2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(39)

健康には食事睡眠運動の三点セットに一年一回の健康診断は欠かせない。 60歳を過ぎてからは毎年人間ドックに入っているが、いまから4年前の 血液検査で前立腺の腫瘍マーカーPSAの数値が上がって不審船が疑われ 精密検査を受けてやはり前立腺ガンとの告知を…

上野動物園

孫連れの散歩コースには動物園が とてもよく上野は何十回と通って どこにどの動物がいるか孫たちも 殆んど覚えていて家の庭のようだ。 65歳からは300円で子供は無料。 自動車の心配は無いし思いっきり 飛び回ってこんないい所はない。 動物たちは檻の中だが…

隠居の独り言(38)

幸せの三本柱は健康、愛情、経済だが歳を取ると一番気になるのは健康だ。 今回は健康について思うままに書いてみる。いずれ「お迎え」が来るのは 仕方がないがそれまでは誰の世話にもならず元気そのもので暮らしたいは 老人の共通の願いで今年の初詣は巣鴨の…

雛飾り

まもなく桃の節句がやってくる。 今年の雛段飾りは子供達だけで 何時間も掛けて飾りつけをした。 最初の七段の組み合わせから あぁでもない、こうでもないと 各人形に首や烏帽子を付けたり 五人囃子の笛太鼓、刀や弓など 解説書を見ながらの並べるのは 今ま…

隠居の独り言(37)

早いもので昭和11年(1936)の2・26事件から70年の歳月が流れたが 陸軍の過激な国粋主義の青年将校達が「昭和維新」を旗印に起こした この事件は陸軍内部の派閥争いで仲間の将校や高橋是清などを殺害し クーデターを決行したが失敗して事件はうやむやに終わっ…

荒川静香

今朝は早起きをしてテレビを見た。 今更言うまでもないが皆が待ちに 待ったメダルの色が“金”だった。 逆転劇のドラマチックに感動した 今回のオリンピックはかつてない 喜びを日本人がみんなで味わった。 メダルは数の問題ではないはずだ。 これでいい。これ…

隠居の独り言(36)

2/22日は「竹島の日」だが島根県が条例で決めて松江市ではフォーラムも 催しているのに外務省の担当者や国会議員の誰もが出席しないのは何故か。 だいたい領土問題を一地方の島根に預けて国は知らん顔の了見に腹が立つ。 竹島の今までの経緯は省くが韓国のご…

豪雪

気象庁では43年ぶりの今年の大雪を 「平成18年豪雪」と命名したが 表参道ヒルズの隣に新潟館があって 雪国の生活必需品が展示されている。 「みの」「そり」「かんじき」等々で 昔からの雪と戦う生活の大変さを その道具たちが物語っているようだ。 関東に住…

隠居の独り言(35)

私は小さな帽子会社を営んでいるが昭和24年に上京した頃は食べ物も無く ボロボロの衣服を着ていても、ほとんどの男の子たちは学生帽を被っていた。 当然に学生帽は売れて入学時期になると一年間作り貯めた製品は底をついた。 それだけ日本の社会には服装の観…

吊るし雛

娘夫婦が伊豆に住んでいたころ 早春の町々には一面に菜の花が 黄色い絨毯のように咲き乱れて 河津桜との色合いに魅せられ よく出かけたものだった。 吊るし雛が伊豆の伝統工芸品と 知ったのはその時で、あまりの 美しさに今も我が家では、婆や 娘たちが雛の…

隠居の独り言(34)

トリノ五輪ではメダルの取る難しさを、まざまざと見せ付けられる思いだが 今の幼稚園や小学校の運動会で例えば徒競走で一位になっても何の表彰も無く 全員が記念品をいただく「参加して意義あり」の催し物には頭をかしげる。 競争社会で生き抜くためには小さ…

孫10年

早いもので初孫が誕生して10年の 歳月が流れた。十年一昔と言うけれど 爺さんもすっかり身について姿格好も 老いたものだと諦めの境地は哀しいが 孫との楽しい生活は神さまから頂いた ご褒美だと、とても感謝している。 世の中の少子化とは反対に5人もの …

隠居の独り言(33)

水戸黄門は今ではテレビのヒ−ローだが子供のころは立川文庫の講談本で毎日 読み漁ったものだった。当時立川文庫では子供向けの講談本を多数に発行して 少年たちの夢をトリコにその人気は凄いものだった。「真田十勇士」「一休禅師」 「猿飛佐助」「忠臣蔵」…

愛犬

私は現在ペットを飼っていないが 日本は空前のペットブームだそうで その産業規模は何兆円とも言われて 世界の発展途上国の国家予算よりも 高いとはなんとも複雑な気分になる。 飢えに苦しむAA諸国の人の惨状を 見れば日本のお犬様のなんと贅沢か。 昔、徳…

隠居の独り言(32)

俗な格言に「親の意見と冷や酒は後で効いてくる」とあるがつくづくと思う。 幼い頃は親父に殴られ学校では先生にビンタを張られて叱られ続けた悪童も 大人になれば事の判断が正しく身について社会の中に溶け込めるようになる。 甘やかされて育った二代目が財…

