2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1162)

昭和の歌謡界の大御所・田端義夫が94歳で亡くなった。ひそかに尊敬していた歌手で 亡くなる直前まで歌っていたという。90の卒寿の記念アルバムを発売したというから 何を言わんかな、しかも彼の高音の美声は老いてからもキーを下げなかったというのも 生涯を…

大久保コンサート

4月28日、千葉県習志野プラザ大久保の 「おおくぼトワイライトコンサート」で 「カルテット花火」がライブ演奏をした。 ハーモニカグループとのジョイントだが 彼らの第一部は「懐かしの日本の歌」で ハーモニカの合奏も素朴で心が癒される。 第二部のラテン…

隠居の独り言(1161)

昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が結ばれ、わが国は主権を回復した。 61年後の今年は天皇陛下をお迎えして「主権回復の日」を政府主催で開催するという。 戦後の日本国民は8月15日の終戦の日は知っていても主権を回復した4月28日を あまり知らな…

SEASONS

休日に館林にある「聖ペテロ&パウロ」教会で SEASONSという弦楽グループの演奏を聴いた。 ヴァイオリン3,ヴィオラ1,チェロ1,の、女性の クインテットで各々の技量の確かさも優秀だが レパートリーも幅広くバッハ、ヴィヴァルディ、 モーツアルトの本格的ク…

隠居の独り言(1160)

サッカーは蹴球と書く、バレーボールは排球、バスケットボールは籠球、テニスは庭球、 ビリヤードは撞球、ピンポンは卓球、ベースボールは野球だ。まだまだあるだろうが 昔の人の翻訳の感性に感心する。といって翻訳のなかには多少、乱暴的なものもある。 例…

芝桜

群馬県館林にある「トレジャーガーデン館林」で 40万株が咲き誇るという見事な芝桜を鑑賞した。 丘一面がキャンパスのように描かれた芝桜の畑を 散策すればメルヘンの世界に入った錯覚を覚える。 柔らかな色彩の芝桜の何と美しいことよ。ここは 娑婆の下界に…

隠居の独り言(1159)

NHK大河ドラマ「八重の桜」は佳境だが、八重の故郷、会津ではこの時期、八重桜の 花見客で賑っているだろう。幕末に八重(綾瀬はるか)と川崎庄之助(長谷川博己)が 結婚した元治2年も鶴ヶ城下では大火の騒ぎはあっても京の騒乱とは無関係のように 穏やかな…

亀戸天神

藤の名所、亀戸天神では例年にない早さで藤の花が咲き 多くの花見客で賑っている。まさに藤色とはこのことで 藤棚から垂れ下がる花房には見事としか言いようがない。 今年は春先が暖かかったので梅や桜を始め春に咲く花の 殆どが半月から一か月も早く咲いた…

隠居の独り言(1158)

ときどき子供や孫に爺の生きてきた戦後の苦しい体験話をしても実感は出てこない。 戦争で多くの人が犠牲になり多くの家屋が空襲で失くしたが、それは数字や写真で 知ることが出来ても衣食住、とりわけ食べ物で苦労したことは体験した人でないと 分らない。ど…

新緑

いい季節になった。いつもの公園の銀杏並木は 新しい芽が萌えて新緑が目に沁みるように眩い。 一年を通じ今の季節の公園散策は気持ちがいい。 春の陽気に誘われてみんなが訪れる横網公園は 墨田区の観光コースになっているらしく今日も 地方からの修学旅行の…

隠居の独り言(1157)

結婚式などで沢山の人が次々と立ち上がって発言することがあるが、後で思い出して 誰が何と言ったか大抵は頭に残っていない。そういう時でも最初に口火を切った人と 最後に話した人の言葉が印象に残るのは始めと終わりが、いかに大切か如実に分かる。 それは…

傘寿

今日でアラセブンが終わる。明日から傘寿。 でもこれは戸籍上の数字であって心は若僧。 若僧とは何もかも未熟で先人に教えを乞い 完成度が遥か遠い人間のことを指している。 現に商いは日ごと難しくなり先が見えない。 孫達は成長するにつけ何かと問題が増え…

隠居の独り言(1156)

最近の塾ブームは子供の将来を考えての親の切ない願望だろうが少し度を越している。 学校の新学期が始まったが学年が高くなるにつけ塾の勉強時間も長くなり子供も大変だ。 最近の親たちはすっかり「可愛い子には旅をさせよ」という格言を忘れてしまったのか …

入学式

一昨日の4/8日は多くの学校で新入生を迎えたが 今年のわが家の新入学は小学一年生と高校一年生。 同じ日なので大人は手分けして子等に付き添った。 なにより入学式には清々しいオーラが素晴らしい。 子供達には曙の空のような気分で式に臨んでいる。 お天気…

隠居の独り言(1155)

人はムードに流されやすい。日銀が新たに「量的、質的金融緩和」を導入すると発表した。 金融緩和とは日銀が紙幣を大量に刷り銀行を経て企業や個人に融資すれば今までより 金回りがよくなる。企業は新しい設備投資をする。賃金が上がる。反面、金の価値が 下…

カルテット花火

この度、ラテンバンド「カルテット花火」が誕生した。 昨年までのトリオ・アミスタにメンバーが一人加わって 四人編成になったが、新人はギターの腕達者で頼もしい。 リーダーのマヌエルの創造する音楽は彼独特のものだが ラテン音楽の本質は生まれながらの…

隠居の独り言(1154)

通称ホリエモンという男が1年9か月の刑務所生活をして仮釈放され娑婆に出てきた。 入所する時は96キロの巨体にモヒカン頭のスタイルの自己主張の強かった男だったが 出所後にスリムな体で神妙そうに会見する彼を見て姿格好は変わったが心の中までは 相変わら…

結婚48年

歳月の過ぎるのは早いもので、今日4月4日は 結婚48年目にあたる。暮らしもここまでくると 目出度いのか目出度くないのかよく分からない。 夫婦間も長くなると空気のようだと人は言うが 未だに相手を意識しているのは空気には程遠い。 結婚当時の女性が憧れて…

隠居の独り言(1153)

「蛤御門の戦い」の政変に破れた長州は三条実美(篠井英介)ら七人の公家を擁して 京から落ちて長州に去っていった。会津藩・容保(綾野剛)は勝った。でも考えれば あれだけ苦労をしながら勝利の実利を得ず、利は薩摩藩が得たことになる。その日から 維新成…

神田川の桜

川面に花吹雪が舞い散って流れるのは 花筏と称されるが何と素敵な名と思う。 普段は殺風景の神田川も桜の季節だけ ピンク色にお化粧したように一変する。 三月の桜の花の時期が長かったせいか 今年の春ほど桜に魅せられた年はない。 でも今日辺りで桜吹雪、…