2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1031)

食べ物に関して殆ど好き嫌いの無いのを自負する自分だが、なかでも餃子は大好物で 古今東西の料理の中で最高傑作だと勝手に思っている。分類上では中華料理に入るが 初めて考案した人に敬意を表したい。箸で食べやすい形状、こんがり焼いた色具合、 出来上が…

雛人形

二月の終りは街は一面の雪化粧で これが今年の冬のフィナーレか? 愈々明日から3月の女の節句月で 我が家も雛人形の飾り付けをした。 前は親が苦労して飾ったものだが 今では孫たちが箱から取り出して 七段の枠を作り赤い絨毯を敷いて 順序良く人形と道具を…

隠居の独り言(1030)

NHK大河ドラマ「平清盛」の評判があまり芳しくない。理由として考えられるのは 1、京の平安末期の時代背景が難しいのでドラマの中で分かり易い解説が望まれる。 2、役者の衣装や景色が汚すぎる。歴史考証に沿ったのだろうが観衆の目も大切に。 3、感情の表現…

国技館5000人の第九

昨26日は午前中は東京マラソンを 浅草橋の江戸通りで見物し、午後は 両国国技館で催された毎2月恒例の 「隅田5000人による第九の合唱」を 観賞した。東京マラソンも隅田第九も 今では東京の春の風物詩になっている。 今年は5月にスカイツリーの開店だが 露払…

隠居の独り言(1029)

いつも行きつけの近所の床屋さんが廃業した。店主は今年80歳になるオバサンで 刃物を使う仕事柄、歳も歳なので他人様の顔を傷つける心配があるからとの理由で 床屋を閉めたという。オバサンは腕も良く、いつも明るい人柄は近所で評判だった。 自分も常連だっ…

大道芸人

休日ともなると駅前や大きな公園などで 大道芸人が街ゆく人に持ち前の芸を演じ 大勢の客が輪を作って楽しんで見ている。 今回は錦糸町駅前のマジック芸を見たが ここまで芸をするには並大抵の訓練では 達しえない努力と時間を要した事だろう。 何事も軽々し…

隠居の独り言(1028)

日本はいうまでもなく小さい島国で島の中だけで生きようとすればチマチマした 島国の自然と暮らさなければならなかった。海の向こうに大国があると知っても 交易は九州の大宰府で貴族たちのための中国の珍しい宝物を取集するだけだった。 その中で貴族に逆ら…

水仙

葛西臨海公園の西側にある水仙畑が満開だ。 いつもの年なら花の時期は過ぎているのに この冬は植物のサイクルまで変えてしまう。 水仙は茎が長くて生一本のように真っ直ぐ ひたむきになにかに打ち込む性格のようで 真冬の寒い風に晒されながらじっと耐える …

隠居の独り言(1027)

新聞報道によれば前代未聞の夫婦喧嘩は平成9年5月、東京の首都高速道路を走る 車の中で起こった。ホイットニー・ヒューストンの夫で歌手のボビー・ブラウンが、 怒りに任せて妻から贈られたエメラルドの結婚指輪を車の窓から投げ捨てたという。 50万ドル、当…

吊るし雛

毎年、今の季節に新宿京王ホテルのロビーは 沢山の吊るし雛が飾られ客の目を楽しませる。 昔は伊豆稲取温泉辺りで、こじんまり伝わる 吊るし雛が最近では全国版になって作り方も カルチャーセンター辺りで教室があるという。 今では飾り方も吊るし雛だけでは…

隠居の独り言(1025)

先々週の日曜、両国で日本大相撲トーナメントを見た。トーナメントなので本来の 場所中の迫力が欠けるのは当然としても救われたのは横綱・白鵬が「大技連発」で 他の力士を圧倒したのは素晴らしい。ところで国技館の天井段から見下ろしている 32枚ある優勝掲…

Valentine's Day

ホンモノは遂になかった人生行路だが ギリはあったがホワイトで高く付いた。 昔の恋愛は男がプロポーズするもので そこまでに至る苦労は並大抵じゃない。 今は女のほうからプロポーズの象徴の チョコのプレゼントで事足りるそうで 男にとってはいい時代にな…

隠居の独り言(1024)

NHK大河ドラマ「平清盛」は平安末期の時代背景が難しいが解説の乏しいのも 視聴率低下の要因になっている。天皇家内部の継承対立、藤原摂関家の家督争い、 それに武士たちも院や摂関家に個別に仕えており、源平両氏も上からの対立軸に 巻き込まれ、もはや干…

BGF新年会

12日、千葉県のギター愛好家が 集うBGFの新年会が催された。 資料を見ると一回目の新年会は 09年で花見川区のレストランで 20数名が集まって演奏している。 あれから13年、年月は流れたが 各人それぞれ貫録も円熟味が出て うっとりした演奏に満足を覚える。 …

隠居の独り言(1023)

現代のご隠居さんは会社の定年後を指すが現役時代は家族のための働き蜂で それが男の甲斐性と思ったが仕事を終えてサテ気が付くと何も残っていない。 僅かばかりの年金暮らしは趣味に没頭の余裕も無く世知辛い世間が許さない。 世の中が大河の淀みのように静…

芦野宏逝く

6年前に家族で伊香保温泉に一泊した帰りに 群馬県渋川にある日本シャンソン館を訪れた。 シャンソン歌手芦野宏さんの経営になる館で 洋風の建物は素晴らしいし広い敷地に入れば クロードモネが愛した空間を模写したという デザインの庭園はフランス風の錯覚…

隠居の独り言(1022)

視聴率がイマイチのNHK大河ドラマ「平清盛」に兵庫県の井戸敏三知事が イチャモンをつけた。「画面が汚い」「瀬戸内の真っ青な海の色が出ていない」 清盛は神戸に福原京をつくった兵庫県にゆかりの人物なのでドラマで名所を きれいに撮ってもらって観光客を…

湯島天神

最後は神頼み、中学受験は山場を越し これから高校・大学受験シーズンだが 天神さまには受験生と親たちが訪れる。 子供たちがよく頑張った勉強の結果が 試されようとしている受験シーズンは 親子の二人三脚のゴールに思えてくる。 人生には様々な節目があっ…

隠居の独り言(1021)

このほど厚生労働省が発表した日本の将来人口推計は超人口減少社会になるという。 50年後には現在の1億2000万人より4割が減って8000万人ほどになるとかだが 大正時代辺りの人口で日本の国土から考えればちょうど良いのではと思うのだが・・ でも人が少なくな…

大相撲理事長

先週日曜日に元小結の普天王の断髪式を見た。 断髪前に白鵬はじめ幕内取組や相撲甚句など 盛り沢山で観客は楽しみ式はとても良かった。 漫画家のやくみつるや被災地の子供達も見え 今までの普天王の人気を物語っているようだ。 一方任期満了に伴う相撲協会の…

隠居の独り言(1020)

愈々2月、プロ野球12球団の春季キャンプが一斉に始まる。野球の無い冬の間は 男にとって人生を忘れた漂流者のように何か落ち着かないが今回のオフシーズンの 話題のトップはFA権利取得した一流選手のメジャーリーグ移籍のニュースだろう。 ダルビッシュ有が…

早春譜

今年の冬は例年に比べ寒い日が長すぎる。 これほど春が待ち遠しい年もないだろう。 ふと口ずさむ♪春は名のみの風の寒さや・ 暦の上ではもうすぐ春なのに雪の降る日も 氷の張る日もあり冷たい風は吹きやまぬ。 倉島厚著「風の便り」には「初春のころは 余寒の…