爺の子守唄Ⅱ

harimaya2004-10-18

♪唄を忘れたかなりやは、後の山に棄てましょか
  いえ、いえ、それはなりませぬ♪
この「カナリア」は作詞は西条八十、作曲は成田為三。
大正九年にレコード化された初めての童謡だそうですが、
爺の歌う子守唄は大抵が尋常小学唱歌の歌が多く皆から
古いと揶揄されながらも孫たちに歌って寝かせます。
でも老人ホームなので最も受けるのはこれらの童謡や
昔に流行った歌謡曲や軍歌などでお年寄りに喜ばれます。
みなさまは小学校で初めて歌った歌を覚えていますか?
私は「白地に赤く日の丸染めて」の日の丸の歌です。
世の中が戦時中だったといえ希望や情緒があった気がして
歌の中にも人の連帯感や人間味があったように思います。