2009-01-01から1年間の記事一覧

大阪城

NHK大河ドラマ天地人も来週で大団円だが 昨日の演題が「大阪城炎上」ということで 夏に孫を連れて大阪城に訪れたのを思い出す。 天守閣は残念ながら夏の陣で焼け落ちたが 昭和初期に再建された時にも秀吉の派手な 好みが今に伝えられ金の装飾も素晴らしい…

隠居の独り言(752)

明後日アメリカ大統領バラク・オバマが来日する。初の黒人大統領として当選し 世界の脚光を浴びたのは周知の通りだがオバマの少年時代は両親の離婚や複雑な 家族関係の苦労も多く人種間の偏見の中でゼロから叩き上げの大統領だが、方や 出迎えの日本の首相の…

森繁久彌

愛読書の一つに作家・久世光彦が森繁を書いた 「今更ながら、大遺言書」がある。久世光彦は 先に逝ったが、著書は森繁の男にとって理想の 生涯を綴られている。その軽妙洒脱な生き方は 真似は出来ないが、人生の楽しみを教えている。 映画、舞台、テレビ等で…

隠居の独り言(751)

国のリーダーの判断がシモジモの庶民の生活に影響すること著しい。先の大戦で 嫌というほど思い知らされたが、その昔17世紀初頭に起きた関が原の合戦後の 論功行賞も勝った側の東軍大名の領民は、以前とさほど生活は変わらなかったが 負けた側の西軍の領民は…

鬼怒川温泉

今は紅葉の真っ盛り、休日は鬼怒川温泉に遊ぶ。 天女の衣には縫い目が無くその事柄から技巧を 凝らさなくても自然の完成された作品のことを 天衣無縫という。天の衣は誰も見た事は無いが 自然が醸し出した錦秋の色の如く鮮やかなのか。 この時期、関東の山々…

隠居の独り言(750)

日本はどこまで国債という借金を続けなければならないのだろう。850兆円という 天文学的数字に飽き足らずまだ積み増している事実を政治家も国民も麻痺している。 借金が日本人の持つ総預金に間もなく近づく。国債を日本人が引き受けている内は まだいいがこ…

自転車

三歳になったばかりの孫姫が 補助付き自転車に乗り始めた。 一般道だと人や車で危ないが 公園では思いっきり走らせて 奇声を発して騒いでいる。 そんな風景を見て自分だって 幼い頃はそうだったのかな? 思うに良い時代になったものだ。 戦前戦中の子供の頃…

隠居の独り言(749)

NHK大河ドラマ天地人は残り三回、どの辺りで物語を終わらせるのか、興味だが、 本多政重(黄川田将也)が直江家に婿入りし名を勝吉と改めるが勝吉が心を開こうと しないのに悩むお松(逢沢りな)を、お船(常盤貴子)は時に任せればよいと励ます。 そもそ…

千葉ギターアンサンブル

土曜日は千葉ギターアンサンブルの 定期演奏会を聴きに千葉へ出かけた。 一昨年までの古巣だがメンバー達が いつも温かく接してくれて嬉しい。 クラシックギターのアンサンブルの 特徴はマイクを通さないナマの音で その音色は柔らかくて心が癒される。 育て…

隠居の独り言(748)

先日の産経新聞の記事欄から、前に新聞社の専務を務めた東川一郎という方が 今月6日に90年の天寿を全うされたが葬儀に1枚のDVDが披露されたという。 そのタイトルは「米寿プラス1 東川一郎 命ある限り 歌声は続く」・・・ 昨年3月、新宿のライブハウスで開…

Historia de un Amor

Player : Duo Amistad (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro)日本語訳は「ある恋の物語」 作者はパナマの実業家。 最愛の妻に先立たれた、悲しみの歌で 君のいない人生、これからどうして生きればいいのか・・亡き妻を偲び切々と歌う。

隠居の独り言(747)

今年の大河ドラマ「天地人」はいつもの年と違って11月に幕を閉じるらしいが ドラマのストーリーとしては関が原が終わり戦後処理で米沢に移封された時点で 上杉景勝(北村一輝)直江兼続(妻夫木聡)妻、お船(常盤貴子)たちの役割は 歴史の舞台を退いている…

千両

庭の片隅の千両は今が旬で黄色い粒が 愛らしい。万両を植えたいところだが 身分相応の千両で、猫の額の庭を飾る。 同じ実の種類に、百両・十両もあるが それぞれの格の差はどこか分からない。 千両は葉の上に実を付けで鳥に狙われ 万両の実は葉の下でしっか…

隠居の独り言(746)

マニフェストとはどういう意味だろう?広辞苑を引くと{宣言}と書かれてあった。 立派な日本語があるのにカタカナ語に転換するのは、西洋かぶれの安っぽい感じと 怪しげな気がしてならない。民主党が野党のときに政権取りの一環として公約した マニフェスト…

秋の夕暮れ

戦前の小学校の音楽の時間に歌う歌は 尋常小学唱歌で、その歌詞の文語体は 小学生の頃は意味不明だったが大人に なっても解明出来ていない場合が多い。 例えば秋になると歌う「秋の夕暮れ」 ♪花や紅葉も〜、およぶものかは〜 浦のとまやの〜秋のゆふぐれ〜・…

