2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

はしり梅雨

「雨の降る日は天気が悪い」当たり前の話だ。 「犬が西向きゃ尾は東」「兄貴は俺より年が上」 「どこの烏も真っ黒け」「わしの子はわしが生む」 なんでもない当然のあるがままの姿を歌にして 楽しむ日本語の持つ素晴らしさは、先人からの 贈り物だが、大切に…

北朝鮮

夕べの試合は日本中が燃えてサッカーを知っている人も知らない人もTVに釘付けに なり青のユニフォームの動きに一喜一憂した。これは理屈を越えた愛国心そのものだ。 あの国は蜂の集団に似ている。女王蜂が一匹いて、それを取り巻く一部の雄蜂たちと 残りは…

おしゃれ(1)

今年の夏衣装は小エネルギーの環境問題から 小泉さんからしてノーネクタイと柄シャツで 東京は江戸時代に戻ろうと努力?している。 この際、私たち中高年もオシャレ心を出して レベルアップしてみよう。ところがである。 若い頃は、あれほどセンスの良かった…

靖国

幕末のころ尊皇攘夷を掲げて、脱藩して江戸幕府と闘い、途中で横死や自決したり 京などで切り殺されても脱藩者として祀られることもなく、その霊魂は宙に浮いて 帰るところを失っていた。そこで有志によって、彼らの慰霊祭を各地で営まれたが、 明治に入って…

バブルの夢

先日の絵画のオークションでルノワールの 油絵の「花かごを持つ女」と「婦人習作」の 2点が、3億1000万円で落札されたそうだが、 買ったのは広島の私立美術館であったそうな。 思えば今から15年前のバブル時に昭和製紙の 会長の斎藤了英氏が同じルノアール…

都知事と総理

石原東京都知事の腹心である浜渦副知事が辞めさせなければならない理由はともかく 作家で芸術家でスポーツマンの彼の内面的な理想主義を、都政と云う現実的な執政に 反映させるべく腹心の部下に丸投げした結果が、都政の混乱の原因なのかもしれない。 「泣い…

堀切菖蒲園

梅雨も近いがこの時期になると我が家から 自転車で15分位の菖蒲園に花を見に行く。 最近でこそ菖蒲の名所があちこちに出来て ご近所で花を観賞することが多くなったが 江戸の時代からチト前までは下町の菖蒲の 花どころは堀切で、休日ともなると京成の 堀切…

出生率1,29

先日発表された、わが国の出生率は1,29なのだそうだが、予想されてはいたが 事実は事実で、日本人として、かなりショックな数字といわなければならない。 理由はいろいろと論議されているが、これは自然の摂理としか言いようが無いのか。 税金が増える、年金…

運動会

朝7時、朝もやの空に花火の音がこだまする。 今日の運動会が催される合図のサインらしい。 孫の通う墨田区二葉小学校は創立100周年で 運動会も兼ねて記念行事が執り行われるそうで 親も子供も、そわそわがやがや出かけていった。 トシをとって小学校時代…

ホーム慰問と音楽療法(4)

「老人ホームなんかに行くと、惚けたお婆さんわらべ歌を唄っている。子供時代に 戻って“二度わらし”になって覚えているという事は、やっぱり非常に深いところの 体に入っている、ということ」詩人・谷川俊太郎の話だが、幼い頃に覚えた童謡の 数々はその頃の…

水無月

♪卯の花の匂う垣根に、時鳥早も来鳴きて・・ 唱歌「夏は来ぬ」の歌いだしだが、梅雨時前の 晩春の情景が美しく詠われた歌詞は素晴らしい。 ほととぎすを時鳥と書くのも、夏がきたよ、と 時節を告げるために鳴いた、と感じたのだろうか。 六月に入って雨の季…

ホーム慰問と音楽療法(3)

ボランティアの語源は教会で神父さんが来られる前に奏でる即興曲(ボランタリー)と 云われるが、その短い曲のなかに社会に捧げる無償の愛が含まれている事からきている。 もちろんボランティアは相手のためより自分のために行うのが喜びで、慰問に思う事は …

日比谷公園

昼休みなど仕事の合間にときどき公園を訪れる。 今は薔薇の花がとても綺麗に公園を彩っている。 都心だけあってビル群とのコントラストがいい。 私の何時ものコースだが、昼食の時間に行くと 園内にあるレストラン「松本楼」で弁当を買い (オムライス・ハヤ…