古代・蓮の里

harimaya2012-07-09

♪ひ〜らいた、ひ〜らいた、何の花がひ〜らいた
れんげの花がひ〜らいた・・童謡に唄われる花は
春の野に咲くレンゲソウでなくハスの花だそうだ。
「泥(でい)より出でて、泥(でい)に染まらず」
汚泥の中で育ったのに信じられないほど清らかで
美しい花を咲かせる蓮はお釈迦様もお気に入りで
この世で泥の人生を送っても良い行いをした者は
清らかな蓮華の花のように極楽浄土に往生できる。
転じて一蓮托生とは事の善悪にかかわらず仲間として運命を共にすることをいう。
自らの不遇を嘆きたくなった時、この花を思い出してみるといい。いつかひらく・・


ここは埼玉県行田市の「古代蓮の里」3000年前の蓮の種が建設工事の際にたまたま
出土して自然に咲いたものを栽培しているとか、今は天然記念物に指定されている。
それにしても数千年も、じっと生きることに耐えた蓮の種の生命力には驚かさせる。