隠居の独り言(1554)

毎年、年末に健康診断を受ける習慣にしている。15年前に前立腺がんを患って以来、
夫婦二人で続けているが山の神ともに15年前と数値はあまり変わらないのが嬉しい。
とにかく齢を重ねる毎、健康が一番でこれ以上の幸せはない。どんなに資産あっても、
どんなに成功しても、どんなに優れた才能あっても、健康を無くして幸せは得られない。
今年の厚労省発表の日本人の平均寿命は男性80.79歳、女性 87.05歳で男女ともに
過去最高を更新した。まこと目出度い話だけれど、健康寿命となると男性71歳、女性
76歳で、少し気になる。要は一人で医療や介護度に依存せずに生きて生活が出来る
期間が健康寿命であり、数値から見れば男性は9年、女性は11年、誰かの世話に
ならなければ生きられない。実際はそれほど日本人が世界有数の健康という根拠なく
「健康である」ということと「生存している」といるのはイコールでない。寿命があっても
健康でなければ生き甲斐が生れないし、しかも生活習慣は歳取ってからではもう遅い。
健康=生活習慣だから、せめて50代から正しい生活のリズム始めるのが良いだろう。
言うまでもないが健康の基本は食事、運動、睡眠であり食事は消化器系臓器のため
腹八分目で間食は控える。酒や煙草も辞める。運動は日々5000歩の習慣があれば
筋肉は衰えない。通勤でも趣味でも外出する習慣があれば、それだけで運動は続き
睡眠はおのず、やってくる。自分は50代の頃から心掛けたが自分のみならず家族や
仕事・趣味まで影響している。健康一番!みんなに伝えたい。