2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(953)

報道によれば映画監督の鈴木清順(88)が48歳年下の女性と再婚していたという。 清順監督は映画「ツィゴイネルワイゼン」「夢二」などの作品で知られる巨匠で NHK元アナウンサー鈴木健二の兄者なのは周知の通りだがそれにしても驚いた。 野次馬が読むと知り合…

自転車

4歳の孫姫が初めて自転車に乗れた。 今までの補助輪が取れてスイスイと ペダルを漕ぐ姿に思わず拍手喝采! 子供の成長のスピードは驚きもので 自転車のみならず言葉や動作などの 覚えの早いのに爺も戸惑ってしまう。 昨年おむつが取れたばかりなのに・・ 爺…

隠居の独り言(952)

秀吉(岸谷五朗)は関東の北条氏を滅ぼし天下統一事業を果たし子の鶴松を儲け 順風満帆だった天正19年の頃を境に急速に精神状態が衰え始める。その原因は 何だったのだろうか?その境、つまりターニングポイントは長年苦楽を共にした 弟、秀長(袴田吉彦)の…

メリーゴーランド

幼い子供を遊園地に連れ真っ先に遊ばせるのは メリーゴーランドが定番だが豊島園の回転木馬は ドイツで制作されて、100年以上経っているそうで 世界最古のものとされている。それはともかく この季節の豊島園全体があじさい一色の感じで カラフルな遊園地は…

隠居の独り言(951)

原発事故による放射線の量がどの程度の体へ影響があるのか素人には分からない。 学校の校庭が1ミリシーベルト以下にするのが安全というが数値だけを聞いても では数値がそれ以上だったらどのように危険なのか?具体的に説明をしてほしい。 原子力の先生方は…

ノウゼンカズラ

東北地方も梅雨入りして日本列島がすっぽり 雨の季節になった。東京は梅雨の晴れ間だが それを縫うようにノウゼンカズラの紅の花が こぼれている。この花の潔さは咲けばすぐに 惜しむことなく散ることだろう。咲くよりも 散ることに命を賭けているのか?政治…

隠居の独り言(950)

ライブドアーの粉飾決算事件で有価証券虚偽記載の罪で懲役2年6か月の実刑が 確定していた堀江貴文元社長が収監された。しかも自身のブログで出頭を予告し 霞が関の高検近くのワンボックスカーから降りた彼の髪型はモヒカンスタイルで TシャツにGO TO JAIL(…

夏至

一年で最も昼間が長いといわれる夏至は 人生でいえば4-50代の脂の乗り切った 溌剌とした時といえる。先週は梅雨寒で 涼しかったが、暦に合わせるかのように 今朝から真夏の太陽が照り付けている。 三重県の二見浦は夏至の時だけ夫婦岩の 間から朝日が昇ると…

隠居の独り言(949)

1941年12月8日に日本はアメリカを始め連合軍に宣戦布告し真珠湾を攻撃したが 当初の作戦予定では電撃作戦で1年ほどで東南アジアの米英蘭仏の植民地を席捲し 当時不可侵条約を結んでいたソ連に仲介を頼んで講和に持ちこむ甘い戦略だった。 でも戦う相手が大き…

朋あり遠方より来る

浜松在住の友人Yocchanが一年ぶりに上京し 音楽仲間6人と共に鴬谷の料亭「笹の雪」で 時の経つのも忘れ楽しいひとときを過ごした。 気の置けない友は実にいいものと改めて思う。 いつも思うのだが友はみんな若い時から随分 苦労してきたろうに目元がいつまで…

隠居の独り言(948)

一昨日、東京江戸川区で発生した交通事故で女性3人が巻き込まれて一人が死亡し 二人が重体とか、運転していた81歳の老人はアクセルとブレーキを踏み間違えて 歩道のガードレールや街路樹をなぎ倒しながら突っ込み横転したという。つい先日も 我が家近くのゴ…

ターザンごっこ

孫たちは近くの園で滑車の付いた縄に掴まり 滑走する遊具が好きで無邪気に遊んでいるが 自分が子供の頃を思い出せば、吊り縄遊びは 映画「ターザン」でのジャングルのシーンで 高い木から木へ蔓に伝わりながらターザンの 「アーア・アー」という雄叫びを思い…

隠居の独り言(947)

福島の原発事故から世間は節電ブームだが電気は貯蓄することが出来ないので 昼間の電気を使うことを出来るだけ抑えようと会社関係でサマータイム導入を 取り入れたところも多い・・早く出勤して早く退社をする・・それと反対に 逆サマータイム・・遅く出勤し…

