2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

税金

サラリーマンの増税が論議をかもしだしている。細かい項目は措くとして 貰った税抜き実質所得も、買い物をすれば消費税を取られ、稼いだ資産も 亡くなれば相続税が待っている。これでは税の二重取り三重取りではないか。 しかも特殊法人や宗教法人等には所得…

年の臍

昔の人はうまいことを言ったもので 「六月みそかは年のヘソ」だそうで ヘソが身体の中心にあるように一年の 真ん中は今日6/30日。最近の女性に 「ヘソ出しルック」が流行って男心が そそられる季節だが、これみよがしと 闊歩するのは感じのいいものではない…

都議選

7月3日の都議選に向かって候補者たちは暑い街の中を、声を嗄らして走り回る。 ご苦労様なことだが、ほとんどの都民は関心が無い。その時だけ「お願いします」と 言われても、その人に食べさせてもらっているわけでなし、義理があるわけでなし、 ただ騒音が…

孫五人

話しの接ぎ穂が見つからずマゴついたとき 当たり障りのない雑談のテーマは孫の話だ。 小学4年生をカシラに0歳まで5人の孫に 密着に絡みつかれて毎日を暮らしている。 爺の役目の大半は孫との遊びの相手だが、 遊ばせているのか自分が遊んでいるのか 理屈抜…

ブログ日記一年

播磨屋の「うたかたの記」も今日で一年が経った。越後屋さんのお勧めで 始めたこの日記もどこまで続くか最初はあまり自信が無かったが、皆様方に 助けていただいて今日まで書いてこられた事に改めて厚く御礼申し上げます。 読んでくださった方、コメントいた…

相模湖

街のうだる暑さを遁れて相模湖の涼風を求めた。 途中、大垂水峠の森を抜ける甲州街道の風情は 昔の旅人の山越えの難儀が忍ばれ思いを馳せる。 中央道を走るのは高速道が多いのでこの山道の 国道20号線は行き交う車もそれほど多くない。 木々の新緑も目には…

サイパン

子供の頃、地図を見るのが好きで、当時の日本の土地は赤い色で画かれていて 北は樺太から南は赤道直下のカロリン諸島までの広大な領地が日本そのものだ。 特に太平洋のほぼ中央に位置する南洋諸島は“日本の庭”と呼ばれて子供には 夢のような冒険心と、何時か…

夏物商戦

今日も真夏日の予報に朝から戦意喪失だ。 今年の梅雨の晴れ間は「五月晴れ」なんて 風流なものでなく、夏の到来を思わせる。 デパートも週末は、中元と夏物のセールで 大勢の人で混雑して景気が上向きのようだ。 クールビズの影響も大きいかも知れない。 季…

日露関係(4)

1941年(昭和16)4月、当時の外相、松岡洋右はロシア(当時ソビエト)で モロトフソ連外相と日ソ不可侵条約を締結した。この条約は日本にとっては対米戦の 背後の憂いを無くす事と、ソ連にとっては背後の日本の脅威から解放されて対独戦に 集中出来る…

一昨年に仕入れた私の乗用車はトヨタの アリオンだが、あのころは村冶佳織さんが CMのキャンペーンガールをしていた。 「6本の弦がひとつのハーモニーを奏でるように」 買った当初、村冶ファミリーとドライブして 乾杯と食事を共に、歓談で盛り上がったの…

日露関係(3)

「罪九代に及ぶ」中国の諺だが、大陸の人たちは戦争の恨みを子々孫々末代まで 忘れようとはしない。13世紀の頃ジンギスカン率いるモンゴル軍に征服された ロシアは20世紀に入って先の大戦のどさくさでモンゴル人を大量虐殺した事は 700年も前の復讐劇だが、…

ジューンブライト

今朝も雨が降っていた。今の季節は 雨が降れば鬱陶しく、お日様が出れば 真夏日の蒸し暑さが身体にこたえる。 けれど自然の姿は新緑のすがすがしい 気持ちのいい風に満ちているようで、 田植えの終えた水田の風、木々の囁き、 高原に吹く風など、クーラーの…

日露関係(2)

今年の春、江戸東京資料館でエルミタージュ美術館の展覧会で荘厳なロマノフ王朝の 隆盛を見た思いがしたが1875年、当時の首都サンクトペテルブルグで日本とロシアが 「千島樺太交換条約」を結び、千島列島をロシアから譲り受けるかわりに、樺太全島の 日本の…

梅雨さなか

今朝、目覚めて窓のカーテンを開いたら 外の景色は、しとしとと雨が降っていた。 今どきの雨の朝は、けだるさがとてもいい。 もともと梅雨前線の無い北海道地方を除いて 日本列島がすっぽりと梅雨の季節に入ったが 五月雨、樹雨、青葉雨、墜栗花、卯の花腐し…

日露関係(1)

ロシアのプーチン大統領が11月に来日する予定と言う。細田官房長官は記者会見で 「五ヶ月間の折衝のレベルで領土問題などこれから進展すると思う」と楽観的だが いままで何回となく騙され、その都度四島の援助やシベリア開発など何かと資金を 巻き上げられ…

