2004-10-16 ショパン(1810-1849) 私も最も好きな音楽家の一人は「ピアノの詩人」と称された 彼だが、ともかく旋律の美しさは何度聴いても感動を覚える。 独創的で豊かな詩情に満ちたロマンティックなピアノの世界は 音楽を超越して身体のすみずみにまで沁み通る快感さえ感ずる。 女流作家ジョルジュサンドとの恋の物語はマジョルカ島で繰り 広げられるが、やがて結核が悪化し39才の若さで今日、死を迎える。 今も彼の心臓は遺言によって故国ポーランドで保管されているそうな。 娘の大学受験の課題曲はショパンのワルツだった。