春のうららの

harimaya2008-03-27

ここ二三日の暖かさで一気に花が咲いた。
♪春のうららの隅田川、上り下りの舟人が
滝廉太郎がここ墨堤を見て作曲した明治の
隅田川はどのような風景だったのだろう。
今のようなコンクリート堤防でなく土堤で
行き交う舟も屋形や渡し、チョキ舟など、
どこまでも、のんびりとした墨堤に並ぶ
桜並木の景色に人はいつもの生活を忘れて
花に酔い痴れ、廉太郎は「花」を作曲した。
現代では川に多くの橋が架けられ、傍には
高速道路が借景を汚し、昔の面影は無い。
しかし時代が変わっても桜の時期には多くの花見客で賑わって、花に酔い酒に酔い
桜を愛でる人、日ごろのウサを晴らしている人、これからが花見の本番が始まる。