2009-10-02から1日間の記事一覧

隠居の独り言(739)

天高く馬肥ゆる秋、10月に入ると爽涼の日が続き夜もめっきり長くなった。 読書週間には少し早いが、俳句の季語に「燈火親し」があって、好きな本に 読み耽って時の経つのを忘れる。ご挨拶代わりにここまで書いてみたものの 最近は携帯の世になってネコも杓子…

秋の陽は釣瓶落とし

彼岸が過ぎると夕日の落ちるのが速い。 子供たちの影が徐々に長くなっていく。 昔の人は秋の夕陽は釣瓶落としという。 釣瓶とは井戸の水を汲み上げる桶だが その釣瓶を落とすとストーンと下まで 落ちていく。言葉はその感覚からだが 今ではそれを実感した人…