2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1277)

先日オバマが国賓として来日した夜に安倍首相は銀座寿司屋に招待したがオバマは 安倍に「シンゾー」と呼び安倍は「バラク」と返したがアメリカ流の親交の証なのだろう。 子供の頃は友だちの名前は呼び捨てで「おい鈴木」「よう佐藤」などと言いあっていた。 …

COREDO日本橋

曇や雨のお天気の悪い休日は都心の 綺麗なお店や百貨店を巡り歩いている。 ショッピング街を、そぞろ見て歩くのは 色々な商品を観察するのも興味深いし 卑しくも季節商品を製造する立場として 流行を知っておく場としも、もってこいだ。 街歩く人も都心なら…

隠居の独り言(1276)

明日は「昭和の日」昭和という時代の大半を生きた自分にとって意義のある記念日だ。 昭和の時代は「天長節」とされ昭和14年、尋常小学校に入学した頃は祝日の登校で 朝礼で天長節の歌を生徒全員で斉唱した。♪今日のよき日は大君(おおみかみ)の 生まれ賜い…

新緑

休日は緑深い新宿御苑を散策した。 ここ数日、初夏のような気温が続き 散策している若い人は半袖が多い。 壮観だった八重桜もすっかり散って ツツジ山の花々も色褪せてしまった。 季節の巡りを花たちは教えてくれる。 今「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」 初…

隠居の独り言(1275)

今は死語になってしまったが以前は「ペンだこ」という言葉があって勉強好きの子供や 大人になってモノを書く職業についた人は指先に「ペンだこ」ができて、それは一種の 誇りでもあった。昔の作家や作曲家には「たこ」がない人などいなかったのではないか。 …

五月人形

端午の節句が近いので床の間に 兜と人形が飾られた。この兜は 18年前に初めて男の子の孫が 生まれたとき買い求めたもので 飾るたびに感慨深いものがある。 男は強く健やかに育ってほしい。 現在三人いる男孫それぞれが 爺の願いを叶えてくれよう祈る。 春、…

隠居の独り言(1274)

今、東京ではハナミズキが美しく咲いている。ハナミズキは明治のころ親善のために 日本がアメリカのワシントンのポトマック河畔に桜が植えられた見返りにアメリカから 贈られた木とされている。はからずも日米親善象徴のハナミズキが旬を迎えている時、 オバ…

根津神社

東京下町のツツジの名所、根津神社に行った。 昨日の東京は、寒の戻りのような日だったが ツツジは今が旬で色とりどりに鮮やかに咲く 群生は素晴らしい。春爛漫の象徴的な光景だ。 根津の界隈の家並みは古くからのお宅が多く 昭和レトロの風情が醸し出し散策…

隠居の独り言(1273)

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛の物語の現在は播磨地方(今の兵庫県)が舞台なので 姫路出身の自分としては興味津々このうえない。しばらく故郷姫路へ行っていないが 現在の姫路市は「官兵衛ブーム」で街のいたるところに官兵衛プロジェクトで賑わって いるとい…

しゃくなげ

この季節、朝、庭の雨戸を開けると 白い清楚な美人が挨拶をしてくれる。 いつもおわすヤマノカミでなはない。 とくに朝の姿は心を爽やかにする。 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は・・ 花を美人に喩えた人にも敬意だが 芍薬は初々しい少女の姿のようで 牡丹は艶…

隠居の独り言(1272)

東京は有難いことにあちこちに図書館がある。自分は墨田区の図書館の常連客だが ここは世間から隔離された別世界で午後のひととき、静かな環境で好きな作家の本を 読むのは、これ以上の至福は無い。自分は小説を書くという超越した才は皆無だが 文章の上手い…

八重桜

横網公園の八重桜が見頃を迎えている。 同じ桜でも、ソメイヨシノは散るのも早くて 春の序奏のようだが、八重は春の本番だ。 孫たちが二、三歳の頃は、かくれんぼで 八重の幹に目を付けて「もういいかい」と 遊んだものだが孫が大きくなった今では もう鑑賞…

隠居の独り言(1271)

