法隆寺

harimaya2008-03-21

古い寺や神社を拝観して何時も思うのは
よくまぁ長い歳月の風雪に耐えて今まで
生きていてくれたなぁと感心してしまう。
中でも法隆寺はその最たるものだろう。
聞けば五重塔の真ん中の太いふくらみの
柱の木は、木が森の中に生きていた時と、
あれから1200年ほど経った現在とでは
木の固さが同じとかで実に不思議に思う。
木は切り倒してから200年ぐらいまで
どんどん固くなり、それから1000年を
経つと元の固さに戻るとかだが、考えれば今の姿が一番の旬の時間なのだろうか。
建立された当時に思いを馳せるとともに日本史の深みを再認識した旅でもあった。