枯葉

harimaya2009-12-03

はらはらと散った枯葉を見て思うのは
晩秋の哀愁より、帰り来ぬ青春を思う。
シャルル・アズナブールが歌っている
「イザベル」は彼の名品だが、哀愁を
込めた歌は、聴けばいつも涙を誘う。
♪人がその手の中に二十歳という年や
 約束された未来という富を持つとき
 恋が我々の上に身を傾けているとき
 そしてその白夜を与えてくれるとき♪
青春ってこんなにいいもので完全に燃焼すべきだったのに人は気付かず過ぎてしまう。
今にして思えば、取り返しがつかないから青春、悔恨が残るから青春、なのだろうが、
枯葉の一枚一枚は、かつて華やかだった青春の思い出を仕舞い込んで土に帰っていく・・