2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(1433)

安倍首相とプーチン大統領が訪問先のアメリカで「日露平和条約」のことで会談した。 日本にとっては北方領土返還が主題だがロシアは領土に関して強硬姿勢を崩さない。 「領土の代わりに死んだロバの耳をくれてやる」。10年前の対独戦勝記念式典後の 記者会見…

姫路城と岡山城

休日は孫と共に姫路城、岡山城の二城を登った。 姫路と岡山は新幹線で20分ほどの近さだが お色直しをして白く美しい花嫁のような姫路城は 天守始め「守りの城」としての見所が素晴らしい。 対照的に「烏城」と名付けられた黒い岡山城は 後楽園が隣接し全体に…

隠居の独り言(1432)

関東地方の田ん圃では稲が黄金色にたわわに実って刈り取りの時期が始まっている。 日本にとってTPPの最大の焦点は農業問題で、関税の撤廃により米国などから安い 農作物が流入し日本農業に大きなダメージを与えるという。昔から日本は稲作国家で 例えば武士…

三浦岬

昼と夜が同じ時間になる彼岸の季節、 東京湾三浦岬の海の景色を楽しんだ。 神奈川県・三浦半島の先端にあって 長い年月に海蝕で削られた崖の面は 奇勝に富み海岸の景色は素晴らしい。 ここは太平洋と東京湾の境目なので 晴れた日の海のブルーに魅せられて 対…

隠居の独り言(1431)

今年も「敬老の日」がやってきた。「多年にわたり、社会に尽くしてきた老人を敬愛し、 その長寿を祝う趣旨で定められた」とされる。要は「長寿がお目出度い」と国が定めた。 果たして長寿というのは本当に目出度いのだろうか。最近は「老後破産」という言葉…

参議院

新安保法案が成立した。法案の是非はともかく この風景が「良識の府」といわれる参院なのか。 委員長に飛びかかるのは国会議員たる品格は どこへ行ってしまったのか。国会内の通路には 採決妨害するため野党の女性議員が通せんぼ。 これらの醜態の映像は世界…

隠居の独り言(1430)

上野にある子規庵を訪れた。言うまでもなく明治35年9月に亡くなった正岡子規が 臨終を迎えた長屋の一角で山手線・鶯谷駅から徒歩5分の台東区根岸の路地裏で 建物は戦後に再建されたものだが、子規が住んでいた明治の古い風情が残っている。 子規は死の前日、…

男の手料理

最近の朝食は山の神に代わって調理をしている。 春先に山の神が、風邪気味で選手交代したのが きっかけだが、病が治っても調理番は変わらない。 自分は家事に不慣れで軽い調理しかできないが 今朝はパン、ハム、野菜、ジャム、紅茶のレシピ。 日によって多少…

隠居の独り言(1429)

安倍内閣が提唱する安保関連法案に人気がない。法案の説明の不足も否めないが 野党の質疑も重箱の隅をつつくような細々しさにも大きな原因がある。ここはひとまず 国会で法案を通しあとは将来の結果を待つしかないだろう。在任中の総理の人気が ないのは今ま…

彼岸花

今の時期の花の楽しみは彼岸花に尽きる。 花弁が赤く繊細で華やかで、周りの緑との コラボは何とも表現し難しいほどの感動だ。 夏と秋の境に咲く彼岸花は季節の移ろいを そっと教えてくれる。秋の彼岸は間近だが ご先祖の墓参の先導と、昔日を偲ぶように 彼…

隠居の独り言(1428)

日本語の乱れと貧しさを問われて久しいが、その要因はどこからきているのだろうか。 やはり幼い頃の家庭環境、家族の会話の源が壊れ、その中で育ち、学校も教えない。 自分の体験だが、大阪に住んだ幼いころ、まだ戦争実感なく平和な暮らしが存在した。 岸の…

サンクトペデルブルグ

大学の孫が夏休みにロシアのサンクトペテルベルクに旅行した。 ロシア西部にある街はピョートル大帝の建都以来の文化都市で かつてロマノフ王朝で栄え「美の宝庫」と称される美しい町には 数々の大聖堂、修道院、宮殿、教会、要塞、博物館、美術館など 中世…

隠居の独り言(1427)

毎年の例で夏の終わりに「半日人間ドック」を受けることにしているが今年も終了した。 結果、昨年と同じ。半日なので検査項目は問診、胸部X線、血圧、心電図、血液採取、 眼底、尿、便などの簡単なものだが、一週間後に検査の結果の数値の説明を聞いて ひと…

水城公園

東京の今年は八月下旬から九月にかけて 台風の襲来や秋雨前線の影響が長引いて 太陽の拝める日が極端に少なくなっている。 「毎日、気が重いですねぇ」いろいろな所で こんな挨拶や話が交わされていることだろう。 それでも週末は久しぶりに晴れ間が戻って …

隠居の独り言(1426)

今年は戦後70年という区切りの年だったので各メディアの競演みたいな感だったが それも「安倍談話」で一段落したようだ。それでもなお一部のメディアは戦後について まだ反省や謝罪が足りないと言っているが、いつまで自虐習慣が消えないのだろうか。 与党の…

10年前、愛知万博

「十年一昔」というが10年前2005-9/3-5日は 山の神と孫二人を連れ、愛知万博会場にいた。 会場の規模、中身の濃さは言うまでもないが 「日本館」はじめ各パビリオンは入るだけでも 長蛇の列だが、それでも入館できたフランス、 ドイツ、イタリア、メキシコ、…