釣瓶落としの秋の日

日が短くなって秋の夕暮れはアッという間に暗くなってしまい
その暮れる様子を井戸の中の釣瓶を落とすようだと表現した。
でも今や井戸も無く、このような諺も死語になってしまったようだ。
子供のころ井戸から水を汲み上げ飲んだ美味しさは自然の味だったに違いない。
時代の変遷とともに日用的な道具や言葉も変わり寂しい気がしないではない。