2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(965)

世の中は「脱原発」の大合唱で満ちているが理想としては結構な構想と思うが 果たして日本は脱原発でやっていけるのだろうか?世界全ての国が原発廃止を 決めるならいざしらず近隣諸国が原発の増設は目指しても廃止の声は聞かない。 原発より恐ろしい核兵器を…

大相撲名古屋場所

この場所は日馬富士が優勝したというより 魁皇が長年の土俵人生に別れを告げた事に 大相撲に対しての情熱が途切れた気がする。 史上最多の1047勝も幕内在位107場所も 彼の勲章だが共に戦った若貴や曙たちとの 勝敗もこの中に含まれている。横綱という 大輪の…

隠居の独り言(964)

「文章の要は、何かといえば、自分の心の中にあること、自分の言いたいことを できるだけ、その通りに、かつ、明瞭に伝えることにありまして手紙を書くにも 小説を書くにも、別段それ以外の書きようはありません」1965年の7月30日に この世を去った文豪・谷…

袋田の滝

休日は涼を求めて茨城の袋田の滝へドライブをした。 東京から日帰りは少し遠いが常磐道那珂インターを 降りて走れること1時間強、最初は田園地帯の道で 田圃の緑の草原を突っ走るようで爽快は気分になり 山間部に近づくと青く美しい久慈川と並行しながら 風…

隠居の独り言(963)

子供が生まれた時の感激は言葉に尽くせない喜びだが、とくに歳老いてからの 誕生はいかばかりか?想像絶する感動に秀吉(岸谷五朗)は身を震わせたろう。 おね(大竹しのぶ)と結婚して数十年・・そして多くの側室を持っても子宝に 恵まれず、やっとお茶々(…

村治ギター教室

何年ぶりか?村治ギター教室の発表会を観に行った。 村治昇先生は相変わらずお元気で活躍されているが 昔と大きく違うのは生徒が子供を含め100人近くで 教室の繁栄ぶりは驚かされる。お子様の村治佳織や 村治奏一を育てた功績はもちろんだが生徒の中でも 国…

隠居の独り言(962)

親戚が福島市郊外にあるが今まで季節ごとに新鮮な野菜や果物を送っていただいて 美味しく賞味させてもらった。野菜は自家用に栽培されたものなので形の不揃いや 虫の食べた跡もあったがスーパーの野菜とは一味違った土の香りの美味さがある。 ところが3,11で…

手妻(てづま)

今週の「千葉のぼせもん倶楽部」のショータイムで 江戸時代から伝わる日本の古典奇術「手妻」を見た。 「手妻」とは江戸時代から伝わる日本独特の奇術で 演ずるは文化庁芸術祭大賞の大家・藤山新太郎の 一番弟子の藤山晃太郎。手品や奇術はTVの演芸で 時々見…

隠居の独り言(961)

古今東西の政権に派閥があるように秀吉(岸谷五朗)が天下を治めると豊臣政権にも 自然発生的に派閥が出来ていく。秀吉が最初に尾張の信長(豊川悦司)に仕えた頃は 自らが卑賤の身分であったから家来も出来るわけがなく女房のおね(大竹しのぶ)が 親戚や近…

なでしこジャパン

日本女子サッカーなでしこジャパンが世界一の王者に輝いた。 紙吹雪の舞うなか主将・沢穂希が高々とトロフィーを掲げる。 感動のシーンは震災に悲しむ被災者には最高のプレゼントだ。 小さな日本の娘達が世界の強豪を相手にして成し得た快挙は 日本スポーツ…

隠居の独り言(960)

暑い夏が来るたびに思い出すのは小学6年生のころ、疎開先の福島県白河は 戦争末期のアメリカ空軍の飛行ルートで三陸沖に停泊中のアメリカ空母から 関東地方を爆撃するB29の擁護のためにP51の戦闘機は宮城県に上陸をして 福島県の中通りのルートを低空飛行で…

お盆

東京のお盆は7月15日だが本来は旧暦の日にちで 明治時代になって新暦が採用されたが新暦の7月は 農家が忙しく地方は一か月遅れにしたが江戸っ子は 待ちきれず新暦に決めたらしい。盆は正月と一年の 半分が終わった7月にご先祖様が帰ってくるという 昔からの…