梅雨最中

「毎日、気が重いね」季節は様々な場所で こんな会話が交わされているのではないか。 東日本を襲った震災は大勢の命を奪ったが 残された被害者も復興の見通しの光が無い。 灰色の空模様と、そぼふる雨は憂鬱の中で 東北地方の雨の生活のリズムを作っている。…

隠居の独り言(946)

「この世をば我が世とぞ思う 望月の欠けたることも 無しと思えば」この詩は 平安時代中期に権力を誇った藤原道真が詠んだものだが、下って16世紀後半の 秀吉(岸谷五朗)にとって現世の幸せを独り占めしたような興隆期でもあった。 1585年に茶々(宮沢りえ)…

都電

上京したころの戦後の東京の風景は 高い建物は無く着いた浅草橋駅から 浅草松屋のビルだけが遠望できたし 街を歩く人の服装は野暮な国民服に モンペ姿のおばさんが闊歩していた。 それでも大通りは都電やバスが走り 都民の足の交通機関は整っていた。 都電は…

隠居の独り言(945)

音楽をこよなく愛している。とくにラテンのアンサンブルは至上の喜びを感じる。 でも振り返ってラテン音楽に没頭したのはいつの頃なのか?音楽の原点は両親の 子守唄や叙情歌であり讃美歌に心打たれた純真な少年時代の記憶も関連している。 戦後のラジオから…

セ・パ交流戦

「人気のセ実力のパ」と云われて久しいが 交流戦を戦ってみると如実にそれを物語る。 6/5,6/6日の東京ドームの巨人対日本ハムも 案の定、巨人は二戦二連敗でしかも巨人の 選手はホームを踏めずゼロ敗とは情けない。 セの代表の巨人と比較される阪神の戦績も …

隠居の独り言(944)

ものごとには落とし所というのがあって自らの出処進退もタイミングが良ければ 後世まで良き名を残すが一歩間違えれば未来永劫まで当人の悪い印象は拭えない。 意見が分かれた時に良いリーダーは多数の人が納得する結論に導くのが器と思う。 今未曾有の日本の…

花菖蒲

いま小石川後楽園の菖蒲園では花菖蒲が 咲き始めている。菖蒲・アヤメといえば 「いずれアヤメかカキツバタ」の喩えは 美女揃いで選択を迷う時に使う男冥利の 言葉だが花を比べると幸せな気分になる。 菖蒲の紫は古代、最も高貴な色とされた。 優美さ神秘さ…

隠居の独り言(943)

お茶々(宮沢りえ)が秀吉(岸谷五朗)の子を身籠ったのは天下の一大事だが 52歳にもなって突然のように子が授かるなんて当時の生活水準や寿命からして 奇跡のような話だがこれにも異論があって本当に秀吉の子であったのだろうか? 理由として、1秀吉に子種…

あじさい

あじさいが黄緑の蕾みから色を付け始めた。 今年は梅雨入りが早く花の咲く時期が遅い。 白色から紫褐色に花びらの色を変えていく あじさいは七色の花と名付けられているが 次々と男を替える多情の女性に例えられる。 永井荷風に「あじさい」という短編がある…

隠居の独り言(942)

近所に素敵な老夫婦の家がある。いつも二人の会話に笑い声が聞こえてくる。 夫はいつも外であった事柄を全て妻に語る習慣であり、妻もまた生活の中の 出来事を隠さず話す。人間は失敗するのが当たり前の生き物だが、失敗談を 聞き話して笑い流せる二人は大人…

内閣不信任案

衆院で自公が中心で提出された内閣不信任案は 昔の天下分け目の関ヶ原の合戦の経過のように 両者が伯仲すればするほど小さな誤算が勝敗を 決してしまう。関ヶ原は小早川秀秋の裏切りで 徳川時代の幕上げとなったが今回の不信任案は 前日まで不信任に賛成の鳩…

隠居の独り言(941)

9.11事件の首謀者と目されたビンラーディンがアメリカ軍によって射殺された。 今回は政治的な話しでなく映像でのビンラーディンの髭に実に見惚れてしまう。 彼は中々のハンサムだしその容貌からしてカリスマの要素は多分にあると思う。 ともかく人種的なもの…

小学校運動会

先週に予定だった運動会は雨のため 今週に繰り上げとなった。運動会の 一番の華はクラス対抗のリレーだが 三年生の孫がクラスのなかで選ばれ 最終に走った。大声でRe〜n!Re〜n! がんばれ〜!がんばれ〜!家族一同は 恥も外聞も捨てて叫びまくって大騒ぎ! …