冬の終わりに

harimaya2009-02-27

二月も明日で終わりだが雪国では春先になると
積雪が斜面を崩れ落ちる雪崩現象が起きやすい。
雪崩は真冬よりも今頃のほうが規模が大きいが
今年は自然現象のみならず人間社会の世界的な
経済の雪崩現象は山の全層から雪煙を上げながら
崩れ落ちるように不況の大波は留まるをしらない。
日本の政治もどうなっていくのか。麻生内閣
支持率10%台はもはや体をなしてないが、この
不況脱出にはどの政党も妙薬の処方箋は書けない。
互いに重箱の隅をつつくような貧困な論戦よりも
いっそ大連立して国家100年の構想が欲しいもの、
政治家の利己主義はいつか日本を滅ぼしてしまう。
冬も終わりに近づいて、春が間近だというのに
政治と経済の極寒期はいつまで続くのか・・
今年の二月のカレンダーはツイタチが日曜日なので見事に四段に収まっている。
計算はしたこともないが、この組み合わせは今後何年目に巡ってくるのだろうか・・
居間の壁を飾る写真家・植村正春氏のバラのカレンダーの月々に素晴らしいのに
不況の世を忘れさせ、そのバラ色と調和された構図に、ほのかな気分で癒される。