2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(24)

今日は北方領土の日だが千島樺太が日本だった事を覚えている人は今になっては 日本人の中で人口の何%になってしまっただろう。オホーツク海は日本の内海の ように漁業開発は日本人の手で行われて世界でも最も豊かな資源に恵まれていた。 小学校で習った日本…

アマポーラ

休日は千葉でギター仲間の新年会が あって私は弾き語りでラテンの名曲 アマポーラを歌った。この曲は古く 子供の頃にも親父の蓄音機で聴いた 記憶があるので気に入っている。 最近はTYのCMにも流れていて メロディーは甘美で心を癒される。 ♪アマポーラ、あ…

隠居の独り言(23)

ホリエモンの評判も地に堕ちて可哀そうな者だが新聞に出てくる有識者とか テレビに出てくるコメンテーターとか言う人たちはコレデモカコレデモカと ホリエモンけなしに余念が無いが、それを予想出来た人はいたのだろうか。 田中角栄がロッキードで失脚してと…

ランドセル

孫娘は間もなく小学校一年生だが ピッカピカのランドセルに気分は すでに学校に飛んでいるようだ。 一昔のランドセルは黒と赤だけで 男の子と女の子は決まっていたが 最近の売り場はとてもカラフルで 緑、黄、青、オレンジ、ピンクなど 好みも多様化してきて…

隠居の独り言(22)

ツラの皮の厚いこと、あつかましいことを厚顔と言うがホテル「東横イン」の 西田憲正社長の顔はまさに堂々たる「厚顔無恥」そのもので役者も顔負けの 演技力に圧倒される。「いいからやっちゃえと思った」「制限速度を多少は オーバーしてもいい」人の良さそ…

おかめ・ひょっとこ

神社の参道には色々な店があるが 郷土玩具のお面はなんといっても おかめ・ひょっとこの顔がいい。 おかめは鼻が低く頬っぺが豊かで お多福とも言われ優しさと健康は 昔の日本美人の代表かもしれない。 ひょっとこは「火男」の代名詞で あの歪んだ顔かたちは…

隠居の独り言(21)

司馬遼太郎は晩年にある雑誌社との対談で「日本のわずかの平地を米も作らず、 工場もおかず投機の対象とのみにした。狸が木の葉を出して一萬円札だと言えば そうですかという風なやりかたです。その流れのなかに政府と銀行が飲み込まれ るどころかメーンにし…

節分

「鬼は外、福は内」節分の夜は 昔は近所あちこちから聞こえて 真冬の寒さも気持ちが和んだが 今は聞こえないのがチト淋しい。 「豆まき音頭」にいつも鬼たちは 逃げ惑うが可哀そうな気もする。 鬼の中にも結構愛嬌が一杯あって 鬼の霍乱、鬼も十八番茶も出花…

隠居の独り言(20)

司馬遼太郎が亡くなったのは72歳だがその死に特別の感慨を持つのは私も 今が同じ年齢でこれ以上生きるのは司馬さんに申し訳ない気がしている。 「人の一生というのは、たかだか50年そこそこで、いったん志を抱けば その志に向かって事が進捗する手段のみをと…

マンボウ

なんとも奇妙なかたちのこの魚の ゆっくりと泳ぐ姿はつい見とれて 時間の経過を忘れさせてくれる。 ここ品川アクアスタジアムの中は どの水槽も容量が大きく見やすい。 マンボウにはネットが付いていて 水槽に衝突しないように仕掛けが あるが大自然の海の中…

隠居の独り言(19)

司馬遼太郎が世を去って2/10日で10回忌を迎えるが私が今までに読書して 最も影響を受けた作家だったかもしれない。とにかく夢中で読んだ日々は 年齢的にも仕事にも燃えていた頃であったからその一語一句に魅せられて どれほど自分の心のコヤシとなり生きるイ…

功名が辻

大河ドラマは稲葉城の落城のおりに 燃え盛る火の中で一豊と千代が再会 結ばれる劇的な場面を映し出されて いよいよ佳境に入った感がしている。 今、東京江戸博物館では功名が辻の 特別展が開かれて山内家伝来の名宝 などのほかに当時の安土桃山時代の 武将た…