三寒四温

今頃の季節は冬将軍と春の女神が 交互に日本列島に訪れてくる。 なぜ冬は将軍で春は女神様だろう。 イソップ物語の北風と太陽の話を するまでもなく厳しい冬があるから 春の嬉しさは倍化するのだろう。 喜びは苦しさを体験しないと実感 出来ない事を季節は教…

隠居の独り言(31)

今の小学校の音楽の時間には「日本の童謡」や「尋常小学唱歌」など昔から 歌われた日本叙情名曲が教えられていないのに気づく。旋律も素晴らしいが 歌詞の持つ情操は歌を歌いながら日本の言語文化を理解するうえで最高だと 思うのだが文部科学省の中央教育審…

お遊戯会

幼稚園のお遊戯会を見たが とても仕草が可愛く楽しい。 それでも園児たちは何ヶ月も 練習を重ねて今日の時間の 晴れの舞台に臨むわけだが 一生懸命の健気さがジーンと 胸に来て目頭が熱くなる。 先生、園児、そして親たちも みんなで作った楽しい劇は いつま…

隠居の独り言(30)

たしかに戦前の子供は親からのしつけや学校での教育方針は厳しかった。 家の中では親に対しての反抗的な口答えなどは絶対に許されるものでなく 物事の一つもまず父親からの行いが最初だった。昔からの儒教の思想が 浸透していて目上を尊ぶ気持ちは親であれ、…

猿回し

湯島天神へお参りに行ったとき 境内で「猿回し」をやっていた。 最近では「日光サル軍団」等の 大掛かりな興行もあるけれど 昔は祭礼の時など神社の境内で 見世物小屋が出来て芝居の他に 猿回しがあって色々な芸を見て 大人も子供も喜んだものだった。 サル…

隠居の独り言(29)

ケータイ・パソコン・ロボット等々、とても文明の発達には附いて行け ないほどに人類は進歩しているが私が生まれた僅か70-80年前の日本は 殆んどの人が田んぼや畑で菅笠被って土地を耕していた農業国家だった。 大正ロマンや昭和モダンも流行の一部に過ぎな…

バレンタインデー

世の中は変わったものだなぁー、と 思うのは動物学的に言えば、ヒトの 生態では♂から♀へのプロポーズが 普通だったのに、その逆も可なりの 考えが定着しつつあるのが現状だ。 しかもチョコレートという「餌」で 大魚を釣ろうという魂胆はいいが、 その「餌」…

隠居の独り言(28)

トリノ五輪で世界は沸いているが長年に亘って素直に世の中に溶け込めない 家族もいる。拉致被害家族はどのような思いで北朝鮮の行進を見たのだろう。 先日開かれた「日朝協議」は何だったのだろうか。北朝鮮を日朝協議の場に 引き出そうとして日本が提案をし…

梅一輪の暖かさ

天気予報も今週は暖かいそうだ。 立春が過ぎやっと「光の春」にも 暖かみが加わって寒い冬が遠のく。 梅便りもあちこちから聞こえて やっと春が巡ってきた思いだ。 近くの公園に子供たちの歓声が 戻って、春を実感出来るように なってきた。やはり春はいい。…

隠居の独り言(27)

「隠居」を広辞苑では「世事を捨てて閑居する事・家督を譲って隠退する事」 とある。その定義からすれば本人は、えせ隠居もいいところで仕事をしながら 遊んでいたりで自由が有りそうでなく例えば二三日の旅行でも名目が必要で 「ぶらりと出かけます」とはい…

湯島の白梅

東京も梅の開花宣言が発表されたが 湯島天神の境内は早咲きの冬至梅が 白い花を付けて早春を告げている。 今年の冬は例年になく寒かったが その分、紀子さま慶事のニュースは 気分が春のように気持ちも暖まる。 境内には合格祈願の絵馬で賑わい 多くの親子た…

隠居の独り言(26)

零細企業の取引は手付金や売買契約書があるわけでなく電話一本やメモ一枚で 事が足りてお互いの信用と阿吽の呼吸で商売が成立してそれを長年やってきた。 たとえ零細企業でなくても国内では似たような形態で行われてそれでみんなが シャンシャン手締めをして…

大相撲トーナメント

トリノ五輪ムードには隠れて しまった大相撲ニュースだが 2/5日に両国国技館行われた 大相撲トーナメントは、やはり 横綱朝青龍が優勝を果たし賞金 250万円を獲得したが、それは それでいいとしても残念なのは 最後の準決勝に残った四人が 白鵬、旭天鵬、…

隠居の独り言(25)

先日ギター仲間の新年会があって大勢の人が集まったが思うに人それぞれに 個性があって同じ楽器でも好みや進む道が違ってとても勉強になって面白い。 クラシックの正統派からフラメンコ、ポップの世界までギターという楽器の 多面性が生み出しているのだろう…

紀子さまご懐妊

ニュースが日本中を駆け巡った。 順調な経過をたどればこの秋にも ご出産とかだが誠にお目出度く、 そしていいタイミングだった。 政府が「皇室典範」の改正案を 今国会に提出する予定だったが、 その論議に影響を与えるは必至だ。 そもそも政府の改正案は世…