自分が生まれた昭和初期の頃の長い日本の歴史の中で最も輝いていた時期だった。 正確に言えば明治38年(1905)から昭和15年(1945)までの40年間だけが日本史の 大きな拡張であったと言える。当時の日本地図を見れば、北は樺太千島、南は台湾、 それと南洋諸島…

昭和一桁生まれ

1933(昭和8年)4月16日、大阪市東区平野町で 生を受けた。母は難産の末、産んだと聞き及ぶ。 今日81歳になる。通称「半寿」ともいうが八十一の 字を崩せば「半」で、半分目出度いということだろう。 その昔、一休禅師は歳を重ねてからの誕生の日は 「めでた…

隠居の独り言(1270)

4月から消費税が5%から8%になったが、3月までは増税前の駆け込み需要とかで 商売は大いに盛り上がったが、その反動で今月はデパートやスーパーなど閑古鳥が 鳴いている。17年前の3%から5%になったときと同じテツを踏んでいることになるが 消費者だけでな…

日比谷公園

芝生にはチューリップが咲いている。 春は、別れのシーズンというけれど 昨年の今頃、歌の仲間が日比谷で 集まったが、その一人が昨年逝った。 春がめぐってくれば花は律儀に咲く。 しかし去年一緒に花見をした友は 今年はもういない。同い歳だけに 思いは尚…

隠居の独り言(1269)

今「集団的自衛権」という言葉がマスメディアで報道されている。報道を見聞きすると 大抵のマスメディアは「集団的自衛権」の言葉だけでその意味を詳しく解説もしないで 国民の大半は反対だ、としているがマスメディアはきちんと伝える義務と責任がある。 先…

鯉のぼり

端午の節句が近いので、水元公園にも 鯉のぼりが泳ぎ始めた。爽やかな風を お腹いっぱいに様々な鯉達が空に泳ぐ。 この風習は江戸期から生まれたという。 「江戸っ子はさつきの鯉の吹き流し」の 下句は「口先ばかり、ハラワタはなし」で 悪意ない淡白な江戸…

隠居の独り言(1268)

世の中、捏造が流行っている。例のSTAP細胞をめぐる万能性の世紀の大発見とは 実は捏造から始まり制御不可能な事態となってしまった。小保方晴子研究員のことも 彼女の博士論文も、捏造だったと聞くと世間の信憑性がますます分からなくなってくる。 小保方研…

花桃

休日は茨城・古河総合公園の花桃を鑑賞した。 公園いっぱいに植えられた花桃は素晴らしい。 花桃のピンクの艶やかな色に春爛漫の気分が 身体全体に染まるように楽しんだ。宣伝めくが ここの公園は広さといい、園全体の構図といい、 そのうえ花の種類の多さも…

隠居の独り言(1267)

歳を重ねると自分の顔や姿格好の写真や映像(とくにドアップ)を見るのも嫌になるが 先週のテレビ全国放映で普段顔を合わせる機会のない遠い知人や親戚などが見て 「あらー老けたわねー」と陰口言っているだろうし、中には「いい歳してみっともない」と 軽蔑…

花吹雪

今の東京の景色は桜一色の街並みで 桜の中に東京が存在するといっていい。 一年で最も華やいだピンクの街並みも 僅か一週間ほどで散ってしまうなんて 何て勿体ない自然の法則なのだろう。 思えば人生の青春期があまりに早く 過ぎてしまったような無常観がよ…

隠居の独り言(1266)

語学の苦手な自分には外国の言葉を流暢に操って外人と自在にコミュニケーションが 出来る人は羨ましくあり尊敬そのものだ。所属するラテンバンド・カルテット花火の歌は 勿論スペイン語だがリーダーの日系ペルー人のマヌエルは日本語が今ひとつなので 師匠の…

熱血!オヤジバトル

NHKが主催する一年一度の全国オヤジバンド大会は 愈々、明日深夜0/10分、全国から選ばれた7バンドが 競演し全日程が終わる。全国放映というプレッシャーで どこまで普段の練習の成果が出ているのか見ものだが 心が高揚していたので放映を見ないと見当がつか…