2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(511)

先週世界フィギュアで浅田真央が優勝して表彰台に立った時、日の丸掲揚とともに スエーデンの合唱団が日本語で君が代を歌うのを見たが、その企画に感動を覚えた。 今は卒業・入学のシーズンで、最近では君が代を歌わない、国旗を掲げさせないとの 日教組のゴ…

隅田川遊覧船

花見のシーズンとあって隅田川遊覧船は 河畔の桜見物に大勢の人で賑わっている。 とくに吾妻橋から言問橋、桜橋の付近は 桜の名所とあって川は遊覧船や屋形舟や 釣り舟などでごったがえし両岸の桜より 多いくらいだ。日曜日はうす曇で気温は 花冷えの感じだ…

隠居の独り言(510)

春と共に今年もプロ野球のシーズンが始まった。20日にはパ・リーグがスタートして セ・リーグも今日28日に開幕する。昨年の巨人はリーグで、折角優勝したのに最後の クライマックス・シリーズで中日に祝杯を挙げられてしまった。今年も阪神を加えた 三強の年…

孫だくさん

「孫は目に入れても痛くない」とは 真っ赤な嘘で、孫6人と共に暮らす ジジババは休日も祝日も無い同然で 毎日が喧騒とこまごまとした用事が いっぱいで日々が過ぎていく。 若い頃には歳を取って引退したら あれもしたいし、これもしたいと、 老後の設計があ…

隠居の独り言(509)

今年の桜も見ごろを迎えている。思えばこの世に生を受けて桜の花を見るのは 今年で75回目ということになる。花が愛おしいのは命の残量が少ないせいで 時の流れが、いかに大切なものかを歳を重ねて初めて気が付くものだろう。 花吹雪が舞うさまは、若い時なら…

春のうららの

ここ二三日の暖かさで一気に花が咲いた。 ♪春のうららの隅田川、上り下りの舟人が 滝廉太郎がここ墨堤を見て作曲した明治の 隅田川はどのような風景だったのだろう。 今のようなコンクリート堤防でなく土堤で 行き交う舟も屋形や渡し、チョキ舟など、 どこま…

隠居の独り言(508)

三月は卒業式そして別れのシーズンでもあるが、また新しい門出に向かう 人生の節目の時期で、新芽から花を咲かせる華やかな命の幕開けが始まる。 はるか遡れば自分にもそんな季節があった。今から60年前の昭和24年に 自分は姫路市立飾磨中部中学校を卒業した…

卒業式

今日は孫が通う小学校の卒業式だが 孫はいつも「仰げば尊し」の歌を 練習していた。最近はこの曲も式で 歌う学校も少なくなったらしいが 孫の母校で取りあげたのは嬉しい。 今も昔もこの曲は卒業式には最も 適していると自分は思うのだが・・ 現在ははSMA…

隠居の独り言(507)

維新前には武家以上の家柄の人は年齢や役柄その他の理由で名前を変えた。 豊臣秀吉も日吉丸→木下藤吉郎→羽柴秀吉→関白→太閤というように・・ 人の名前にナノリというのがあって公卿や武家の男子が元服後に通称以外に 名乗る実名のことらしい。例えば西郷隆盛…

桜開花宣言

東京は3/22日に桜開花宣言が発表された。 春の象徴の花は何といっても桜に限るのは 樹木全体に見事に開いて見事に散るさまは 日本人特有の人生観や、情緒溢れる色模様、 明るい季節の移りなどの感情が入り乱れて 或いは花に酔い、或いは花に情感を託す。 「…

隠居の独り言(506)

今の高校生にチベットの位置を尋ねたら何割の生徒が正確に答えられるだろうか。 先日のコソボ独立の意味と位置だって同じで、世界の地域紛争をよそに、いかに 日本が豊かで平和で幸せな暮らしをしているのか、たまには有難味を考えてみよう。 世界の屋根とも…

法隆寺

古い寺や神社を拝観して何時も思うのは よくまぁ長い歳月の風雪に耐えて今まで 生きていてくれたなぁと感心してしまう。 中でも法隆寺はその最たるものだろう。 聞けば五重塔の真ん中の太いふくらみの 柱の木は、木が森の中に生きていた時と、 あれから1200…

隠居の独り言(505)

アメリカの信用不安で一気にドル安が進み円は12年ぶりに95円台に高騰した。 昭和の始めに起きた「世界大恐慌」が思い出されるが、当時と情勢が違うといえ 長らく続いた世界の中のアメリカの一極集中時代に陰りが見えてきたのだろう。 円高は輸出産業には痛手…

東大寺

大きな奈良の大仏さんを見て思うのは 1250年前に聖武天皇の意図で建立され 国をあげた大規模な建設工事は国費を 浪費され、あげくに大量の銅の鋳造で 森林破壊され付近の山は裸同然になり 後の足尾銅山に見る如く鉱毒で多くの 被害者が続出したに違いなく、…

隠居の独り言(504)

孫の合格した中学校では制服はあっても制帽の着用は自由と定められている。 学校近くの帽子屋を訪ねたら「買っていく学生は10人に1人です」との事、 学生帽も売れなくなったものだ。自分が昭和20年代に帽子の製造元に小僧に 入った頃は一年を通してメーカー…

