ショパン(1810-1849)

私も最も好きな音楽家の一人は「ピアノの詩人」と称された
彼だが、ともかく旋律の美しさは何度聴いても感動を覚える。
独創的で豊かな詩情に満ちたロマンティックなピアノの世界は
音楽を超越して身体のすみずみにまで沁み通る快感さえ感ずる。
女流作家ジョルジュサンドとの恋の物語はマジョルカ島で繰り
広げられるが、やがて結核が悪化し39才の若さで今日、死を迎える。
今も彼の心臓は遺言によって故国ポーランドで保管されているそうな。


娘の大学受験の課題曲はショパンのワルツだった。