建国記念日

♪雲にそびゆる高千穂の高根おろしに草も木も 
なびきふしけん大御代を仰ぐ今日こそ楽しけれ♪
私が小学校のころ、明治節天長節と並んで最も重要視された
祝日の紀元節はどの家にも日の丸が掲げられ子供心にも日本人として
生まれた幸せや学校からいただく紅白のお饅頭が楽しみだったのは今も蘇る。
昭和15年には紀元2600年祭が行われ日本中が沸いたが、それは初代神武天皇
即位された年なのだそうだが、其の後の研究では科学的根拠がなく議論は尽きないが、
思うに弥生人(渡来した人)が日本列島に押し寄せたのがこの頃で、当時住んでいた
縄文人を追い出して定着するようになった。私たちはその子孫である可能性が高い。
15世紀以降アメリカ大陸に白人が上陸してインディアンを迫害したのととても似ている。
小学校の頃は神話の話しを教えられ、単純に高千穂の神武即位を信じたものだったが、
それは伝説的なフィクションとしても人種の入れ替わりは事実なのだから、あながち
架空の出来事とも思えない部分もあって歴史とは面白いと再認識する機会の記念日だった。