2016-01-01から1年間の記事一覧

隠居の独り言(1561)

今年も後三日。後世の人は2016年が歴史を変えたというだろう。イギリスのEU脱退、 米大統領選でトランプ勝利、マスメディアなど予想に覆しての想定外が歴史を曲げた。 日本は安倍政権が続いているが、夏の伊勢志摩サミットや安部首相が地球儀外交を 盛んに…

2016年の終わりに

もういくつ寝たらお正月。今年も間もなく大晦日・・ 様々な思い出に彩られながら過ぎていく2016年。 楽しかったこと、悲しかったこと、それぞれ一年の 人生は悲喜交々、闇も光もあって時が過ぎていく。 そんな交々を用意し来年に向かって進んでいこう。 年明…

隠居の独り言(1560)

歳のせいかも知れないが年末になると子供の頃が思い出される。2016年も後一週間。 今は子供が少ないせいか、冬休みなのに町の路地から子供の歓声は聞こえてこない。 昔の路地は普段の午後や休日は子供の天国で、冬の日でも子供らは汗をかくほどに 動き回って…

全国高校弓道大会

孫娘の全国高校弓道選抜大会出場の応援で 会場の名古屋・日本ガイシホールへ出かけた。 47都道府県から各1校選ばれた精鋭たちの 全国大会は張りつめた雰囲気で心引き締まる。 残念ながら上位賞までは叶わなかったけれど 孫は大会に出場できただけでも大満足…

隠居の独り言(1559)

年末は政治の行方も総括に入る。先だって行われた日露首脳会談は期待したもので なかった。某新聞の世論調査で「評価する60%」で、ある程度の評価はあったけれど 領土解決の道筋が見えない段階で交渉の難しさが浮き彫りにされたのは確かであり 北方四島の共…

暮れの仕事

世間は年末年始のお休み期間というのに 帽子メーカーは多忙で盆正月も返上する。 毎年の例だけれど、やむをえない職業だ。 年末は春冬物の生産の最終段階に入り 盆の暑い盛りは秋冬物に追われている。 といって繁忙期が終われば仕事が途絶え 当然に職人は収…

隠居の独り言(1558)

NHK大河ドラマ「真田丸」が終わった。三谷幸喜、脚本の戦国ものだが見応えあった。 歴史の戦記物の殆どがフィクションであり、真田幸村という人物が日本の歴史の中で どんな役割を演じたのか作家により違うのも仕方ない。幸村は真田昌幸の二男だが 真田家…

羽子板市

今年2016年残り10日余りとなっていくなか 浅草では今日まで羽子板市が開かれている。 羽子板に世相の顔を描かれたのがあるけど 2016年の絵はトランプでもプーチンでもなく NHK大河ドラマ「真田丸」の真田信繫だった。 一年を通じて堺雅人君、ご苦労さまでし…

隠居の独り言(1557)

歳末は人生を回顧する時だが、戦後に福島の疎開先から父の故郷の姫路に帰って 2年を過ごした。今は故郷を姫路としているが実際は大阪で生まれ育った12年間が 本当の生まれ故郷といえる。引っ越しは尋常小学高等部の時期だったが、折からの 教育改革で義務教…

忠臣蔵

一年の暮れになると忠臣蔵の物語が蘇る。 亡き父が浪花節が好きでよく唸っていた。 広沢虎造が好きだった♪頃は元禄15年〜 現代のテレビやスマホの無かった時代は 浪花節、小唄、歌舞伎などが娯楽だった。 赤穂浪士の討ち入りは12/14日深夜で 雪降る背景で、…

隠居の独り言(1556)

「どこをどう走っていたか分からない」10月に87歳になる老人の運転する軽トラックが 横浜市道で折から集団登校中の列に突っ込み8名の死傷者を出す事故が発生した。 東京立川では病院の出口で歩行者2名を撥ねて死亡させた。これも83歳の女性だ。 これは氷山の…

浅草仲見世

毎年、我が家の年末の行事の一つとして 浅草仲見世通りを散策することにしている。 この人混みで歳末気分を味わうのもいい。 ここ数年来は折から外国人観光客に溢れ 外国語が飛び交い浅草も変ってしまった。 前は孫たちも誘って共に楽しんだけれど それぞれ…

隠居の独り言(1555)

日露平和条約交渉にプーチン大統領が安倍首相の故郷・山口で会談するとかだが、 何と言っても日本の立場からは北方領土の帰属問題に尽きる。ロシアの立場からは 領土の日本の主権を認めないとのことで何なら今までの話は破談にしてもいいだろう。 先日の岸田…

真珠湾

1941年12月8日、日本は米英軍と戦争を始め 真珠湾攻撃をした。とうとう堪忍袋の緒が切れた。 当時のアメリカは折からの日本の拡大を防ごうと 何かと日本にイチャモンつけて国民の命綱である 食料品や石油まで禁輸措置して国民を困らせた。 当時のアジアは殆…

隠居の独り言(1554)

毎年、年末に健康診断を受ける習慣にしている。15年前に前立腺がんを患って以来、 夫婦二人で続けているが山の神ともに15年前と数値はあまり変わらないのが嬉しい。 とにかく齢を重ねる毎、健康が一番でこれ以上の幸せはない。どんなに資産あっても、 どんな…

