2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

尾崎紅葉(1867-1903)

♪熱海の〜海岸〜散歩する〜貫一お宮の〜二人連れ・・ 私も老人ホーム慰問で10年近く前から歌を歌っていますが 最初のころは「戦友」「ゴンドラの唄」「金色夜叉」などが 受けましたが歌は世につれ最近は古賀やひばりが評判いいです。 「多情多恨」や「金色夜…

ハロウイン

ハロウィンとは万聖節(11月1日、天国の諸聖人を祭る 祝日)の前夜祭とかで、 アメリカでは大変盛んで毎年 10月31日の夜になると、魔女やゴーストなどの仮装で 近所の家々を回り子供たちにカボチャのくり抜いたのや お菓子を配るお祭りなのだそうだが、最近は…

良寛(1758-1831)

新潟中越地震の災害に遭われた方々に衷心より お見舞い申し上げます。 越後で生まれ越後で暮らした江戸後期の禅僧で世俗に 超然として自由に生きた天真爛漫の良寛和尚も天保の 越後大地震を経験し、知人への手紙では無事を伝えて 「災難に遭う時節は災難に遭…

神無月の終わりに

十月は秋晴れらしい秋晴れに恵まれなかったが 今年は台風地震と異常気象といえばそれまでだが 地球が人間の冒涜に病気に罹っているのかもネ。 夫婦関係と森羅万象はほどほどがいい。 むかし私が小学校の修身の時間では神代の神話を 教えてもらったけれど、夫…

釣瓶落としの秋の日

日が短くなって秋の夕暮れはアッという間に暗くなってしまい その暮れる様子を井戸の中の釣瓶を落とすようだと表現した。 でも今や井戸も無く、このような諺も死語になってしまったようだ。 子供のころ井戸から水を汲み上げ飲んだ美味しさは自然の味だったに…

柿が色づくと医者が青くなる

晩秋が近づくと青かった柿や蜜柑が色づいてきて とても美味しくなりカロチンやビタミンが豊富で 秋になると医者に掛かる人が減ってしまう事から、 こんな果物のことわざが生まれたのでしょうか? 「蜜柑が黄色くなれば医者が青くなる」も意は同じ。 農家は食…

吉田松陰(1830-1859)

幕末、長州が生んだ英才、佐久間象山に洋学を学び、下田で米艦で密航を 企てて失敗し獄に繋がれ、おりからの安政の大獄で10/27日、小塚原で切られた。 松下村塾で高杉晋作、久坂玄端、木戸孝允、伊藤博文など明治のリーダー達を育てた。 松蔭をはじめ橋本左…

こちゃえ節

♪お江戸日本橋 七つ立ち 初のぼり 行列そろえて あれわいさのさコチャ 高輪 夜明けの提灯消す コチャエ〜 コチャエ〜・・・ 「七つ立ち」は今の午前四時頃に出発のことで、まだ暗いごろに 出て約8キロ歩いて高輪に着いた頃は明け六つ(午前六時)で ようや…

お江戸日本橋

トシを取ると誰もがつぶやく言葉は「昔は良かった」 平安の昔でも明治でも平成でも人の心は変わらない。 では時代が過ぎるごと悪くなっていくのでしょうか? なにもかも萎びれてしまった老人の泣き言なのです。 しかしホントに「昔は良かった」ところがあり…

十三夜

今夜(旧暦9/13日)は「後の月}の十三夜、被災地も無情の雨とか・・ ♪お月様幾つ、十三七つ、まだ年ア若いな、あの子を生んで、 この子を生んで、だアれに抱かしょ・・ 年齢の数ではなくて十三夜の七つ時(午後4時ごろ)の月が円くなりはじめで まだあなた…

雪五尺

信濃川は越後米の産地として新潟平野を潤す「母なる川」 である。今回の震源地は上、中流域の十日町盆地のあたり らしいが戦後に原と呼ばれる高い段丘面に開拓村が誕生し そのあたりが特に被害が激しいようで早い復旧を期待する。 ともかくあのあたりの雪の…

新潟紀行

今からウン十年前の新緑の候、長野から十日町まで ローカルな飯山線の旅をしたことがあります。 途中、宮野原で下車して秋山郷を歩いてみましたが 苗場山と鳥甲山のふところ深く渓谷には名も知れぬ 花が咲き乱れイワナの宝庫とも言われるほどの水が 澄んで秘…

ボランティア

神戸のときもそうであったようにボランティアの方々や自衛隊員が 続々と全国から多数が集まり被災地に入り活動を始めていると云う。 まことに頼もしく無償の奉仕を黙々として働く姿に頭の下がる思いです。 どこかの国のように略奪や暴動もなく復興作業をみな…

神戸淡路大地震

あれから10年の歳月が流れましたが、私の遠い親戚が 命を落としましたし、ちょうど娘の結婚式の日取りと重なって 兵庫の親戚の出席などにも、やきもきした思い出があります。 「災害は忘れたころにやってくる」こころせねばならぬ教訓を いま一度、噛みし…

新潟大地震

TV新聞等を見ていると今回の地震はいかに想像を 超えた凄い自然の猛威だったかを痛感させられる。 地球が生きている実感をまざまざ見せ付けられた 思いで人々が営々と築きあげてきた生活や基盤が 瞬時にして崩れ去る映像を見ると自然のまえでは 人間の知恵…

