税金

サラリーマンの増税論議をかもしだしている。細かい項目は措くとして
貰った税抜き実質所得も、買い物をすれば消費税を取られ、稼いだ資産も
亡くなれば相続税が待っている。これでは税の二重取り三重取りではないか。
しかも特殊法人や宗教法人等には所得税や固定資産税も免除だなんて不公平も
いいところだ!不公平と言えば、クロヨン(9,6,4)やトーゴーサン(10,5,3)は
とうの昔から言われている所得税の捕捉率だが、改善する気配はさらさら無く、
富の二極分化はますます広がる。私見を述べさせていただければ、これからは
所得税相続税を廃止して物品税一本にすれば国民の不公平感も無くなるし、
税の簡素化も推進されて税務署も捕捉率を気にすることも無いだろう。
官の土地や建物も固定資産税を払うべきだし(公務員給与にも影響がある)全ての
国民が税の痛みを公平に分かち合わないと借金王国日本の将来は悲惨なものになる。
既に国の財政は歳入が40兆円なのに国債(借金)の利息が30兆円に近づいている。
今までの自堕落な失政で国の破産が見えているのに、財務省は手の打ち方もしないで
小細工ばかりで大筋のビジョンも示されない。小泉首相始め七光りの二世議員ばかりで
お坊ちゃん育ちはやはりダメのかも知れない。このままでは国債通貨基金IMF)の
お世話になる日も間近いだろう。韓国、タイ、メキシコ、アルゼンチン、ロシア等が
経験した経済破綻がすぐそこに待っている。円は大暴落して金利、物価が急上昇となり
インフレ加速で一般の生活が困窮する悲劇が見えている。納税のありかた、官職員の
スリム化など、真剣に考えるときは、待ったなしだ。