平等院

平安時代後期の日本では「末法思想」が 広く信じられていた。それは釈迦の死後 2000年に仏法が廃れ、天災地変が続き やがてこの世が滅亡するとういう思想で 平等院が創建された1052年は、まさに 「末法」の元年に当たっていたという。 平安の藤原氏の栄華を…

隠居の独り言(503)

「神の国日本は日の神の御子孫たる天皇が治める国である。天皇は世界に君臨し 御威光は遠近にかかわりなく隅々にまで及ぶ。しかるに今、西の果ての野蛮なる 者どもが四方の海をかけめぐり身のほど知らずにも我が国を凌駕せんとする」 著者は水戸藩士だが尊皇…

古都の旅

早春の休日は京都・奈良に旅をした。 受験戦争に頑張った孫のご褒美旅行を 兼ねて二泊三日間の古都を楽しんだが どの道を歩いても気分が高揚するのは 私が関西生まれのせいなのか、歴史の 凝縮された街並みが心をくすぐるのか、 父が眠る墓所のせいなのか、…

隠居の独り言(502)

D氏「日本は現在、世界で唯一の主権を持たない国です。文字通り裸国家なのです。 防衛についても、一朝、事が起きても主役のアメリカが出てくるまでの脇役だけで ただひたすらに待って耐え抜くだけの防衛体制です。近隣相手から攻撃を受けても 反撃する体制…

お手々つないで

♪夕焼け小焼けで日が暮れて山のお寺の 鐘が鳴る・・お手々つないでみな帰ろ〜 幼い頃に歌った田舎の情景は遠い過去の ものになってしまったが、遊び疲れて 帰路に着く子供たちの幼いハートは今も 昔も変わらない。身体じゅうが真っ黒で 洋服を汚した罰も親は…

隠居の独り言(501)

最近の世相を紙上有識者先生に拙宅に集まっていただき熱く語ってもらった。 A氏「もう日本は、何年も持ちませんね。800兆円以上と言われている日本政府と 地方自治体とを合せた負債の裏に、更に隠れ負債があって累計1000兆円近いです。 これを解決出来る具…

高齢者講習

運転免許証の更新は70歳を超えると 更新の手続きの前に、教習所へいって 学科や技能のほかにビデオの鑑賞など 一定の検定を受けなければならない。 加齢に伴う反射神経の反応の遅さや 漫然運転で高齢者の事故が多いそうで 自分自身の運転を見直す契機になれ…

隠居の独り言(500)

ブログ日記とは、一昔前なら想像も出来なかった画期的なもので自分は古希を 過ぎて始めたが書いているうちに様々な好奇心が生まれ、蔵書の数も増えたし 生活の中で暇無く行動する有難味を実感出来たのもブログ綴りの結果と思う。 いつのまにか、この隠居シリ…

京王百草園

今でも豊かな自然を残す多摩広陵には あちこちに梅や桜の名所が見られるが その内の一つ、日野市にある百草園は 江戸時代から語り継がれる梅の名園で 1000本近い古木が見事な花を咲かせ 訪れる人の目を楽しませてくれる。 休日に散策に出かけた。京王線駅か…

隠居の独り言(499)

3月6日発売の週刊新潮の記事にNHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証には 疑問が多すぎるとの由が書かれてあった。記事によると於一が生まれた実家の 今和泉島津家は「たった1万石の分家」と紹介されているがその屋敷はまるで 500石程度の武家屋敷のようだし…

東京大空襲

大戦末期の1945年3月10日の昼、一機の アメリカ爆撃機B29が東京の空を旋回した。 空襲警報のサイレンが鳴り響き人々は緊張し 空襲に備えたが一機はほどなく去って行く。 でもそれはオトリだった。皆がホットして 眠りについた深夜に300機のB29の大群が 東…

隠居の独り言(498)

昨日の福田内閣メールマガジン第21号によると「日本経済全体を見るとここ数年 好調な輸出などに助けられて、成長を続けています。企業部門では、不良債権など バブルの後遺症もようやく解消し、実際は大企業を中心としてバブル期をも上回る、 これまでで最高…

LUMIX

デジカメを買いにいったら店員さんに PanasonicのLUMIXを薦められた。 手ぶれが無く、きめ細かく、画素数も 1000以上とか、色々と説明されたが 何せこちらは素人、まぁ綺麗に映れば、 それで結構と、衝動買い的に買ったが 猫に小判、豚に真珠のようなも…

隠居の独り言(497)

バルカン半島はヨーロッパの火薬庫だといわれて久しいが先日その中心部の コソボがセルビアから一方的に独立宣言した。ここは多くの民族の雑居する モザイク模様の土地だが、18世紀にはオスマントルコの支配下に置かれ、 その後オーストリア・ハンガリーが治…

啓蟄

寒い間、地中の暖かい部屋で眠っていた 虫達が春に目覚めて地上に出てくる日を 啓蟄の日という。随分と難しい文字だが 漢王朝時代に、二十四節気の一つとして この日から春分までの期間をいうらしい。 我が家の啓蟄の日は、歩き始めた孫娘が 近くの公園の散…