人生の秋

最近「負け犬」という言葉が一種の流行語のようになって 人々のいろいろな話題の一つになっているようだ。 言わずもがな三十代の結婚もせず子供も産まない独身女性の ことらしいが、理由は今のライフスタイルにすっかり馴染んで 身軽にエンジョイするうちに…

今はもう秋

♪いまは〜も〜あき、だれ〜も〜いな〜い〜うみ♪ 季節は秋だが、秋は季節だけではない。 プロ野球の動きも秋の気配が色濃くなってきたようだ。 阪神、横浜オーナー辞任は「ブルータスお前もか」の 思いで、そんなセコイことまでして選手のご機嫌取り なんてプ…

アダムの林檎

日本ではリンゴは美しさの象徴のようですが西洋ではイメージが かすかに「禁断の木の実」として影を落としているようです。 しかしどうして美味しい林檎が禁断の実なのか、意味が分からない。 英語で(Adam,s apple)と言えば成人男性のノドボトケのことらし…

林檎の歌

今年も秋の味覚の代表リンゴの美味しい季節になりました。 先日、福島の信夫山の麓でリンゴ園をしている従兄弟から 栗、梨、アケビ、きのこ等リンゴと共に送られてきました。 今年の出来具合もなかなかで、とても甘く美味しいです。 リンゴを見ていると純真…

天気予報

今年の台風の多い原因はフィリピン沖の水温が高いのと 太平洋高気圧が北東に偏ってそのヘリが日本列島にある のが解説のお言葉だが、それでは何故に水温が高いのか 何故に高気圧が偏るかは説明がほとんどありません。 要するにそれ以上は予報官も解らないの…

秋の野分

昨夜の台風は、みなさま如何だったですか?今年は 極寒、酷暑、台風など記録ずくめの異常気象だった 年のようだが地球規模から見れば普通の現象かもネ。 昔は台風などの仕組みや発想がなかったためなのか 強い風のことを野分(のわき)と云い茫々とした山野 …

東海道新幹線

私が始めて上京した頃は姫路から東京まで13時間も汽車で揺られて 来たわけですが、今や大阪まで「のぞみ」で2時間半、想像を越えた 高速走行で帰郷や仕事、遊び等で数え切れないほどに利用しています。 東京駅のホーム不足で品川に始発を作り本数も増えて便…

品川界隈

所用でときどき品川へ出かけますが、ここ数年の駅前の 変貌は目を見張るものがあります。広い高輪口は人々の 往来が激しく新宿や渋谷とほとんど変わらない人の流れ。 反対の港南口は新しいオフィス街に発展しビルが林立して 風景がすっかり変貌し東京の新名…

極東国際軍事裁判所

裁判は何だったのか?日本を侵略国と決めつけた軍事裁判は それまで築き上げてきた日本の伝統や文化も否定されました。 戦争に勝てば民間人を標的に原爆や多数の都市を瓦礫と化した 無差別爆撃やシベリアへ60万人の集団拉致も正義なのだろうか。 法律が無い…

靖国神社

今、神社では秋季例大祭が行われているが国会議員の 有志たち80人が参拝したと云うがとても結構なことだ。 中国や韓国などは早速イチャモンを付けているらしいが 彼らの言い分はいわゆる戦後の連合軍の極東軍事裁判で A級戦犯と指定された人たちが祀られて…

戦後生まれ

戦争が終わった昭和20年に生まれた人も今年は還暦を 迎えました。ものごころが付いたころは経済の成長期で 歌の世界も世につれて童謡もTVやアニメの主題歌などに 変わって学校の音楽の歌もそれなりに変化していきました。 以前に歌われた童謡や抒情歌な…

爺の子守唄Ⅱ

♪唄を忘れたかなりやは、後の山に棄てましょか いえ、いえ、それはなりませぬ♪ この「カナリア」は作詞は西条八十、作曲は成田為三。 大正九年にレコード化された初めての童謡だそうですが、 爺の歌う子守唄は大抵が尋常小学唱歌の歌が多く皆から 古いと揶揄…

ショパン(1810-1849)

私も最も好きな音楽家の一人は「ピアノの詩人」と称された 彼だが、ともかく旋律の美しさは何度聴いても感動を覚える。 独創的で豊かな詩情に満ちたロマンティックなピアノの世界は 音楽を超越して身体のすみずみにまで沁み通る快感さえ感ずる。 女流作家ジ…

ダイエーと西武

プレーオフが終わって、さぁこれから日本シリーズの 決意新たにと云う選手の気持ちを逆なでするかのように 親分の西武の堤さんもダイエーの高木さんも去っていった。 流通業界も野球業界も時は凋落の一歩なのだろうか? イオンもヨーカドーもアメリカに買収…

マタ・ハリ(〜1917)

みなさま、この方の名をご存知だろうか? 20世紀の初期パリのムーランルージュで美貌のストリップダンサーで艶名をはせ、 上流社会に出入りし連合国側の攻防作戦の情報をドイツ側に流したと云われている。 第一次世界大戦でスパイとしてフランス軍に逮捕され…