2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1517)

ここのところ田中角栄元総理を回顧するメディアが多い。戦後最大の疑惑事件だった ロッキード事件が起きて今日27日で40年が経つ。事件の詳細は今更の感がするが 角栄は雪深い新潟に生まれ極貧の少年時代を経験し、小学卒業後は木材店に勤め 戦後に会社を立ち…

都知事選

都知事選挙はお金にだらしなかった前知事の 後を受け選挙戦最中だが盛り上がりが今ひとつ。 繁華街を歩けば候補の誰かが街頭演説している。 中で3強と言われるのは小池、増田、鳥越だが それぞれ「帯に短し襷に長し」で良く分からない。 候補者達の言葉は将…

隠居の独り言(1516)

日本は少子高齢化が進んでいる。しかもOECD諸国の中で最も少子高齢化が進んで 世界の、どの国も経験したことのない速度で人口減少と高齢化が進行しているという。 先月、厚生労働省から発表された人口統計でも徐々に人口減少の経緯が止まらない。 日本の人口…

新宿御苑

西日本、北陸も、とうに梅雨明けしたというのに 関東、東北はまだお預けで梅雨寒が続いている。 天変地異の前兆で無ければと祈る今日このごろ 梅雨の晴れ間だった休日は新宿御苑を散策した。 すっきりとした初夏らしい青空でなかったけれど、 あざやかな緑の…

隠居の独り言(1515)

永六輔の死後、わずか2週間のちに大橋巨泉が泉下に没した。ともに82歳だった。 「徹子の部屋」に大橋巨泉と永六輔が出演していたのが、つい最近のような気がする。 テレビをこよなく愛した大橋巨泉とラジオをこよなく愛した永六輔。昭和が遠くなったと つく…

梅雨明け

西日本は先週梅雨明けしたというのに 東京は雨が降り空は未だに灰色が多い。 雨の降り方も急にやってくる土砂降りで 「こぬか雨降る」という情緒的にも欠ける。 今の梅雨独特のシトシト降りでないのは 地球温暖化のせいなのかもしれない。 しかも関東南部に…

隠居の独り言(1514)

東京都知事選の火ぶたが切られた。有力候補は元ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、 元総務省の増田寛也氏、元防衛相の小池百合子氏。どの候補も甲乙つけがたいが、 思想信条は別にして、鳥越氏に一言申し述べたい。都知事という仕事は激務と聞く。 10年前に直腸…

村治教室発表会

18日は村治昇ギター教室発表会を鑑賞した。 荘厳な雰囲気の中で生徒さんが練習の成果を 精神を集中して、演奏する姿に胸を打たれる。 かつて自分も体験した時を思い感無量だった。 この教室で自分は55歳からギターを習い始め 村治先生はギターのイロハから教…

隠居の独り言(1513)

世間が参院選で揺れている頃、昭和の大物タレント永六輔さんの訃報が舞い込んだ。 八十三歳だった。同日に双子歌手ピーナッツの伊藤ユミさんが亡くなった報が流れた。 「シャボン玉ホリデー」「夢で逢いましょう」昭和のテレビ界を背負った人がまた消えた。 …

阪神タイガース

最近の阪神の情けなさは前シリーズの本拠地で 首位・広島を迎えての3連戦で何と3タテ食らう。 既に自力優勝の可能性消滅したタイガースでも 少しは恥辱晴らす気概を選手は持ってもらいたい。 虎ファンに厳しい最下位の現実を付きつけられた。 苦しい状況の中…

隠居の独り言(1512)

日々の新聞その他の報道を見て感じるのは、いま世界が急速に変わりつつあるのに 日本は一向に変わらない。参院選で与党が圧勝したからって改まる気配も見えない。 このように世界と変わらない最大の理由は、日本が島国だからだろう。同じ島国でも 西のイギリ…

参院選

「夏草やツワモノどのの夢のあと」芭蕉 選挙が終わった。 終わってみれば予想通りの与党の圧勝の参院選だったが これが民意というもの。それぞれ政治観の違いはあっても 日本は民主主義を国是としている政治体制が基本だから 多数決に従わなくてはならない。…

隠居の独り言(1511)

このところテレビが面白くない。といって見る時間の殆どない自分は言う資格もないが 家に帰ってテレビが点いていても、音が騒々しいだけで内容的に得るものは何もない。 輪をかけてつまらないのはバラエティという番組で出演者達が懸命にやったところで 仕掛…

七夕

今夜は七夕、昔の伝説によれば織姫と彦星の二人が いつもイチャイチャしていて、仕事にも差し支えるので 神さまがお怒りになり、お前たちは逢い引き禁止だ! でもあんまりなので一年一回だけ逢瀬を許してやろう。 神さまも罪なことをする。人の恋路を邪魔す…

隠居の独り言(1510)

今年も後半、83年余りの老境を彷徨っているが、そろそろお迎えが近いと感じている。 体力の衰えは無論のこと、五感(視、聴、触、味、嗅)も怪しくなって、忘れっぽくなる、 意欲がなくなる、思考力の衰え、齢を上手く取るという作業は易しそうで、とても難…

ガラスの森美術館

休日は箱根に遊んだ。何度も来た箱根だけれど その都度、新鮮な思いがするのは変化に富んだ 地形が生んだ雰囲気が人を惹きつけるのだろう。 今回は主にガラスの森美術館で時間を過ごした。 仙石原にある中世ヴェネチアを再現した美術館で 特によかったのは本…