健康診断

年末恒例にしている半日健康診断を受けてきた。 胸レントゲン、心電図、便・尿検査、血圧、問診等 これは血液検査報告書の一部だが、とりあえず、 中間の付近の数値が並んでいてほっとしている。 なにより病気は早期発見が大切で一年一回の 人間ドッグは欠か…

隠居の独り言(1553)

今日から師走。今年2016年は歴史に残る年になるだろう。とりわけ欧米の変化には 予想しなかったこと二つ。6月にイギリスのEU離脱決定、11月にアメリカ大統領選で トランプ勝利、世界のメディアは、ほぼ一致してイギリスEU残留、アメリカ大統領選で クリント…

憲法改正

今年夏の参院戦で自公の与党は圧倒的勝利で 数の上では憲法改正に必要な三分の二以上を 確保したのに何故か衆参両院の憲法審査会は 具体的な進展が見られないのはどうしてだろう。 そもそも憲法改正を党是としている自民党員の 熱意が感じられないことと憲法…

隠居の独り言(1552)

年寄りの話題は健康問題がトップだろう。スェーデンの医学研究所の発表の記事は 身長の高い人ほどガンになりやすいという。理由はいくつかに推測され背の高い人は 細胞数も多いからガン化する細胞も多くなり、カロリー摂取もその分ガンを引き起こす。 では、…

お歳暮

今年もお歳暮のシーズンがやってきた。 最近は儀礼的なお歳暮は以前に比べ 激減しているという。以前は大切な身内、 お世話になった取引先、人生の先輩に 贈り物を通し感謝の気持ちを表すのが お歳暮の役割だったがなんとも空しい。 時代の変りと共に贈答の…

隠居の独り言(1551)

ロシアのプーチン大統領は、APECの開催地リマで日露平和条約交渉をめぐり領土で 「北方四島は第二次大戦後、国際文書でロシアに主権があると承認された領土」だと はっきり明言した。事前シナリオが完全に狂ってしまった。ペルーのリマで安倍首相と プーチン…

ちんどん屋

先日、街を歩いていたら最近すっかり見なくなった ちんどん屋が、商店街のポスターを背中に書いて 特有の楽器を演奏しながら三人組で歩いていた。 幼い頃、大阪で育った時は、ちんどん屋が通ると 子供たちは後を追って飴など貰った記憶があるが 情報化の時代…

隠居の独り言(1550)

イジメの問題が後を絶たない。福島の原発事故で横浜市に避難し転校した小学生が 過ごしたイジメの月日は惨いという他ない。いじめられた生徒は名前に「菌」をつけて 呼ばれた。殴られ蹴られ階段から突き落とされ何時どこで終わるか分からず怖かった。 そのう…

小春日和

小春日和の休日は下の孫二人連れて 東京・葛飾にある交通公園で遊んだ。 今更だけれど、子供のころというのは 大人と違って全然疲れというのがない。 スタミナの減少が身に染みる昨今は 年中走り回って遊ぶ孫を見ていると かつて自分もこんな時期があったか…

隠居の独り言(1549)

昨今は新聞やテレビなどで外来語が飛び交う回数が多い気がするが見聞きする人の どれほどが理解しているだろうか。政治家なども平気でカタカナ語で話をしているが 初めて聞いた人はどういう意味か分からない。まして中高年以上になると意味不明で とくに高齢…

吊るし柿

家の近くの料亭で今年も吊るし柿が軒を飾る。 都会に住んでいると季節景色が変わらないが 吊るし柿は晩秋に差し掛かった風物詩だろう。 今年も一か月有余、時の経過は一定なのに 齢を重ねるごと時の過ぎるのを早く感じるのは 無常に流れていく時にどれだけ長…

隠居の独り言(1548)

先週はアメリカ大統領選での「未知との遭遇」で国際社会が動揺した一週間だったが トランプ氏が次期アメリカ大統領になるのは日本の影響は生半可でないのが分かる。 まずTPPのお蔵入りは決定的だし、日米安保も駐留米軍の経費を払えと言うだろう。 彼による…

銀杏並木

我が家近くの横網公園の銀杏並木が華やかになった。 毎年七五三の頃、銀杏の黄色い葉は最高潮を迎える。 銀杏は一年をかけて、秋の装いのために過ごしている。 四季の美しさの中で特に秋はロマンと憂いが交わって 自然の明眸皓歯の容姿が人の心に感動を与え…

隠居の独り言(1547)

国会では年金額を抑制する「年金制度改革法案」を審議している。今の高齢者への 年金額を減らし、若者世代が将来受け取る水準を想定以上に減らさないようにという 世代間のバランスを考えれば避けて通れぬ法案だ。しかしその前に今の年金格差を 何とかしても…

共和党トランプ大統領

アメリカ大統領選は大方の予想に反して 共和党のトランプ氏が次の大統領になる。 あの過激な言動で物議を醸した彼だから アメリカはどう変わるのか予想も難しいが 日本への影響は日米同盟改定を求められ 今までの片務条約から対等の同盟になり アメリカの戦…