2009-02-16 桂離宮 休日は京都に遊んだが、今に残る日本庭園として 最高の名園とされる桂離宮を散策する事ができた。 戦国時代から江戸時代にかけての皇族・八条宮 智仁親王はここに別荘を建てられた。時代的に 庭園設計の粋美が完成された時期だけに建物の 構造や庭木の一本にさえ全てが息を呑むような 美しさに感動を覚える。しかも造営当初のまま 殆ど残されて王朝文化の実態を伝えているのは 貴重で素晴らしい。ドイツの建築家ブルーノ・タウトは「泣きたくなるほど美しい」と 絶賛したというが、彼でなくても桂離宮の造形美は凡人にさえ幻想の中で目に沁みる。