隠居の独り言(1548)

先週はアメリカ大統領選での「未知との遭遇」で国際社会が動揺した一週間だったが
トランプ氏が次期アメリカ大統領になるのは日本の影響は生半可でないのが分かる。
まずTPPのお蔵入りは決定的だし、日米安保駐留米軍の経費を払えと言うだろう。
彼によると「米国は世界の安全のためにいろいろな国を助けてきたけど、もうできない。
悪いけど手を引くよ」というのがトランプ氏の基本的な考えだが11/17日に安部総理と
会談すれば、どのように変わるか予想が付かない。案外、紳士的な人物評もあるが
今後の課題になる。しかし日米安保は考えを変えないといけなくなるかも知れない。
沖縄の米軍基地がなくなるかも知れない。日本人はこの国をどうやって守れるのか、
そもそも日米安保のため、アメリカ兵が本当に血を流して戦うということはあり得ない。
それにトランプ氏が大統領になれば、そんな無茶なことはないという幻想も捨てたい。
アメリカから要望があれば日米同盟を破棄してもいいし、米軍が沖縄から撤退すれば
自衛隊の装備を大増強すればいい。その際、自前の空母を数隻建造して、戦闘機を
大幅増強すれが内需拡大に寄与する。自衛隊の軍事技術はアメリカすら凌ぐという。
憲法問題も時代にそぐわない九条云々という牧歌的な古い考えは自然に消えていく。
中国、北朝鮮には防衛問題を懸念する声もあるが、これを起爆剤にしてアメリカから
日本は自立しよう。いちいちアメリカにお伺いを立てなければならない依存関係から
決別の時がきたと思う。戦後GHQから植え付けられた自虐の考えも消えていくだろう。
無論アメリカと喧嘩でなく、これからも仲良くしなければならないのは論を待たないが、
日本が誇りの持てる偉大な国造りが始まるといっていい。頑張れニッポン!!