お中元

なんやかんやと今年も半分が過ぎようとして 早くもお中元の広告が目に入る頃になった。 今日は夏至、一年の折り返し点のようだ。 1/15日が上元、7/15日が中元、10/15日が下元、 の道教の三元信仰から来たもので、仏教の 盂蘭盆会と結びつき、その頃に贈り物…

韓国と台湾

1945年までの日本地図は朝鮮半島も台湾も赤い色で塗られた日本の一部だった。 敗戦で領土をそれぞれ元の国に割譲されてしまったが、その後たどった韓国と台湾の 運命は列強の意思のままに翻弄されて、決して国民の望む国家のあり方になったとは 思えない…

江戸城

東京のほぼ中央に広がる皇居(旧江戸城) 付近を散策したが、江戸幕府の本拠地の 将軍の住まいは、今でも巨大な城郭だが 天守閣を始め栄華を誇った当時の建物の 殆んど焼失しているもののお堀や石垣が 面影を残して、昔日の威容が偲ばれる。 石垣一つも、あ…

父の日

父が逝って20年の歳月が流れたが今もときどき、その面影が頭をよぎることがある。 戦時中、父は姫路師団の騎兵に属していたが支那事変のさなか成都攻略戦で負傷して 退役となり、その後何度かの赤紙が来て家族と暮らした日々はそれほど多くはなかった。 若…

梅雨の晴れ間

今日明日は梅雨の中休みの晴れ日和とか たまった洗濯物を干すのにちょうどいい。 五月晴れと書いてサツキバレと読むのか ゴガツバレと読むかは好き好きでいいが、 うるさい人は「さつき」は、陰暦五月の 異称で、陽暦では六月半ばからだと言う。 「梅雨の夕…

日本の国防

世界の国々はどこも「軍隊は国の財産」と思っている。人の本能に闘争心がある以上 考えるのは当然で戦闘集団をわがことのように大切に思い、その功績に対し最大限の 名誉と尊敬で報いている。それが世界の常識と言うべきだが、日本は果たしてどうか? 「自衛…

あじさい

梅雨のころ街を歩くと、どこにも目にする あじさいは花の色が日を経るにしたがって 次々と変わっていくことから「七変化」とか 「七変草」と呼ばれて色々な譬えにされる。 永井荷風の「あじさい」は女心の多情さが 男を不幸にして、やがては自らを滅ぼした …

会社の決算

この月末には上場会社の株主総会がピークを迎えるが、ここ何年来の経済の変動期で 企業にも勝ち組と負け組の差が歴然と数字に表れて、経営者の満面な顔と沈痛な顔が 今の日本の経済の実態を物語っている。企業とて人生とて、勝てば官軍の美酒が待つ。 今月は…

小ぬか雨

日本列島も前線が停滞して梅雨の季節になった。 物憂い時期だがこのようなときは読書でもしよう。 藤沢周平「橋ものがたり」“小ぬか雨”の短編は 江戸の市井の町娘の、叶わぬ恋の葛藤の物語だが (晩い時期に、不意に訪れた恋だったが、 はじめから実るあての…

国連

日本はドイツ、インド、ブラジルと手を組んで国連の常任理事国入りを目指している。 そして案の定、中国や韓国が猛反対で、途上国に圧力を掛けて阻止の構えを崩さない。 中国にとってアジアで唯一の常任理事国で、それは「大国」の意味を持つ証左だろう。 け…

二子山親方

昨日、大相撲協会の故二子山親方の葬儀が 両国国技館で行われ大勢の参拝の人々で 混雑していた。私もかつての先代貴乃花の ファンの一人として手を合わせてきた。 小柄で足腰が強くて、驚異的な粘り腰の 美青年力士は当時の相撲ファンを熱狂させ 華のある大…

古希

先日、齋藤実さん(71)がヨットによる単独無寄港世界一周を成し遂げた。愛艇の名は 「酒呑童子Ⅱ」で彼いわく「勇気と冒険心のなかにこそ青春はある」格好いいねぇ・・ お酒と海をこよなく愛して、生涯青春の志で歩む彼の人生観に、あらためて感動を覚える。…

霧降高原

日曜日は東京の蒸し暑さから逃げ出して 日光霧降高原に遊んだ。日光は都心から 高速道路の2-3時間で涼しい高原の空気が 満喫出来る手軽な距離で、よく利用させて もらっているが、あの周辺は史跡の他にも 自然の織りなす景観や四季の美しさなど、 ドライブ、…

イラク

地球上で最も暑い場所はイラク近辺だそうだが、その暑い場所に自衛隊が派遣されて 水の補給や学校病院の建設に従事している。イラク派遣を反対する人たちの言い分は アメリカへの追従や戦争の大義や隊員の危険などだが、日本経済の血液ともいうべき 石油の90…

おしゃれ(2)

若さというのはTシャツ一枚でもサマになるが、トシの身嗜みには、服装、言葉、態度 などをきちんと整える心掛けが必要になってくる。街を歩いていて「センスのいい」 人とすれ違って振り向きたくような場面に遭うと気分がいい。トシを召した男性でも、 きり…