2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居に独り言(1133)

1月30日は父の命日にあたる。亡くなって26年が過ぎたが生存していれば今年は 100歳のHappy Birthdayの歌をプレゼントが出来た。父の晩年は映画音楽が好きで 部屋の壁には30cm四方の多数のLPジャケットが貼られ美術館の絵のようだった。 LPジャケットデザイ…

火鉢

今年の冬は近年にない寒さを感じている。 小庭のつくばいに毎朝、薄氷が張るのは ここ数年は無かったが今はまさに大寒だ。 でも子供の頃を思えば冬に氷が張るのは 当たり前でこれが本来の冬の気温だろう。 今は暖房器具が行きわたり真冬の生活も 寒さ知らず…

隠居の独り言(1132)

NHK大河ドラマ「八重の桜」の物語も東北の片田舎にある会津藩も幕末の混乱の中に 入っていくことになるが日本で数少ない雄藩であるゆえに藩主の判断が非常に難しい。 会津藩が「かりそめの恋」から出発しているのは先週に書いたが初代藩主・保科正之は 家訓…

東京スカイツリー

昨年の開業以来スカイツリーは連日人出で賑わっている。 世間は現金なもので昨年の衆院選で自民党が圧勝したら 何もしないうちからアレヨアレヨという間に東証1部の 株価が平均7000円台から11 000円台まで値上がりした。 東京スカイツリーを建てた東部鉄道も…

隠居の独り言(1131)

新しい安倍晋三政権は崩壊寸前の日本の国を再建するために生まれてきたと思いたい。 今に思えば民主党政権の首相を勤めた鳩山由紀夫や管直人等は総理の器なく幹事長を 勤めた小沢一郎も含めて昔の平家物語に似た「民主党にあらずんば」の驕りがあった。 長く…

大鵬逝く

今年の初場所は連日の大入り満員で盛況だが 先日「角界の父」ともいうべき昭和の大横綱、 大鵬の訃報は時の流れを感じてとても悲しい。 いうまでもなく戦後における大相撲全盛期は 栃若時代を継いでそれ以上に盛り上げたのは 大鵬が柏戸とともに柏鵬時代があ…

隠居の独り言(1130)

NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となっている会津藩は数奇な運命から生まれた。 ドラマの背景の200年以上前の出来ごとだが徳川家康が将軍職の家督を譲った秀忠の 夫人への律義さから出ている。秀忠の夫人は「江」といい織田信長の妹の市の方の娘、 豊臣秀吉…

湯島天神

今年も受験生にとって勝負を決める刻が近づいてきた。 高いハードルであっても今までの勉学の時が試される。 我が家にも高校受験を受ける孫のTがいる。今までの 成績には自信半分、不安半分で、後は神頼みしかない。 人生には幾つもの山の峠が控えているが一…

隠居の独り言(1129)

車が左折しようとしている。当然ながら歩行者の横断が優先で人の流れが跡切れるまで 待たなくてはならない。その間にも左折の後続車がつっかえてくる。でもこれは歩行者 優先のルールなので仕方ない。でも歩行者に少しでも車に対する思い遣りがあったなら 小…

村治ギター教室

恒例の教室新年発表演奏会を見にいった。 自分が村治教室の門を初めて叩いたのは 25年も前になったが村治先生にギターの イロハから教えて頂いて感謝にたえない。 先生はギターの早期才能教育に御熱心で その著書も多数出版されて大変お忙しい。 そのせいも…

隠居の独り言(1128)

今年はNHK大河ドラマ「八重の桜」を見ることにした。幕末に会津藩が戊辰戦争で 滅びていく様子を描いたドラマだが昨年の「平清盛」の評判が今一だったので今年は 視聴率も盛り返すと期待している。そもそもテレビを見るのは中高年の女性が多いので 主役が女…

雪の成人式

今年の東京の成人式は生憎の大雪だったが 一生一度のことだけに思い出も深いだろう。 派手な衣装に身を包んでいるのも結構だが 果たして真の成人になったか首をかしげる。 成人とは育てられた両親から巣立ちをして 自ら働き食い扶持を得られるようになって …

隠居の独り言(1127)

安倍新内閣が発足した。現実的な政策転換の一つに民主党政権の「原発ゼロ」方針を 見直したことで代替エネルギーの見通しも立たないまま打ちだされた無責任な目標は 経済発展の基礎を無視したものだ。聞こえのいい「脱原発」は実際的に不可能なのに 「安心し…

孫沢山

年末年始の恒例は我が家に一族郎党が 全員集合して新しい年を迎えるのだが なにせ小さな家屋なので総勢12人が 寝泊りとなると普段の静かな雰囲気が 一変して喧しい騒ぎのドタバタ劇場で 家が壊れんばかりの騒動の正月になる。 大晦日の紅白はどれを聞いても…

隠居の独り言(1126)

生きる限りブログを続けたいと願う。スイスの哲学者アミエルは著書「日記」の中で 「生きるということは日ごとに快癒し新しくなること、また自分を再び見出し回復する。 日記を綴るのは孤独なものの友であり、慰め手であり、医者である」と書いているが 幾つ…

謹賀新年

みなさま、明けましておめでとうございます。 私の年齢になりますと一休和尚の仰せの如く 「めでたくもあり、めでたくもなし」ですが おかげさまで心身とも健康で過ごしています。 元旦に神田明神と日枝神社に初詣をしました。 どこも大勢の人が本年の祈願を…