「老人ホームなんかに行くと、惚けたお婆さんわらべ歌を唄っている。子供時代に 戻って“二度わらし”になって覚えているという事は、やっぱり非常に深いところの 体に入っている、ということ」詩人・谷川俊太郎の話だが、幼い頃に覚えた童謡の 数々はその頃の…
♪卯の花の匂う垣根に、時鳥早も来鳴きて・・ 唱歌「夏は来ぬ」の歌いだしだが、梅雨時前の 晩春の情景が美しく詠われた歌詞は素晴らしい。 ほととぎすを時鳥と書くのも、夏がきたよ、と 時節を告げるために鳴いた、と感じたのだろうか。 六月に入って雨の季…
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