啓蟄

harimaya2008-03-05

寒い間、地中の暖かい部屋で眠っていた
虫達が春に目覚めて地上に出てくる日を
啓蟄の日という。随分と難しい文字だが
漢王朝時代に、二十四節気の一つとして
この日から春分までの期間をいうらしい。
我が家の啓蟄の日は、歩き始めた孫娘が
近くの公園の散歩道で、よちよち歩きで
ところ構わず歩けば転び、転んでは歩く。
早春の日差しの中で爺は目が離せないが
春うららの感じは値千金のひとときだ。
地中から出てきた虫達も最初は戸惑いながら、よちよちと歩いているに違いない。