隠居の独り言(745)

NHK大河ドラマ「天地人」の物語は歴史的観点からは上杉景勝(北村一輝)の 米沢移封によって終わったといっていい。主役の兼続(妻夫木聡)の上杉家への 忠誠心は生涯に変わることがなかったが、歴史にイフがあったなら兼続のような 知略に優った人物が雪…

東京スカイツリー

2012年に東京墨田区に開業予定の地上デジタル 放送用タワーの建設現場はここまで進んでいる。 見た感じでは、この高さは200mぐらいか? 東京タワーの高さは333mだがスカイツリーは 自立式の電波塔としては世界一の高さ634mと いうから完成した姿は今から…

隠居の独り言(744)

靖国神社の秋の例大祭は10月17日から執り行われるが先の大戦で眠る同胞達を 忘れてはならないと思う。何かと中国や韓国に遠慮して前総理の麻生太郎を始め 代々の日本のトップは公式参拝をしなかったし今の鳩山由紀夫も行かないだろう。 大戦の主な相手は中韓…

Mis Noches Sin Ti

Player : Duo Amistad (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro)日本語訳は「君偲ぶ夜」 去っていった恋人との日々を偲び、恋々と歌う、南米パラグアイの愛の歌

隠居の独り言(743)

僅か2年前に秀吉から越後80万石から会津120万石に移されたばかりなのに 関が原で家康(松方弘樹)に反抗したため米沢30万石の減封処分を受ける。 秀吉の好意は狭い家から広い家への引越しだったが、今回は広い一軒家から 狭いワンルームマンションへの引越し…

秋の運動会

秋晴れに恵まれた日曜日は孫娘の 幼稚園の運動会でジジババも見学、 晴の運動会日和を充分に楽しんだ。 幼い子供達の喧騒は耳に心地よく どの競技も踊りも園児達が懸命に 身体を動かしているのが心に和む。 園児の中に途中で競技を止める子、 泣く子、甘える…

隠居の独り言(742)

明日は本来なら1964年10月10日に開かれた東京オリンピックを記念して 「体育の日」だが、変更されて10月第2日曜日にセット連休になっている。 オリンピック招致に東京は破れたが要因の一つに国を挙げての盛り上がりが 他の国に負けていたという。理由は様々…

Duo Amistad

昨夜は台風も去っての演奏日となったが それでも千葉京成ホテル・ミラマーレの Restaurantディスカーロに大勢のお客に 演奏を聴いていただいた。Duoの相手の Manuelさんは日系ペルーの人で才能が 豊かで楽譜は一切読まずに全てが即興で、 そのうえ、超技巧の…

隠居の独り言(741)

民主党が政権を取ってからというもの毎日、これでもかとばかりに政治の話が ニュースを賑わしている。群馬県の八つ場ダム建設中止、温室効果ガス削減、 在日米軍再編、予算全面見直し、中小企業融資返済猶予、友愛国連外交、等々 ここで考えるのはマニフェス…

Vaya con Dios

Player : Duo Amistad (Sombrero Yokoyama & Manuel Miyashiro)直訳すれば「神と共に・・」旅する人への、はなむけの言葉だが、 ひらたく言えば「気をつけて」という一般的な別れの挨拶なのだろう。

隠居の独り言(740)

関が原で、三成(小栗旬)に味方した西軍は九州の島津、西国の毛利、東北の 上杉を残して殆どの諸侯は、お家断絶を言い渡され、領地は東軍に分配された。 NHK大河ドラマ天地人「上杉転落」のストーリーは関が原の西軍敗退の後に 景勝(北村一輝)と兼続(…

東京五輪落選

2016の五輪開催地を決めるIOC総会の 投票結果は期待したが東京は3位で落選! 原因は多々あるが、でもいいじゃないか。 石原都知事やスポーツ界はガッカリだが この不況下でするべき事はいっぱいある。 結果、リオデジャネイロに決まったのは シカゴやマドリ…

隠居の独り言(739)

天高く馬肥ゆる秋、10月に入ると爽涼の日が続き夜もめっきり長くなった。 読書週間には少し早いが、俳句の季語に「燈火親し」があって、好きな本に 読み耽って時の経つのを忘れる。ご挨拶代わりにここまで書いてみたものの 最近は携帯の世になってネコも杓子…

秋の陽は釣瓶落とし

彼岸が過ぎると夕日の落ちるのが速い。 子供たちの影が徐々に長くなっていく。 昔の人は秋の夕陽は釣瓶落としという。 釣瓶とは井戸の水を汲み上げる桶だが その釣瓶を落とすとストーンと下まで 落ちていく。言葉はその感覚からだが 今ではそれを実感した人…

隠居の独り言(738)

某週刊誌に「ユニクロが栄えて日本が滅ぶ」という題名の記事が書かれてあった。 云い得て妙、日本人の得意芸のものづくりの技が惜しげも無く海外へ流れていく。 政治の世界は右系の自民から左系の民主に劇的に変貌したが、モノを作る産業は とうの昔に左系の…