ペペスライブ

harimaya2012-07-26

昨夜は気の合ったラテン仲間とペペスライブを堪能した。
バンドを結成して40年の経歴を持つトリオロスペペスは
日本のラテン界で長きに亘るトリオの老舗で彼らをおいて
戦後のラテンは語れない。その昔トリオロスパンチョスが
来日した時も共演して喝采を浴び、今ではレパートリーも
ラテンの他にジャンルを超えて日本の歌謡まで、その数は
300曲を超えているという。(友人のVagabundo氏の話)
それをいつでもスタンバイできるのはプロの凄さだろう。
菊地さんのレキント、南さんのギター、島さんの美声のハーモニーが見事にミキシングされ観客をラテンの世界に導く。
ラテンにどっぷりと嵌っている自分が言うのも今更だがラテンの恋の歌の殆どは男性が女性に振られての泣き節が多く
ラテンの男は実に情けない。日本の歌謡曲の女性の恨み節と対比される。文化の違いを音楽を通して垣間見る気がする。