Duo Amistad

harimaya2009-10-09

昨夜は台風も去っての演奏日となったが
それでも千葉京成ホテルミラマーレの
Restaurantディスカーロに大勢のお客に
演奏を聴いていただいた。Duoの相手の
Manuelさんは日系ペルーの人で才能が
豊かで楽譜は一切読まずに全てが即興で、
そのうえ、超技巧の腕前、リズムの感覚、
美しい音色は、これぞラテンの真髄だろう。
即興的な演奏は、いわゆる成り行きまかせで、その時々の気分のヒラメキで
どう進展していくのか分からない魅惑にDuoで演奏しながら自分も酔い痴れる。
それは楽譜に真剣に向き合って演奏する一般的な方法には考えられないものだ。
そもそも芸術というのは理論やキマリから生まれるものではないかもしれない。
素晴らしい音の感性に溢れ思いつきやヒラメキで指が動いているManuelさんと
Duoで演奏させてもらう喜びと幸せを一層噛みしめる。