隠居の独り言(959)

会う人、会う人、あいさつは決まっている。「お暑うございます」気温のことは 言っても詮無いが言わないより言ったほうが暑さから多少は発散する気がする。 暑さでは定評のある京都の人は「暑おすなぁ」とやり過ごして騒がないという。 日本人の言葉は最初か…

お中元

15日も近く今年もお中元の季節になった。 最近はお中元の贈答品などデパートから 直送する習慣になったがとても味気ない。 自分の小僧時代は風呂敷にお中元を携えて 得意先を訪ね暑中見舞いの口上をしたが そんな習慣も無くなったのも時の風潮か。 コミュニ…

隠居の独り言(958)

日本の16世紀は戦国時代に暮れたが世界に目をやるとスペインとポルトガルによる 大航海時代だったが有名なトルデシリャス条約によって地球上は両国に2分された。 詳細は省くが日本はポルトガル王の依頼でフランシスコ・ザビエルが来日したのは 織田信長(豊…

梅雨明け

先週土曜日に関東地方も梅雨が明けたが それにしても明けが早すぎる。例年なら 子供たちが夏休みに入る7月下旬ころが 標準なのに二週間も早いとは日本列島も 温帯地域から亜熱帯地域に入ったのか? 去年も暑かったが今年の夏は間違いなく 昨年を上回っている…

隠居の独り言(957)

人は、みな敵を持っている。敵は少ないに越したことはないが生きている限り 敵に包囲されているようなものだ。それに引き替えて味方が少ないのが現状で この世はままならない。でも敵は味方より自分を成長させてくれるのは事実で それには多くの強敵と戦って…

縁日

近所の幼稚園の主催で記念堂の境内で 夕方に盆踊りと縁日で人が賑わっている。 今年の梅雨は、まだ明けていないのに 空気が今にも発火するのと思うほどに 異常な暑さが続いている。暦は小暑だが 日本の各地は猛暑日が当たり前になり これじゃアフリカと同じ…

隠居の独り言(956)

管内閣に弔鐘が鳴りはじめている。でも首相はお構いなし、踏まれても嫌われても 執念を燃やすのは立派としか言いようがない。その面では見習うべき闘志といえる。 このほど延命策のため小幅な内閣改造をしたが内閣の閣僚人事や省庁の名を見ても 誰が誰だか何…

七夕

明日は七夕、遠い空の天の川で一年一度の逢瀬がある。 美しい織姫と働き者の彦星があまりにも仲がいいので 神さまが嫉妬してデートの時を七夕の一夜だけにした。 あれから千年の月日が流れてもオキテは変わらないが 美しさと若さの二人の相思相愛は永く続い…

隠居の独り言(955)

豊臣秀吉(岸谷五朗)の生涯を振り返ってみると三つのステーションに分かれる。 一つ目の幼少期は貧困の家庭に生まれ再婚の父とも上手くゆかず家を飛び出して 食べるために職業を転々と変えながら仕官の道を歩んだ期間は苦労の人生であり 二つ目は青年期から…

休日振替

東京銀座にある日産自動車ショールームを見た。 電気自動車のLEAFリーフが展示されているが 自動車の将来像を見るようで興味が湧いてくる。 ところで夏の節電のため自動車産業始めとして 一部の企業が今までの休日の土日から木金曜の 振替就業する事になった…

隠居の独り言(954)

「嵐」の相葉雅紀が「自然気胸」で入院すると所属のジャニーズ事務所が発表した。 同じジャニーズの内博貴も患ったことがあるし、俳優の佐藤健や歌手の前川清など 著名人もけっこう多い。この病気は肺臓を包む肋膜に何かの原因で空気が流れ込み 肺を圧迫して…

一年の峠

今日は7月1日、一年の折り返し点に当たる。 陰暦の6月は陽暦の7月にあたるので真夏の 暑い盛りがこの辺りから始まる暦なのだろう。 梅雨の中休みの夕暮は美しいが、たそがれの 西空に夕雲が落日を映して美しい彩雲となり 長くたなびき昼間の暑さを癒してい…