2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1362)

最近とみに年齢問わず美人が少なくなったと感じている。美人といっても外見じゃない。 この項は自分の偏見で書いている。美人観について人それぞれ判定基準の違うのは 当たり前だが、更に自分が生きた昭和から平成に至る時代を経て女性観も結婚観も 変わる。…

大相撲初場所

終わってみれば、やっぱり白鵬が締める。 優勝回数が大鵬を抜いたと報道されても 大相撲ファンとして、いまひとつ根っこから 喜べないのは彼が外国人力士からだろう。 人種、国別の野暮なことは言いたくないが 横綱3人の全てがモンゴル人というのも 日本の国…

隠居の独り言(1361)

帽子屋一筋に通した人生も少なくなってきた。自分が帽子製造の職業に就いたのは 昭和24年、帽子屋に嫁いでいた叔母を頼って上京してからだが中学校卒業間近の 父の言葉が大きかった。「お前は帽子屋になるといい。なぜなら帽子屋は景気がいい。 帽子屋は駅の…

葉牡丹

花の咲かない冬の日は葉牡丹が美しい。 ここは千葉市の花の美術館の前庭だが 冬の寒さに冴える白や赤の葉はまるで そこに大輪の花が咲いたように綺麗で 外側の葉はグリーンで大きく、中の葉は、 紅、白、クリーム、ピンクなどに様々な 色あいで鑑賞する人を…

隠居の独り言(1360)

今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、江戸時代末期の幕末のドラマで歴史好きには 堪えられない作品だ。この大河を見る前に関連する司馬遼太郎の「世に棲む日々」を 読んだが、あれからもう十年以上経った今でも感動が尾を引いている。 心に残るのは 吉田松陰の…

鷲宮神社

初詣に埼玉久喜市の鷲宮神社を訪れた。 神社は素朴で静かな雰囲気に包まれる。 一説には関東で最も古い神社だそうだが この神社の静寂が無くなってしまったのは ヒットしたアニメ「らき☆すた」の舞台となり、 ファンの巡礼の“聖地”になったというから 休日に…

隠居の独り言(1359)

韓国の朴槿恵大統領は日韓首脳会談の前提条件に慰安婦問題を条件に掲げている。 1965年に日本と韓国で締結された「日韓基本条約」は国際条約であり簡素に言えば 戦後保証は全て解決され、韓国は日本に対して賠償を要求することが一切できない。 父上が苦労し…

隅田川冬景色

静かな冬空の風情の隅田川がとても好きだ。 春は河畔を彩る桜堤は大勢の人が花を愛で 夏は花火で観客たちと乗合船がひしめき合う。 これからの季節、隅田川は静けさを取り戻す。 「二カ国の真ん中を行く小舟かな」江戸川柳 その昔、隅田川は武蔵国と下総国を…

隠居の独り言(1358)

最近の若い人はマックファンが多いがニュースでマック製品の中に虫一匹が混入して 大騒ぎになり別の報道では金具や何かの骨が出てきて幹部たちが会見で謝っている。 それは食品会社として怠慢であり、そのためお客が激減したのは仕方のないことだが 言いたい…

成人式

今年も成人式の日が巡ってきて街が華やかになる。 二十歳になる娘さんが普段滅多に着ない振袖姿で 街を闊歩している風景は見事としか言いようがなく 人生で一度だけの成人式だから素晴らしい一言だ。 誰もが通過する成人式。これ以上の記念日は無い。 それに…

隠居の独り言(1357)

今年は戦後70年の節目と言われている。先の大戦が終わって戦後の日本の歴史を 振り返りつつ将来の展望を考え内外に示す絶好のチャンスといえる2015年にしたい。 1945年8月15日に日本が連合軍に無条件降伏したとき日本の誇るものは何もなく、 戦う兵器も経済…

湯島天神

我が家には、この春の受験生の孫が二人いる。 受験で学校の進路が決まるので人生の歩みは ここから岐路が決まるといっていい。受験生の 年齢ではそこまで思っていないかも知れないが ある程度の大人になって始めて気づくことだろう。 爺は初詣といっしょに受…

隠居の独り言(1356)

今年も慌ただしさばかりの正月三ガ日が過ぎて、やっと新年2015年の気分になった。 これでも自分は小さいながらも一国一城の主で、家族は子供二人、孫六人、そのうえ 家で長男なので親戚付合いは欠かせないし、吹けば飛ぶような小さな商いもしている。 この立…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 今年の4月に82歳を迎えます。 人の寿命に限りがありますので 目出度い気分もいまひとつです。 でもこれも人生の一里塚であり 2015年の峠も何とか乗り越え 閻魔さまのお迎えもお断りして 年寄りの恙無い一年を祈ります。 20…