2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(652)

麻生首相が前に行なわれた(郵政民営化選挙)は実は自分は反対だったとの ご意見を予算委員会の席上でぶちまけた。それはそれで随分と大人げないと 思っていたら今度は小泉純一郎が喧嘩を売られたと思ったらしく、旅行先で 今の与党の三分の二の議席は誰のお…

冬の終わりに

二月も明日で終わりだが雪国では春先になると 積雪が斜面を崩れ落ちる雪崩現象が起きやすい。 雪崩は真冬よりも今頃のほうが規模が大きいが 今年は自然現象のみならず人間社会の世界的な 経済の雪崩現象は山の全層から雪煙を上げながら 崩れ落ちるように不況…

隠居の独り言(651)

WBCジャパンは宮崎で合宿していた33人の中から松中信彦、栗原健太、 岸孝之などを外して最終メンバーの28人を決定した。でも落選者にとり その心中は思いやられるが選抜方法はこれがBESTだったのだろうか。 選手に気を持たせて落とすのは酷いと思うが、それ…

三寒四温

暦の上では春なのに氷雨が降ったり 風が冷たいと真冬の寒い時期よりも 余計に体の底まで染みわたるようだ。 ♪春は名のみの風の寒さや、谷の鶯 歌は思えど時にあらずと声も立てず・ 人生を四季に譬えれば今は青春期に 差し掛かったところで少年少女から 大人…

隠居の独り言(650)

「運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にある。何時も敵を掌中に入れて 合戦すべし、疵つくこともなし。死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず 死するものなり・・武士たる道は不定と思うべからず。必ず一定と思うべし」 謙信(阿部寛)の本拠地・春日山…

ベートーベン第九

毎年二月に両国国技館で催される 「5000人の第九」は昨日催され 満員の館内は全員感動のルツボで 時間を忘れて聴いた。イベントは 25年前に新国技館が落成された折、 コケラ落として演奏されたものが 一回で終わらせるのは勿体ないと 続けられたもので今年は…

隠居の独り言(649)

中川昭一財務相のG7会場の映像は誰が見ても酩酊状態にしか映らない。 しかし連日の危機対応による疲労と風邪が重なり薬の効果も後押しして ふらふらの状態になっていたのであれば同情するがそうではないらしい。 中川氏は風邪薬の飲み過ぎと釈明しても体調…

ふるさと

母の七回忌の法要のため帰郷したが ふるさと姫路はいつも優しく自分を 迎えてくれる。なかでも市の中心に 聳える城はとてもセンチメンタルで 積もる思いが城郭の形に込められる。 天空を見据えたような天守の存在は 単なる戦いの場としての機能だけで 説明出…

隠居の独り言(648)

発表では国内総生産年率比で−12,7%と2ケタの大幅落ち込みとなった。 100年に一度の世界金融危機は巡りめぐって、わが零細企業にも深い影を 投げている。その最たる原因は受注の減少と価格の値下げだが、今までは 過去の実績を見れば大体の予想がついたけれ…

梅一輪一輪ずつの

先週は日本中に強い南風が吹き荒れた。 各地で二月での最高気温を更新という。 その暖かい風で各所の梅が一挙に開き 満開になった花も多い。ところが今週は 冬将軍がやってきて梅花は可哀そうに 寒さに震えているだろう。俳句では梅が 一輪ずつ開くにつけて…

隠居の独り言(647)

昨日は母の七回忌で実家の姫路市に兄妹全員が集まり仏壇の前でお坊さんに 法要をしてもらった。母は6年前に老衰で92年の生涯を閉じたが後半生の 30年以上もスモンという病のために寝たきりの生活を余儀なくされた。 薬害は憎むべきだが、見舞うと母はいつも…

桂離宮

休日は京都に遊んだが、今に残る日本庭園として 最高の名園とされる桂離宮を散策する事ができた。 戦国時代から江戸時代にかけての皇族・八条宮 智仁親王はここに別荘を建てられた。時代的に 庭園設計の粋美が完成された時期だけに建物の 構造や庭木の一本に…

隠居の独り言(646)

歳を重ねてつくづく思うのは、ゴールまで粋な老後でありたいと願っている。 “粋”とは何だろうか?べつに定義があるわけではないので凡人には不明だが 粋の字解きをすれば米偏に卆と書く。米の字は八十八で、昔の両親の教えでは ご飯を食べる前の「いただきま…

もうすぐ雛祭り

我が家の孫姫は3人だが3月3日の 雛節句のためにヤマノカミは干支の 牛の人形をプレゼントしようと布の 余り切れで作り、この程出来上がった。 2月は寒い日々が続くが、暦の上も 春が来て雛祭りが近いと気分的にも 華やぐ。そろそろ雛壇の用意だが 所帯も増え…

隠居の独り言(645)

上杉謙信(阿部寛)の強さは、その生涯を通じて殆ど負け知らずの戦術家で 戦国一の武将に譬えられるが、その柱には越後特有の豊かな経済力が支えて 戦力の補給には充分なほどの蓄えを持っていた。その繁栄は金山・銀山開発 独占的な布の産物、日本海の港の交…

花の美術館コンサート

春は名のみの早春の風はまだ冷たいが 花に囲まれた美術館の中は春が満開だ。 2/8千葉市花の美術館のモネサロン前で CGEの仲間に入れてもらって演奏した。 場所柄、“花”がテーマで、フレーズは 「どこかで春が、花のギターコンサート」 花にちなんだ曲という…

隠居の独り言(644)

明日は「北方領土の日」だが、先月に北方支援事業を行なうために国後島に 上陸しようとした外務省の職員らがロシア当局に要求された出入国カードの 提出を拒否して島入りを断念したとの報道が流された。この人道支援事業は 20年ほど前から始まったビザ無し交…

富士山

先日、御殿場に用があって車を飛ばした。 その日の空は青く北の風が強い典型的な 冬晴れで富士山は真っ白に映えていた。 いつもの富士は東京からの遠望の姿だが 近くで見るのは視界の殆どを占めていて 青いカンパスに白のコントラストがいい。 一富士、二鷹…

隠居の独り言(643)

またも起きた幼児虐待事件は女性の母性本能はどこへいってしまったのか。 時々街で見かけるものに母親が子供を叱り付けている場面に出くわす事がある。 最悪なのは母親が逆上して幼い子供を怒鳴っているのは見ている立場としても 辛いものだが、子供にとって…

節分・立春

明日は節分で今日は立春、暦の上の 春とともに、ここ二三日は暖かい。 節分の敵役は鬼が主だが昔話の鬼は どこか愛嬌があり親しみがあったが 現代の鬼の恐ろしいのは三面記事に 連日のように嫌な事件が多すぎる。 誰に豆を投げても当たりそうなのは 渡る世間…

隠居の独り言(642)

応仁の乱が終結して群雄割拠した戦国時代の中頃で抜きんでて強かったのは 東は武田・上杉・北條・今川・最上、西は島津・毛利・長宗我部あたりだが 最後には織田信長(吉川晃司)が天下統一の目前にまで迫る。信長は尾張の 小大名の息子だが彼ら大名達とどこ…

ギター新年会

週末は毎年行なわれるギター仲間の 新年会で各々の演奏三昧を楽しんだ。 生憎の荒れた雨模様の天気の中でも 一人の欠席者もなく全員集まるのは 音楽を愛する心の深さを今更ながら 感じてしまう。例え普段が疎遠でも 趣味仲間のいい処は、会えば即座に 気持ち…