百合の里

harimaya2012-07-02

初夏を彩る百合の花を求めて群馬県太田市にある
「百合の里」を訪れた。公園内に植えられた花は
何と150万輪とかで花弁の色と香りに圧倒される。
昔は菖蒲,紫陽花、百合など梅雨時期に咲く花は
山あい等で数輪がひっそり咲いていたのだろうが
今では各地方が観光客目当てで大量に群生させて
花の観賞観も大きく違った。たしかに花の群生は
豪華なものだが、わび・さびの華道には適さない。
美女を形容する言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」があるが
芍薬のような風情で、牡丹のような華麗で、百合のような清楚な女性はいずこに?
これだけ多くの百合の美女に囲まれれば幸せ度は満腹状態で何も言うことはない。