、黄色く染まり はらはらと舞うさまは晩秋の風物詩だ。 枯葉が散るこの季節、感慨耽るものの ひとつに気になるのは、頭部も徐々に 寒くなっていくのは実に淋しい限りで、 ヘアスタイルの変えようの…

隠居の独り言(754)

山の中腹にある筑波山神社では11月15日の七五三とあって可愛い着物や礼服を着た お宮参りの子供や家族の姿が多く見られ、すれ違う参拝者や登山客まで気持ちが寿ぐ。 境内では神社特有のガマの油売りの香具師(ヤシ)たちが巧みな口上と演技をしている。 「サ…

筑波山

日曜日は朝から天気が良くドライブ日和と 常磐高速道を走らせて筑波山に向かった。 関東地方の紅葉前線は山から里へかけて 筑波の秋のモザイク柄は今が最も美しい。 刈り取りを終えた田んぼの風景は平野の 広さを実感させられる。聳え立つ筑波山も 気持ち大…

隠居の独り言(753)

豊臣家が滅び戦国時代も終わって徳川幕府が安定したなら普通、機能的に考えれば 侍達は解雇して帰農させるか別な仕事を与えて生産性を上げる事をするべきなのに 徳川家ひいては幕府を安定的に長持ちさせるため現状維持の戦時体制のままにした。 先祖代々長子…